退化/Devolve
《退化/Devolve》はシャーマンのレア・呪文カード。
種族 | テキスト |
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すべての敵のミニオンをコストが(1)少ないランダムなミニオンに変身させる。 |
入手法 †
仁義なきガジェッツァンカードパック、作成、闘技場の報酬で入手できる。
作成に必要な魔素は100で、還元で手に入る魔素は20。
ゴールデンカードに必要な魔素は800で、還元で手に入る魔素は100。
注意点 †
- 各0マナミニオンや溶岩の巨人/Molten Giant等コストが(1)低いものが存在しないミニオンについては、退化をかけても変身しない。
- 体力の回復やバフの解除もされない。
- 長らく11マナミニオンが存在しなかったため、山の巨人/Mountain Giant、魔力の巨人/Arcane Giant等も同様の状況にあった。現在は豪雪の巨人/Snowfury Giantの登場により、変身するようになった。
戦略 †
進化/Evolveとは対になる、シャーマンの特殊な呪文。
基本的には呪術/Hexなど、変身系除去に近い使い方となるが、対象が敵ミニオンの全てである点がユニークである。
一つの使い方は、単純な全体弱化として。ただしスタッツの弱体化は運次第で、能力も含めて特に高マナ域では一難去ってまた一難となりやすい。
進化の裏返しであるが、スタッツは低いが強い雄叫びを持つミニオンが多い場合などでは逆に相手の盤面を強化してしまう事にもなりかねない。
もう一つの使い方は、疑似的な沈黙+復活妨害。断末魔やバフ、挑発や全体強化などやっかいな能力を解除できる。ただしこれも、変身後が似た様な能力を持っているという裏目がある点には注意。
スタンダード/ワイルドを問わず多くのデッキに効果的であり、シャーマンデッキの多くに採用されている。
スタンダードでドルイドが流行っていた頃は、蓮華紋/Mark of the Lotusによる全体バフの解除や、動き回るマナ/Living Manaや拡がりゆく虫害/Spreading Plagueのトークンへの回答として活躍していた。
退化が効果的な状況 †
- 大きく育ったエドウィン・ヴァンクリーフ/Edwin VanCleefやクエスト中の冒険者/Questing Adventurerのバフを解除
- マーロックの戦隊長/Murloc Warleaderや南海の船長/Southsea Captainの全体強化を解除
- 飛刀手流忍者・六丸/Finja the Flying Starなどの隠れ身持ちを妨害
- 動き回るマナ/Living Manaのマナトレントの断末魔を解除
- 七つの鯛罪/Anyfin Can Happenや頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptorを妨害
注意すべきミニオン †
マナコストに対して強力なカード
- アース・エレメンタル/Earth Elementalや炎まとう無貌のもの/Flamewreathed Facelessなど、オーバーロードを持つもの
闘技場(Arena) †
手が付けられなくなったミニオンに対して使える間接的な除去。
呪術が取れておらず、除去が不足しているのであればピック候補。
構築と違い、これで弱らせたミニオンに全体除去を使ったりという事は難しい。
コンボ †
- 3マナミニオンを退化させて終末予言者/Doomsayer。盤面クリア。
- 4マナミニオンを退化させてモグリの薬屋/Unlicensed Apothecary。退化による変身でも能力が発動するため最大5点*6=30点。
デッキ †
メモ †
イラストで退化しているのは、ガジェッツァン各陣営のボス。
左から《ドン・ハン=チョー/Don Han'Cho 》《アヤ・ブラックポー/Aya Blackpaw
》《カザカス/Kazakus
》の成れの果て。
- それぞれマルチクラスのカードなので、普通はこの三体が横に並ぶことはない。多分、事前に《進化/Evolve
》か退化していたんだろう。
パッチ修正 †
フレイバーテキスト †
- 日:ラグナロスは己を見下ろした。その体は、戦のゴーレムのような姿に変化していた。
「我に何をした!」しかしその叫びもまた、歯車の軋るような声に変っていた。彼はすすり泣き始めた。 - 英:Ragnaros looked down. He looked like some kind of War Golem. "WHAT HAVE YOU DONE TO ME," he yelled.
But all that came out was a deep grinding sound. He began to cry.
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