山の巨人/Mountain Giant
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《山の巨人/Mountain Giant》は中立のエピック・ミニオンカード。
コスト | 名前 | 種族 | レアリティ | テキスト |
---|---|---|---|---|
12 | 《山の巨人/Mountain Giant》 | エレメンタル | (8/8) このカード以外の自分の手札1枚ごとにコストが(1)減る。 |
入手法 †
クラシックカードパック、作成、闘技場の報酬で入手できる。
作成に必要な魔素は400で、還元で手に入る魔素は100。
ゴールデンカードに必要な魔素は1600で、還元で手に入る魔素は400。
メモ †
巨人 †
いずれも非常に高いコストと8/8スタッツ、コスト軽減の能力を持つエピックであり、カード名が「~~の巨人」である。
英名で"Giant"と付くカードは他にもあるが、それらは「巨大~~」と和訳されて区別されている。
- 《海の巨人/Sea Giant》(クラシック、中立)
- 《山の巨人/Mountain Giant》(クラシック、中立)
- 《溶岩の巨人/Molten Giant》(クラシック、中立)
- 《ゼンマイ仕掛けの巨人/Clockwork Giant》(ゴブリンvsノーム、中立)
- 《霜の巨人/Frost Giant》(グランド・トーナメント、中立)
- 《魔力の巨人/Arcane Giant》(ワン・ナイト・イン・カラザン、中立)
- 《豪雪の巨人/Snowfury Giant》(凍てつく玉座の騎士団、シャーマン)
- 《マナの巨人/Mana Giant》(激闘!ドラゴン大決戦、メイジ)
- 《肉の巨人/Flesh Giant》(魔法学院スクロマンス、プリースト・ウォーロック)
- 《ナーガの巨人/Naga Giant》(深淵に眠る海底都市、中立)
- 《縫い目の巨人/Stitched Giant》(コアセット、デスナイト)
戦略 †
- 自分の手札の数だけコストが軽減される巨人。
- 10枚フルに溜めれば9マナ軽くなって3マナ8/8。一方で(山の巨人以外に)最低2枚無いと11マナを超えるため、使用自体が不可能となる。
- ターン開始時のドローがあるため、基本的に手札の枚数とは1ターンに1枚ずつ増えて行くものである。
- ただし、普通はその手札をミニオン展開や敵ミニオンの除去をするために消費していく。極端な事故でも無ければ、せいぜい初手の3(4)枚から数枚増えた5~6枚程度で留まる事が大半だろう。
- 手札を溜めると言えばコントロールデッキが考えられるが、敗北しない様に盤面を維持しつつ手札を例えば9枚とか10枚まで増やすと言うのは、非常に困難である。8/8のスタッツは魅力的だが、もっと使い易くて総合的に優れたカードはいくらでもあるだろう。
- ウォーロックのヒロパとは非常に相性が良く、ヒロパを連打してこのカードを出すことがハンドロック及び偶数ウォーロックの基本戦術である。
- 手札を消費せずヒロパドローに徹した場合、4ターン目に8/8を出せる。これや《トワイライト・ドレイク/Twilight Drake》
に挑発(Taunt)を付ける等して序盤失った盤面を取り戻すのが、これらのデッキの勝ちパターンの一つだ。
特に偶数ウォーロックは後攻限定で3ターン目に出せるのは圧巻の一言。 - 軽減条件が相手の動きに依存しない事、また特定のカードを引けるかどうかに依存しない事から、最適化されたデッキでさえあれば安定した活躍が見込める。
- 曲者揃いの巨人シリーズの中では、《海の巨人/Sea Giant》
や《魔力の巨人/Arcane Giant》
に次いで使い易い部類に入ると言えるだろう。
- 手札を消費せずヒロパドローに徹した場合、4ターン目に8/8を出せる。これや《トワイライト・ドレイク/Twilight Drake》
- エコーメイジのように《メディヴの残響/Echo of Medivh》
や《複製/Duplicate》
で手札を抱えるタイプのコントロールメイジにも採用されることがある。
- レノロックが拡張パック仁義なきガジェッツァンにてAoEを数多く手に入れた為、手札を溜め込みやすくなり扱いやすくなった。
- コントロール力よりバリューを重視する際も手札が貯まりやすく入れやすい。本命フィニッシャーを出す前の避雷針として活躍する場合も。
- 後のアップデートで種族:エレメンタル(Elemental)が追加された。
- 元々エレメンタルデッキは手札が増えやすいことからこのカードとは高相性。
- 《カリモスの下僕/Servant of Kalimos》
から発見(Discover)できることも有り、環境によっては巨人を連打できることも少なくなかった。
- 長きにわたりエレメンタル(Elemental)系デッキやハンドロック等で君臨し続けたが、フェニックス年の到来と共に栄誉の殿堂入りを果たす事となった。
- クラシック自体がスタン落ちした後のワイルド環境でも相変わらず序盤から手札を溜めるようなデッキに採用されることが多い。
闘技場(Arena) †
- 闘技場(Arena)では使いづらい部類に入る。
- というか出せないこともある。選ばないように。
コンボ †
パッチ修正 †
- Alpha patch 2 (2013-08-12): 攻撃力と体力を10から8に。
- Patch 11.4 (2018.07.11):種族エレメンタル(Elemental)が追加。
- Patch 17.0.0.44222 (2020-03-26):栄誉の殿堂入り
フレイバーテキスト †
- 英:His mother said that he was just big boned.
- 日:ヤツの母ちゃんの言うことにゃ、ヤツはぽっちゃり体型なだけらしい。
コメント †
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「ことばは宙に舞い、思いは地に残る」―― ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」
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