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レクサー/Rexxar

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レクサーハンターのヒーロー。
声優は加藤亮夫。

概略

  • ドラノール出身。
  • 放浪の獣使い。相棒のクマの名はミーシャ。
  • オークとオーガのハーフ。種族はハーフ・オーク、またはハーフ・オーガである。
  • 父レオロックスは平和主義団体モクネイサルのリーダー。

ストーリー

アゼロスを訪れるまで

レクサーはオーガの立派な体躯を持つ獣使い(ビーストマスター)。相棒は黒狼のハラサ。
平和主義団体モクネイサルの指導者である父を持つレクサーは彼らと共に成長した。
しかしレクサーはモクネイサルの在り方に疑問を持っていた。
純血のオーガとオークはハーフが多く所属するモクネイサルを「半端者の集まり」と小馬鹿にしていたのである。
迫害を受けつつもドラノールに留まり続ける事に意味を見出せず、納得のいかない日々を過ごしていた。

そんな彼に転機が訪れる。悪魔の血を飲んだオーク達がアゼロスに侵攻する事になったのである。
モクネイサルの未来は新天地にこそある・・・そう信じたレクサーは父の反対を押し切り、共にダークポータルをくぐりアゼロスに向かう。
その後、参戦した第二次大戦はグルダンの抜け駆けなどの内輪揉めによって失敗。
一度ダークポータルをくぐりドラノールに戻ったようだが、ホード参加時点で勘当されたため父の下には戻らなかったらしい。

その後、ネルズールがダークポータルを開いた際、ガロッシュの父グロマッシュらと共に再びアゼロスへと渡る。
この時めちゃくちゃに開かれたダークポータルの反動がドラノールを破壊しつくし、レクサーは故郷を失う事になる。

ホードの一員としてポータル護衛の任務に就いたレクサーだったが、争いの絶えない世界に嫌気がさし始める。
容赦なく攻めて来るアライアンスの攻撃は熾烈なものであり、ホードは敗北。とうとうダークポータルを破壊されてしまう。
そして傷ついたオークのウォーロックが自身の傷を癒すためレクサーに生命吸収を放った時、ハラサが身代わりとなって死亡する。
激昂したレクサーはそのウォーロックを殺害。グロマッシュに惜しまれつつもホードから脱退する。
こうして彼は荒野をさまよう孤独な狩人となった。

スロールとの出会い

小競り合い、冷酷さ、裏切り、騙し合い・・・汚い物を見せられてきた彼は信じる心を失いつつあった。
「偽らないのは獣達だけだ」
長い放浪生活の中、大熊のミーシャと出会い意気投合。新たな相棒となる。
ミーシャと共に過ごしていたある日、キルボア族に襲われているオークを見つける。
すぐに加勢しキルボアを打倒したものの、助けたオークは既に致命傷を負っていた。
モグリンと名乗るそのオークは、自分の代わりに大切な書簡をオーグリマーの戦長に届けてくれる事を願う。
頼みを聞き入れたレクサーはオーグリマーに向かい、若き戦長に書簡を届ける。これがスロールとの出会いであった。
彼はこの地にオークの国デュロタールを建国し、行き場の無いオーク達を保護しようとしていたのである。

スロールに滞在する事を許されたレクサーは、路銀を稼ぐため仕事を請け負う。
ホードに所属するトロルのロカーン、道中で出会ったパンダレンのチェン(若き酒造大師のモデルらしい)と共に仕事をこなしていく。
回復ポーションの材料集めなどを手伝っていたところ、付近に生息するサンダーリザードの様子がおかしい事を聞かされる。
原因を探る事を依頼されたレクサーはサンダーリザードが怒り狂う程に木々を伐採する人間達を発見する。
更に近くのホードの拠点も人間達によって壊滅させられており、ダークスピア族のトロルの村も攻撃を受けていた。
ロカーンの同胞達を救うため、レクサー率いる一軍がエコー諸島にあるトロルの村へ向かう。
トロルのリーダー、ヴォルジンの呪術の助けを受け、村を攻撃する軍艦を撃破。
トロル達を無事に内陸に逃がす事に成功し、ホードの戦線に加わってもらう事になる。

今一度人間と話し合うため、スロールはジェイナとの接触を試みる。
危険な臭いを感じ取ったレクサーは代理人として出席する事を申し出る。
そして話し合いの場に現れたのはジェイナではなくアライアンスの兵士だった。彼らはスロールを暗殺するつもりだったのである。
人間達の軍を打ち破るレクサー。彼らはアライアンス水軍を示す錨のマークを身に着けていた。
まさかジェイナが水軍を用いてスロールの暗殺を企てていたのか?謎は深まりつつあった。

プラウドムーア提督との決闘

デーモンロード、アーキモンドを打倒するため同盟を結んでいたはずの人間とオーク。
義理に厚いジェイナ・プラウドムーアがその約束を一方的に反故にする事など有り得るのか・・・スロールは困惑していた。
ジェイナに真意を問うため、スロールはレクサー達にセラモア島の要塞に潜入する任務を与える。
オークの協力者サムロの助けを受けセラモア要塞にたどり着いたレクサーはジェイナと出会う。
問い詰めるレクサーに対し、返ってきた答えは意外なものであった。
「一体何の話だと言うのですか?スロールを殺害する命令など下すわけもないし、交わした約束を破るつもりもありません」
困惑するレクサー達だったが、その答えはすぐにわかった。
話し合う彼らのもとに現れたのは、ジェイナの父デイリン・プラウドムーア提督その人だった。

第二次大戦で家族や戦友を失ってきたデイリンにとって、オークは血に飢えた残忍な猛獣以外の何者でもなく、復讐の対象であった。
オークを攻撃する資材を集めるため、獣達が怒るのも構わず森を切り開いたのも、スロールの暗殺計画も、全て彼の命令によるものだった。
デイリンの放った水軍をどうにか振り切り帰還したレクサー。今や水軍との正面衝突は避けられず、戦力を集める必要があった。

トーレン達に援軍を要請するため聖地ムルゴアへ向かうレクサー。
ブラッドフーフ一族の長、ケーアン・ブラッドフーフはスロールと旧知の仲である。彼らの勇猛さはオーク達もよく知っていた。
しかしケーアンはすっかり意気消沈していた。彼の息子ベインがケンタウロス族に誘拐されていたのである。
レクサー達はケンタウロス達を打ち破り、無事にベインを救出。感激するケーアンは惜しみない協力を約束する。

陣地に戻ったレクサーは傷ついたオーガが介抱されているところに遭遇する。
オーガの話によれば見知らぬウォーロードが現れ、ストーンモール部族の村を乗っ取られてしまったのだと言う。
実態を探るため村へ向かうレクサー。ウォーロード、コー・ガルの出すガントレットの試練を達成し、一員として認められる。
しかしストーンモールの一員としてホードへの助力を要請したところ、一笑に付される。
コー・ガルによればオークは軟弱であり義理も無く、自分が長である限り助太刀など有り得ないと言うのだ。
長の座を賭け決闘を申し出るレクサー。二人にとっての「血の試練」が始まろうとしていた。
そして決闘の末コー・ガルを打ち破った彼は、今やストーンモール・オーガのリーダーだった。
「レクサー!レクサー!」「レクサー!レクサー!」喝采を送るオーガ達にレクサーは命じる。
「ホードに加われ!平原の戦長と合流するのだ!ストーンモールに血と栄光を!」

ついにオーク、トロル、トーレン、オーガの大連合が結成され、戦の準備は万端となった。
これも全てレクサーの助けが無ければ成しえなかった事である。
功績を認め、深く感謝したスロールは栄誉ある「チャンピオン・オブ・ホード」の称号を与える。
軍旗を掲げ、士気高揚するホード軍。種族は違えどこの旗の下に集う者の心は一つである。ロクター・オガー!

陣地を挟んでにらみ合う両軍。いまにも激突しそうなその時、スロールの前にジェイナが現れる。
もはや父を止める事はかなわないが、どうか逃げる者だけは見逃してやってほしい。彼らも戦乱を共にした大事な家族なのだ。と。
固く約束するスロール。いがみ合う人間とオークだったが、個人の絆はまだ失われてはいなかった。

とうとう開戦し、ぶつかりあうプラウドムーア水軍とホード軍。
人間達は激しく抵抗したが、ホード軍の大連合にはかなわず壊滅。デイリンはその命を海に散らした。
彼の目は最期まで憎しみに染まり、口は呪詛の言葉を呟いていた。
戦いが終わり、互いの不干渉を約束するジェイナとスロール。
結局平和的な解決はかなわず、人間とオークのギクシャクした関係は長く続く事になる。

救国の英雄レクサーに、デュロタールに戻り暮らさないかと提案するスロールだったが、レクサーはそれを断る。
「私はモクネイサル。放浪の身です。獣や大地の匂いを嗅ぎ、荒野に住まうのが似合っているのです」
「しかしどこに居ようとも、私は常にホードと共にある。助けが必要な時は必ず駆けつけます。どうぞお達者で」
こうしてデュロタールに現れた英雄は、再び静かな生活へと戻っていった。

※ウォークラフトではモク・ナサルやモク・ナサールと表記されていたがここではモクネイサルとした。(必殺の一矢のFT参照)

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