リッチキング/The Lich King
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《リッチキング/The Lich King》は中立のレジェンド・ミニオンカード。
コスト | 名前 | レアリティ | テキスト |
---|---|---|---|
8 | 《リッチキング/The Lich King》 | (8/8) 挑発、自分のターンの終了時、ランダムなデスナイトカード1枚を自分の手札に追加する。 |
デスナイトカード †
《対魔法障壁/Anti-Magic Shell》 全ての自分のミニオンに+2/+2と「呪文とヒーローパワーの対象にならない」を付与する。 | 《抹殺/Obliterate》 ミニオンを破壊する。その体力と同じ数のダメージを自分のヒーローが受ける。 | 《死の螺旋/Death Coil》 敵に5ダメージを与える。または味方を5回復する。 | 《フロストモーン/Frostmourne》 断末魔:この武器で破壊した全てのミニオンを自分の場に召喚する。 |
《破滅の契約/Doom Pact》 全てのミニオンを破壊する。破壊した数と同じ枚数だけ自分のデッキを上から破棄する。 | 《死の掌握/Death Grip》 対戦相手のデッキからランダムで1枚のミニオンを奪い、自分の手札とする。 | 《死者の軍団/Army of the Dead》 自分のデッキの上から5枚を破棄する。破棄されたカードにミニオンが含まれていれば、それを全て召喚する。 | 《死と腐敗/Death and Decay》 全ての敵に3ダメージ与える。 |
入手法 †
凍てつく玉座の騎士団カードパック、作成、闘技場の報酬で入手できる。
作成に必要な魔素は1600で、還元で手に入る魔素は400。
ゴールデンカードに必要な魔素は3200で、還元で手に入る魔素は1600。
みんなの評価投票 †
このカード、強い?
41%☆☆☆☆☆ 環境を変えるほど強い。メタの中心にいる
42%☆☆☆☆ 文句なく強い。デッキによく入る
13%☆☆☆ 強い。デッキに入ることもある
02%☆☆ 普通。環境によってはチャンスもある
02%☆ 弱い。使われない
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戦略 †
凍てつく玉座の騎士団の看板と言える強力なフィニッシャー。
8マナ8/8は十分なスタッツで、挑発があるので無視してフェイスを詰めることもできない。即座に処理されてもデスナイトカードを1枚残せる上に、ターンが回ってきたら更なるアドバンテージが得られる。
得られるカードはいずれもコスト不相応に強力であるが、デメリットとして自身のライフやデッキを犠牲にするものが混在している。
自身のミニオンを参照する呪文もあるため、ミニオンの比率が高く、ファティーグと縁が遠いデッキほど相性が良く、更にライフの損失をカバーできると望ましい。挑発シナジーや《ドラッカリの呪い師/Drakkari Enchanter》とのコンボも狙える。
相手からするとデスナイトカード8枚全てをカバーする事はほぼ不可能で、最悪特定の1枚で詰む可能性や逆転される可能性もあることから、全力で排除しないと非常に危険。
どれを引いたかわからない限り、うかつに動けないのは厄介である。その為ブラフとして温存しておくのも戦術の一つ。
多少の癖はあるもののそれを凌駕するカードパワーを持っており、実装からしばらくは、往年の《ドクター・ブーム/Dr. Boom》よろしくアグロを除く殆どのデッキに積まれ、このカード(や《ボーンメア/Bonemare》など)の為に挑発メタの《黒騎士/The Black Knight》を入れるデッキもあった。
現在は実装直後に比べてだいぶ採用率が落ちてしまった。たしかにパワーカードではあるが、特定のカードとシナジーを形成するわけではないため、デッキスペースが足りない場合はどうしても外されがちになってしまう。とはいえ強力なカードであることに変わりはなく、ミッドレンジからコントロールにかけての多くのデッキで採用されている。
ワイルドでも通用するカードパワーである。《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》や《ケルスザード/Kel'Thuzad》という強力なライバルこそ存在するものの、挑発が優先されるデッキ・環境では十分採用の余地がある。
デスナイトカードの評価 †
- 《対魔法障壁/Anti-Magic Shell》
全体に+2/+2バフ。追加効果を加味すれば4コスト&カード1枚でこの上昇値は破格。ヒロパと呪文による処理が不可能になるため、大型ミニオンの弱点である確定除去をカバーする使い方もある。もちろん横に並んだ盤面で使用すれば、確定除去AOEがない限りそのままゲームエンドへと直行する。
- 《抹殺/Obliterate》
確定除去。3マナ相当軽くなった代わりに、体力分のダメージを受けてしまう。反動ダメージが大きいもののコストの軽さゆえに同時にミニオンを展開することが可能であり、盤面を取り返すのにもってこい。
- 《死の螺旋/Death Coil》
2マナ相当軽くなり、5点ダメージか5点回復を選択可能な扱いやすいスペル。相手フェイスにも撃てるし、自ミニオンも回復可能と小回りが効く。汎用性が高い。
- 《フロストモーン/Frostmourne》
5点×3を盤面にバラ撒きつつ、武器自身の断末魔で10マナの《精神支配/Mind Control》×3を発動。小型ミニオンを破壊しつつ奪うだけでも十分に強いが、相手の大型ミニオンを奪うことができればほぼ勝負が決まる。ただし大型を殴り続けると自分のライフが持たないので、何らかの回復手段は欲しい。武器の重ね発動で即座に断末魔を発動できることは覚えておくと良い。
単純に相手フェイスを殴り続けて7マナ15点と考えても良い。
本体マナコストが重く、効果も遅効性で急場しのぎには向かないがバリューは抜群に高い。
- 《破滅の契約/Doom Pact》
3マナ相当軽くなった盤面全破壊スペル。デッキを削ってしまうためコントロール対決だとやや扱いにくいが、ボードが敵ミニオン1体の状況で確定除去として使うのも手。アグロやミッドレンジはこれ一枚で詰ませることも可能。5マナと軽いので、破壊しつつ自ミニオンも展開出来る点が強力。ドローではなく除去なのでファティーグ状態で撃った場合でもダメージを受けない。
- 《死の掌握/Death Grip》
相手のデッキからミニオンを『奪う』ので、相手のデッキからミニオンが消えるのがポイント。コントロール対決であれば相手のリソースを削ることができる。また、クエストメイジやマリゴスデッキなど特定のカードに依存するデッキはこのカード1枚で詰ませられる可能性がある。特にこれらのデッキはミニオンの数が少ないので非常に有効。
- 《死者の軍団/Army of the Dead》
《ヴァリアン・リン/Varian Wrynn》と似た効果を持つ。6マナで最大5体のミニオンが並ぶのは文句なしに強力。また相手のライフもこちらの手札も残り少なく、最後の一押しが欲しい時にも有効。
ミニオンが多く含まれているデッキやミッドレンジ等であれば迷わず使っていけるが、スペルやキーカードがまだデッキに多く眠っている場合は悩みどころ。特にコントロールデッキ対決だとデッキリソースを5枚も削ってしまうのは厳しい。
ドローではないため、この効果によりファティーグを起こすことはない。
- 《死と腐敗/Death and Decay》
《聖別/Consecration》と《地獄の炎/Hellfire》のいいとこ取りをして更にコストまで下がった非常に扱いやすいAoE。相手のみ、かつ相手フェイスにも3点ダメージが入る上、3マナというコストの軽さから取り回しが良い。
闘技場(Arena) †
8/8挑発だけでも強く、テンポの取り合いとミニオン同士のぶつかり合いが基本の闘技場ではどのカードも扱いやすい。マストピック。
コンボ †
デッキ †
メモ †
- ウォークラフト世界の歴史を通じてリッチキングとなった人物は複数いるが、このリッチキングはアーサス・メネシル。
- ハースストーンのヒーロー達をデスナイトに変貌させた張本人。
- 《鉄の樹皮の守り手/Ironbark Protector》の上位互換。
- ゴールデン版《死の掌握/Death Gripp》で相手のデッキの非ゴールデン版カードを盗んだ場合、ログでは盗んだカードがゴールデン版で表示されるが、実際に手札に加わるのは非ゴールデン版である。
- ハースストーン公式LINEアカウントで2018年3月2日から3月11日にかけて行われた「マンモス年 ハースストーン人気カード投票 」では6位を獲得した。公式サイト
パッチ修正 †
フレイバーテキスト †
- 日:「我を成す全て、即ち憤怒、無慈悲、復讐、攻撃力8――それらを汝に授けよう、我が選ばれし騎士よ。」
- 英:"All that I am: anger, cruelty, vengeance, 8 attack - I bestow upon you, my chosen knight."
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