ン=ゾスパラディン
ン=ゾスパラディンは、パラディンのコントロールデッキ。
レシピ
デッキ概要
盤面クリア能力とミニオンの無力化、回復に優れたコントロールデッキ。
対アグロ、対クトゥーンとして回答となるデッキ。
全体除去や回復によってアグロに有利、大型ミニオンの復活によってコントロールにも有利。しかし、プレイングが難しくコントロールの戦い方を理解していないと勝ちづらい。
相性
- アグロに有利
- ローグなど瞬間火力系に不利
戦略
序盤はヒーローパワーなどを使い相手から展開させ、中盤はデバフ(debuff)や除去によって盤面を無力化、クリアし終盤につなげる。
終盤は盤面を無力化/クリアした後に中大型の断末魔ミニオンを展開して盤面をとり、相手の大型を無効化したりトレードして手札を枯渇させたのち、《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》 にてミニオンを大量展開して押し切る。
キーカード評価
《禁じられし癒し/Forbidden Healing》
:最大20点の回復を可能にするカード。アグロに強く、このデッキの耐久力を底上げしてくれる。ちなみにミニオンも回復できる。
《平等/Equality》
:大型を並べられた時に使用し盤面をクリアするスペル。、《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer》 や《聖別/Consecration》 とのコンボは強力なボードクリア能力を持つ。
《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer》
:《平等/Equality》 と組み合わせて4マナ全体除去コンボとなる。また、《聖別/Consecration》 と組み合わせると敵全体に3点ダメージのコンボになる。先に《聖別/Consecration》 を単体で使ってしまった時に《平等/Equality》 のオールクリア要員として役立つため取っておきたいが、相手の手札が少なくボードが空の時に普通に3/2ミニオンとして出すこともある。
《終末予言者/Doomsayer》
:序盤のボードクリアに大きく貢献するカード。また盤面をクリアした後に残ったマナで召喚すると除去札がない場合は相手のテンポを崩すことができ、こちらから先に展開できるようになる。
《アルダーの平和の番人/Aldor Peacekeeper》
:相手を無力化するデバフ(debuff)。このデッキは中型ミニオンを除去する手段が豊富なので、よほど邪魔なミニオンでなければ出さずに《トゥルーシルバー・チャンピオン/Truesilver Champion》 など他の手段で除去したほうが良い。大型ミニオンの攻撃力を1にするために使うのが基本。
《大地の円環の遠見師/Earthen Ring Farseer》
:アグロに強い3マナミニオン。ミニオンも回復できるため、汎用性の高さから採用される。
《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》
:ドローソースその1。《アルダーの平和の番人/Aldor Peacekeeper》 や《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer》 とシナジーがある。また上記の理由より相手側からすれば放置しづらく、3点除去の対応を迫るという使い方も存在する。
《トゥルーシルバー・チャンピオン/Truesilver Champion》
:言わずと知れたパラディンを代表する武器の一つ。4マナで4点ダメージの除去が2回も使える上に回復能力も備えており、中盤の盤面を取りやすい。《ウルダマンの番人/Keeper of Uldaman》とのシナジーが特に強力で、スタッツに依存しない単体除去ができる。
《聖別/Consecration》
:ベーシックな全体除去。アグロ相手には単なる全体2点の除去として使ってもいい。基本的には《平等/Equality》 や《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer》 と組み合わせて使う。
《ウルダマンの番人/Keeper of Uldaman》
:大型ミニオンを3/3にするデバフ(debuff)持ち。このデッキに関して言えば自分の《シルバーハンド新兵/Silver Hand Recruit》 を3/3にするような使い方はあまりしない。(相手に6/3がいてこっちに動ける1/1がいる時などは使用する場合もある)基本的に4枚の無力化ミニオンは全て相手の大型に打つと考えていい。
《黄昏の鎚の召喚師/Twilight Summoner》
:ン=ゾスで蘇る断末魔ミニオンその1。蘇った時にオールクリアされても5/5が生き残るところが頼もしい。単純にテンポカードとして使っても強いが、放置された場合のスタッツが頼りないため《ウルダマンの番人/Keeper of Uldaman》や《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer》等でケアができると心強い。
《しめやかな通夜/Solemn Vigil》
:ドローソースその2。全体除去で消費した手札の補充や、ミニオン同士のトレード後にマナを踏み倒してプレイするのが理想。コントロール合戦の場合はそのまま使用することも。
《タスカーの槍試合選手/Tuskarr Jouster》
:5マナ5/5に加えて7点回復。元々このデッキは豊富な回復カードが存在するが、こちらのデッキに大型ミニオンが多くジャウスト勝負に勝ちやすいため採用される。
《狂闘品のヒールロボ/Corrupted Healbot》
:ン=ゾスで蘇る断末魔ミニオンその2。相手を8点回復させるデメリットを持つものの、5マナ6/6というスタッツの高さを誇るため採用される。
《ケーアン・ブラッドフーフ/Cairne Bloodhoof》
:ン=ゾスで蘇る断末魔ミニオンその3。自身の効果で一回蘇るため盤面に残りやすく、相手に重めの除去を強いることができる。また《埋葬/Entomb》 等の確定除去を使わせることで、後述の強力な断末魔ミニオンを通りやすくするという使い方も存在する。
《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》
:ン=ゾスで蘇らせたいミニオンその4。その効果から元々コントロールデッキ自体と相性が良いため採用される。ン=ゾスで蘇らせた際は相手の行動を大きく阻害できるため、対応札を握っていない場合はそのままゲームエンドに持ち込むことができる。
《按手の儀式/Lay on Hands》
:ドローソースその3。8点の体力回復&3枚ドローはシンプルに強力であるが、8マナと重くそのターンは盤面に干渉できない弱点をもつ。そのためレイトゲームになりやすい対コントロールでよく採用される。ミニオンの体力も回復できることも頭の片隅に入れておきたい。
《ティリオン・フォードリング/Tirion Fordring》
:ン=ゾスで蘇らせたいミニオンその5。パラディンを代名詞であるこのカードが蘇るからこそこのデッキが誕生したと言っても過言でないくらい、爆発的なアドバンテージを持つ断末魔ミニオン。確定除去を有していないヒーローが相手の場合はこのカードに対して数枚の除去を使わせることができ、疲弊したところをン=ゾスで蘇生しゲームエンドに持ち込むことができる。逆に《動物変身/Polymorph》 や
《埋葬/Entomb》 を受けてしまうと一気にン=ゾスの脅威が減ってしまうため注意。
《光の王ラグナロス/Ragnaros, Lightlord》
:実際に使用してから強さが際立った大型ミニオン。ランダムではあるが、毎ターン8点回復は本家のカード同様大きなアドバンテージを生み出す。また自身も攻撃することができ、8点でミニオンを攻撃した後自身を回復する動きはシンプルに強い。
《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
:このデッキのフィニッシャー。《ティリオン・フォードリング/Tirion Fordring》 や《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 を蘇らせることができる超アドバンテージカード。自身も5/7と無視できないスタッツを誇る。
マリガン
対アグロ
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