シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner
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遊びに付き合う暇はないわ
《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》は中立のレジェンド・ミニオンカード。
コスト | 名前 | 種族 | レアリティ | テキスト |
---|---|---|---|---|
6 | 《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 | アンデッド | (5/5) 断末魔:ランダムな敵のミニオン1体を味方にする。 |
入手法 †
クラシックカードパック、クラフト、闘技場(Arena)の報酬で入手できる。
栄誉の殿堂入りしたため現在はクラフトでのみ入手できる。
クラフトに必要なダストは1600で、ディスエンチャントで400ダスト手に入る。
ゴールデンカードはダストが3200必要で、ディスエンチャントで1600ダスト手に入る。
戦略 †
※マンモス年(2017)スタンダードの導入とともに栄誉の殿堂入りした。
- 6マナ5/5とスタッツ自体はイマイチだが、これ1枚で相手を詰ませる事すら可能な非常に強力な能力を持つパワーカード。殿堂入り前の構築ではあらゆるコントロールデッキに採用されてきた。
- またあらゆる《クトゥーン/C'Thun》
デッキ、《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》
デッキへの強力なメタでもある。
- またあらゆる《クトゥーン/C'Thun》
- ランダム対象とはいえ、プリーストの最終奥義である10マナ《精神支配/Mind Control》
を搭載していると考えればその脅威は測り知れない。AoEでは対応しきれない、ミッドレンジ~コントロールの様な大型ミニオンを並べてくるタイプのデッキ、《マリゴス/Malygos》
のような特定レジェンドをキーカードとするデッキにとってはこれ以上恐ろしい存在はないであろう。
- とにかく1マナ少ない程度のスタッツでこの強力な能力である。相手の2マナを奪っただけでもテンポ&カードアドバンテージは十分稼げているし、不利なトレードを強要させる時点でもボードアドバンテージを稼いでくれる。ただしフェイス系列にはまず腐るので注意。
- 主な使い方は下記の3つ。
- 沈黙(Silence)などを嫌い、出したターンに《密言・死/Shadow Word Death》
や《シールドスラム/Shield Slam》
、《転生/Reincarnate》
等をかけてさっさと自分で始末してしまい、彼女の断末魔(Deathrattle)によって敵を奪うという使い方。
- 安全かつ強力だが、2枚消費することには注意。それでも大抵《精神支配/Mind Control》よりはマナコストは安く済む(ただし他にミニオンが居ると博打になってしまう)
- 盤面を奪っている間に出し、相手をけん制する。相手からすれば5/5は放置できず何らかの対策がいるが、大きなミニオンを出しても奪われるだけなので、対抗手段を限定することが出来る。
- ただしスペルで除去されることが非常に多く、能力が無駄になりやすい。しかしうまく決まればこのカード1枚で相手を半ば詰み状態にすることができる。
- ミニオンの殴り合いに参加させるために5/5を出す使い方もある。5/5なので戦闘能力は十分で、更に相手は調整してこのカードを倒す必要があるので結果的に有利なトレードを強制することができる。
- 出すターンに、相手がどのように処理して、結果的にどれだけアドバンテージを得られるかを逆算する必要があり、非常に難しい使い方と言える。場のミニオン全部をきれいに特攻させられて結局何も奪えないというのもありがち。不用意な出し方をすると特によく起こる。
- うまく決まれば圧倒的不利な状況から大逆転することも可能だが、綺麗に処理されると6マナ5/5というスタッツの悪さが響いて押し込まれることも。
- 沈黙(Silence)などを嫌い、出したターンに《密言・死/Shadow Word Death》
- 断末魔(Deathrattle)故に沈黙(Silence)が天敵である。また返しのターンにシルヴァナスを出し返された場合の相打ちは危険(下記のメモ参照)。
- 相手のミニオンと自分のミニオンを相殺し合うテンポ系デッキではあまり採用されない反面、コントロールデッキの6マナ帯行動としては非常に強力。
- 相手の盤面に小~中型ミニオンが並び、こちらの場が空になる展開が多い対ミッドレンジ戦の6マナで出すと、相手は場のミニオンをシルヴァナスに不利なトレードになる様に特攻させてから7マナミニオンを出すことになり、この7マナミニオンを除去されれば敗色濃厚である。
- ここでシルヴァナスを無視してフェイスに特攻、7マナを出してしまうとAoEで小型排除+シルヴァナスで7マナミニオン排除&生き残った中型ミニオン強奪で根こそぎ持っていかれてしまうことも。それでなくともシルヴァナスを絡めた強力なコンボがコントロールには多い。
闘技場(Arena) †
- 闘技場(Arena)でも最強のカードのうちの1つ。除去が少なくミニオンを奪いやすい。
- しかしあくまで5/5で、戦闘力は6マナとしては見劣りする。闘技場(Arena)では攻撃力5、体力が5以下の相打ちにできるミニオンも多いので注意。
コンボ †
- 《転生/Reincarnate》
:簡易《精神支配/Mind Control》
。シルヴァナスが蘇ってくるのがイヤらしいところ。敵が1体しかいない時に使いたい。
- 《死にまね/Play Dead》
:1マナ足すだけで即座に1体奪える。
- 《影の炎/Shadowflame》
:弱いミニオンを全滅させ、強いミニオンを奪い取る。
- 《乱闘/Brawl》
:ウォリアー限定だが確殺。例え他ミニオンが残ってもすぐさま奪い取る。
- 《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
:もう一回使えるドン!
- 《墓のルーン/Grave Rune》
:プリースト限定。合計10マナだが、シルヴァナスが3体に増える悪夢。
メモ †
- シルヴァナス同士を打合せて相打ちにした時、先に能力が発動するのは先に出したシルヴァナスである。
- 例えば「自分→相手の順でシルヴァナスを出し、シルヴァナス以外には敵ミニオンだけがいる」といった状況で相打ちすると、奪ったミニオンが即座に奪い返されて終わる。
- 同じ状況で相手→自分の順だった場合、相手の効果は空振りして一方的に奪える。
- 例えば「自分→相手の順でシルヴァナスを出し、シルヴァナス以外には敵ミニオンだけがいる」といった状況で相打ちすると、奪ったミニオンが即座に奪い返されて終わる。
- 2019/10/08に《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》
や《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
と共に一時的にスタンダードに復帰する事が決まった。
自由帳 †
- アンデッドの勢力のひとつ、フォーセイクン(WoWでプレイヤーが選べるアンデッド)のリーダー。
- 三次大戦、アーサス王子率いるアンデッド軍相手にハイエルフレンジャーの司令官として勇敢に立ち向かうが、負けてアンデッド化してしまう。
- その後リッチキング/The Lich Kingのパワーが弱まった時、仲間のバンシーと共に反乱し独立を勝ち取りフォーセイクンという勢力を立ち上げた。
(WoWより)
- ハンターのヒーロー、長姉アレリア・ウィンドランナー/Alleria Windrunner、シルヴァナス・ウィンドランナー、《ローニン/Rhonin》
の妻である末妹《ヴェリーサ・ウィンドランナー/Vereesa Windrunner》
の三姉妹の2人目。三姉妹そろってレンジャーであり、生前のシルヴァナスは司令官を務めていた。
- リッチキング/The Lich Kingによって殺され、肉体のないバンシーにされて支配された。その後に支配を逃れ、体を取り返して実体あるアンデッドとなり、開放したアンデッドたちを率いて反乱を起こしてフォーセイクン勢力のリーダーとなる。この「アンデッドの女王」「反乱軍」というWoWでの活躍がアルファ版及び現在のカードの能力に反映されている。
- WoW世界ではホード陣営のフォーセイクンの首都アンダーシティ最奥部におり、開始時に種族(Race)でアンデッドかブラッドエルフを選ぶと序盤から会いに行ける。お薦めはブラッドエルフ。Lv15のクエストで、アレリアからシルヴァナスに贈られたネックレスをかつてのウィンドランナー一族の居城で発見し、シルヴァナスに届けるというものがある。受け取ったシルヴァナスは、「二度と見つからないと思っていたのに…」と言いかけておいてまわりを気にして「こんなもので私が喜ぶとでも思ったのか?」「(ネックレスを投げ捨てて見せ)こんなものは何でもない。早く帰れ」といって追い出すような素振りも見せるが……?
- World of Warcraft: Legion(2016年)で、焦熱の軍団との戦いで戦死した《ヴォルジン/Vol'jin》
に指名されて後を引き継ぎ、ホードの戦長となった。
- World of Warcraft: Shadowlands(2020)では3代目リッチキングと交戦しその兜を破壊、Shadowlandへの門を開ける所が確認されている。
パッチ修正 †
- 初期: 全てのカードを捨てる。3/3のskeletonを5枚手札に加える。 [5 mana, 5 attack, 5 health, legendary][1]
- 不明なアルファパッチ:能力を「断末魔(Deathrattle):対戦相手のミニオンを無作為に1体選ぶ。そのコントロールを奪う」に変更。
- Patch 1.0.0.4458 (2014-1-16):コストを5から6へ。
- パッチ25.0(2022-11-30):種族にアンデッドを追加。
フレイバーテキスト †
- 英:Sylvanas was turned into the Banshee Queen by Arthas, but he probably should have just killed her because it just pissed her off.
- 日:アーサスはシルヴァナスをバンシー・クィーンに変化させたが、一思いに殺しておくべきだった。手間ヒマかけた結果、彼女を怒らせただけだったからな。
コメント †
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「ことばは宙に舞い、思いは地に残る」―― ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」
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