ガロッシュ・ヘルスクリーム/Garrosh Hellscream
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ガロッシュ・ヘルスクリームはウォリアーのヒーロー。
声優は稲田徹。(英:Patrick Seitz )
イラスト違いとして狂漢地獄のガロッシュ・力のガロッシュ・ナグランドのガロッシュ・呂布ガロッシュ、ラス装備ガロッシュの5種類が存在する。ナグランドのガロッシュと呂布ガロッシュ、ラス装備ガロッシュは一部エモートがそれぞれ異なる。
狂漢地獄のガロッシュ ランク戦1000勝で入手 | 力のガロッシュ 報酬レーン100レベルで入手(10種から選択) | ナグランドのガロッシュ ナグランドのガロッシュバンドル購入特典 | 呂布ガロッシュ 三国志バンドル購入特典 | ラス装備ガロッシュ 実績「酒場の常連」の報酬で入手(10種から選択) |
概略 †
- ウォーソング氏族の部族長。オーク至上主義者であり、旧神ヤシャラージュの力に魅入られた虐殺者。グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscreamの息子。スロールの跡を継ぎホードの戦長となる。
- その暴君っぷりからウォークラフトファンの中ではダントツで不人気なキャラクター。
- 「ヒーロースキンの中で一番早く実装されたヒーローがウォリアーだったのはガロッシュを使いたくないプレイヤーが多すぎるから」という話が作られるほど。
ストーリー †
リーダーの素質 †
悪魔による汚染で堕落しなかったオークたちの民族を族長として率いていた。
しかし、父親グロマッシュの事を誤解し「オークを堕落させた裏切り者」としか知らなかったため、肩身の狭い思いをしていた。
トラブルを解決していたプレイヤーに「君が俺の代わりに族長にならないか?」などと軟弱な姿を見せていて、スロールがオークを解放した英雄グロマッシュの真実を知らせるためグロマッシュの最期の幻影を見せた。
そして「自分は裏切り者の息子などではなく、オークを救った英雄の息子だ」という自覚が芽生え、勇気を取り戻した。
ホード戦長へ †
勇気を取り戻し、今までの軟弱な性格はどこかに消え、父親そっくりの好戦的なオークとなったガロッシュ。
ホードの将軍となり、アライアンスとの戦いに消極的なスロールに不満を抱くようになる。
リッチキングがホードとアライアンス両方の脅威になった時も、リッチキングとの戦いよりアライアンスとの戦いに熱心だった。
それでもリッチキング討伐でかなりの戦功を上げ、次の戦長の有力な候補と言われていた。
そしてスロールがシャーマンとしての道を極めるため戦長の座を降り、ガロッシュにその座を譲る。
戦長となったガロッシュはデスウィングによって破壊されたアゼロスを生き残るべくよりいっそうアライアンスとの戦いに精を出すようになった。
暴君ガロッシュ †
スロールに代わり戦長となったガロッシュはオークの首都オーグリマーを要塞化し、「ホードを守れるのはオークとトーレンだけ」と主張し、「軟弱な」トロルをオーグリマーから追放した。
この過程でガロッシュに不満を抱いていたヴォルジンはホードを抜けようとしたが、スロールに止められ最悪の事態は避けることができた。
いくつかの対立はあったものの他には深刻な事件を起こさなかったガロッシュだったが、デスウィングが倒れ、ひとまず大規模な脅威は去ってから事件は起こる。
ブルードラゴン達は魔法の遺産「フォーカシング・アイリス」を、誰も手出しができないように、魔法の氷で閉ざされた海に保管しようとしていた。
しかしガロッシュは彼らを待ち伏せして強襲し、ブルードラゴン達を殺害してフォーカシング・アイリスを強奪した。
この魔法のオーブには強大な魔力が詰まっており、これまでに何度も世界を救ってきた。
それをガロッシュはマナ爆弾に改造し、アライアンスの都市「セラモア」に落とし、都市を壊滅させる。
マナ爆弾によりローニンやジェイナの弟子を含む多くの命が奪われた。
その一件で近年比較的良好だったホードとアライアンスの関係は崩れ、一触即発の状態になった。
また、セラモアを治めていたジェイナは復讐に燃える苛烈な性格へと変わってしまった。
旧神の心臓 †
アライアンスと海戦もしていたガロッシュはその戦いの最中、新しい大陸を発見したという報告を聞き精鋭部隊を向かわせる。
新大陸「パンダリア」をアライアンスの手に渡したくなかったガロッシュはパンダリアでも戦争を始める。
パンダリアでは旧神ヤシャラージュの影響で負の感情がシャーという悪鬼になるため、戦争により大量のシャーが生み出された。
こうして戦争を始めたガロッシュは、戦争に役立つ古代の遺物を探すためパンダリアを隅々まで調査させた。
そして洞窟で邪悪な生き物を生み出す魔法を発見する。それをホードの物にしようとしたが、ヴォルジンに猛反対される。
不服に思ったガロッシュは、集会を開いていたヴォルジンとその支持者達を、ガロッシュの親衛隊コルクロンに襲撃させて大粛清を行った。
この時ヴォルジンは重傷を負ったが、瀕死の状態でなんとか洞窟から逃げ切っている。
パンダリア大陸の探索を進めるガロッシュ達は、地下深くから「ヤシャラージュの心臓」を見つけ出し、手中に収める。
マルコロクの様にヤシャラージュの力を注入された戦士、邪悪な生物、ゴブリンの科学力によって守られた難攻不落の要塞オーグリマー。
苦戦しながらもヴォルジンの助けにより突破したプレイヤー達はついにガロッシュを捕らえることができた。
過去への逃走 †
こうしてガロッシュは逮捕され9日間に及ぶ裁判にかけられた。
大量虐殺、殺人、都市の破壊、拉致、拷問、そして強制妊娠、数々の罪状が読み上げられた。
ガロッシュはかつてレッドドラゴンフライトを奴隷化し強姦を行っていたドラゴンモー氏族とも同盟を組んでおり、彼らの非道な行いを不問としていた。
レッドドラゴンの長アレクストラーザ、妹ヴェリーサの夫ローニンを奪われたシルヴァナス、セラモアを奪われたジェイナ、多くの人々が証言と糾弾を行った。
怒号と非難が飛び交う中、ガロッシュはそれらを笑い飛ばし「ショーは始まったばかりだ」と宣言。
裁判の間、獄中のガロッシュにアンドゥインが面会し、ガロッシュの考え方を変えようとしたが失敗。
いよいよ裁判官が最終判決を下そうとしたとき、ブロンズドラゴンの裏切り者「カイロズドルム/Kairozdormu」とガロッシュの部下たちが裁判所を急襲。
ガロッシュは脱走してしまう。
カイロズドルムは世界の主となるためガロッシュを利用しようと、ガロッシュの力を一番活かせる「世界」と「時間帯」を用意した。
それが「35年前」のオークの故郷、ドラエナーであった。
カイロズドルムはガロッシュに自分の野望を説明したが、ガロッシュは誰かに利用される様な人物ではなかった。
ガロッシュはカイロズドルムを殺害し、その場を発った。
35年前といえばグロマッシュが悪魔の血を飲みオークが堕落してしまう直前。
グロマッシュのところに向かい、正体を明かさず「回避できたはずの悲惨な運命」を予言する。
悪魔の血を飲んではいけないことを主張し、「アゼロスからアライアンスという残虐な輩が攻めて来る。
奴らの奴隷になる前に征服すべきだ。」と説得した。この過程で歴史の幻影を見せたが、奴隷化するところだけを見せ、スロールとグロマッシュによって解放される場面は見せなかった。
最後まで見せるとアライアンスを攻める理由が薄くなることを恐れたからである。
そしてガロッシュの予言通りグルダンが悪魔の血を勧める。グロマッシュは血を飲むことを拒み、マノロスを撃破する。
かつてグロマッシュはマノロスの爆発に巻き込まれ死亡したが、この世界ではガロッシュが爆発から庇って一命を取り留めた。
ガロッシュは爆弾兵器「アイアンスター」を筆頭とする未来の技術を使用し、新生ホード「アイアンホード」を結成した。
こうしてアイアンホードによるアゼロス侵攻が始まった。
最後の決闘 †
アイアンホードとアゼロスとの戦争は激化し、数多くの犠牲を生み出した。
戦いの中ガロッシュと対峙したスロールは伝統的な決闘マク・ゴラの挑戦を宣言する。
マク・ゴラとはオークの戦士の間で行われる命と誇りをかけた決闘であり、拒否する事は誇りを捨て去る事と同義である。
ガロッシュはその挑戦を受けて立ち、最後の決闘が始まった。
ゴアハウルとドゥームハンマー、そして二人の言葉がぶつかり合った。
ガロッシュは常にオークとホードのためを思って戦っていた。戦いの先にあるものは勝利か死か、それのみ。戦いと誇りを捨てて敵と馴れ合うのならば、命を賭して戦った祖先の血は何のために流されたのか?
スロールはグロマッシュと共に過ごした中で一つの答えを見つけていた。祖先の罪を贖うため、数えきれない程の血が流された。これより先に憎しみも流血も不要である。大地に流された血は、これから築く未来の為にある。
怒りに任せて攻め立て、スロールを否定するガロッシュに対して、スロールは毅然として立ち向かった。
そしてスロールはシャーマンの力を解き放ち、燃え立つ岩石の腕がガロッシュを掴み、稲妻がその体を引き裂いた。
ガロッシュの死後、彼の生に対する評価は大きく別れている。
ノースレンドでの確かな指揮、オークに誇りと戦いを与えた事、数多くの破壊行為、虐殺・・・。
彼は多くの善と悪とを為した。ガロッシュはホードの功労者だったのか?それとも無慈悲な虐殺者だったのか?
その議論に決着はついていない。
エモート †
タイプ | エモート | エモート(英) |
ありがとう | (フッ)礼を言うぞ。 | My thanks. |
お見事 | 見事だ。 | Well played. |
あいさつ | ハッ、武運を! | Heh, Greetings. |
ミラーであいさつ | ヘッヘッヘ。武運を! | Heh. Heh. Hello! |
おおっ! | 見事だ! | Astonishing! |
おおっと | しくじったな。 | That was an error. |
覚悟しろ | 叩き潰してやる! | I will crush you! |
ごめん | 悪く思うな。 | Sorry that happened. |
試合開始 | 勝利か、死かだ! | Victory or Death! |
ミラーで試合開始 | ガァッハッハッ!かかってこいィッ! | Hahaha! Bring it on! |
攻撃時 | ロクター・オガー!(「勝利か、死かだ!」) | Lok’tar Ogar! |
敗北宣言 | オレは死を選ぶぞ! | I choose death! |
長考1 | ヌゥゥ… | Hmmm... |
長考2 | どうしたものか… | Hmmm... I wonder... |
長考3 | どいつをやるか… | What now... |
時間がない | 決断せねば! | I must choose! |
カードをほとんど使い果たす | カードが尽きる! | I'm almost out of cards! |
カードがない | カードが尽きたぞ! | I'm out of cards! |
エラー:ミニオンが多い | ミニオンが多過ぎる。 | I have too many minions. |
エラー:汎用 | それはできんぞ。 | I cannot do that. |
エラー:手札が満杯 | 手札が多過ぎる! | My hand is full! |
エラー:ヒーローが攻撃済み | オレは攻撃した。 | I already attacked. |
エラー:ミニオンが召喚酔い | そのミニオンが動けるのは次のターンからだ。 | Give that minion a turn to get ready. |
エラー:ミニオンが攻撃済み | そのミニオンは攻撃済みだ。 | That minion already attacked. |
エラー:マナが足りない | マナが足りん。 | I don't have enough mana. |
エラー:武器が必要 | 武器が要る。 | I need a weapon. |
エラー:カードが使えない | 今そのカードは使えん。 | I can't play that. |
エラー:ステルスを対象にできない | 隠れ身しているミニオンは攻撃できん。 | I can't target Stealthed minions. |
エラー:有効なターゲットではない | それは対象にできん。 | That's not a valid target. |
エラー:挑発ミニオンに攻撃しなければならない | 「挑発」を持つミニオンが邪魔だ。 | A minion with Taunt is in the way. |
アリーナで選択 | 俺が最強だ! | None are stronger than I! |
冬至祭 | 冬至祭を祝うぞ! | Happy Feast of Winter Veil! |
新年 | 新年を祝うぞ! | Happy New Year! |
ハロウェンド | ハロウェンドを祝うぞ! | |
炎祭り | 火葬にしてやる! | Light the pyres! |
海賊の日 | ヤァァイボ、ヨーホ! | YAR-DE-HARDY HAR YE HAR! |
ノーブルガーデン | ノーブルガーデンを祝うぞ! |
メモ †
- 本時間軸の(ガロッシュが書き換えた過去ではない)グロマッシュが倒したマノロスの牙を肩当てにしている。
- スロールがガロッシュを戦長に選んだ理由はそれなりに名があるオークであるから。といってもスロールが種族主義者なのではなく、オーク以外を戦長に選べば、ホードの多くを占めるオークたちに反発されることを恐れた。そして当時それなりの戦功を上げたオークがガロッシュしかいなかったからである。結果的にこの選択は間違いだったと言える。
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