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【ウマ娘】キングヘイローのステータスと評価【アプリ】

「ウマ娘 プリティーダービー」に登場する、「キングヘイロー」のステータスやプロフィールについての情報です。

「キングヘイロー」のプロフィール

キングヘイロー-crop

身長159cm体重完璧
3サイズB85/W60/H85誕生日4月28日
声優佐伯伊織所属 

  • 2000年 高松宮記念
    そのウマ娘は、10度の敗北を超えて、血統を証明した。
    敗れても、敗れても、敗れても、絶対に首を下げなかった。
    緑のメンコ。不屈の塊。そのウマ娘の名は…
    ―2012年JRA高松宮記念CMより
  • とにかく負けず嫌いなお嬢様ウマ娘。
  • 嫉妬深くプライドも高い。勝つためならば何でもするという策略家でもある。
  • そのため周囲を力でねじ伏せることも…?
  • そんな彼女の本心を知るものは数少ない。
  • アニメ放送にあたり、98年の物語を作る上で欠かせない存在として、60番目に追加されたウマ娘。

アニメでの「キングヘイロー」

「キングヘイロー」のステータス

SSRSRRN
筋力
速力
持久力
精神力

史実

  • 1995年生まれ。父は凱旋門賞覇者ダンシングブレーヴ 母は全米王者グッバイヘイローという世界基準の超良血馬。
  • 97年にデビューして4連勝し、98年クラシック戦線に参入するも、全敗。
  • 特に日本ダービーでは、ハイペースの大逃げを打ってしまい、加えてダービー初騎乗だった福永祐一騎手も顔面蒼白の状態で騎乗した為、気付いた時はすでに最後の直線に入り、失速し14着。
  • 99年は柴田善臣騎手に乗り替わり、東京新聞杯、中山記念と重賞2連勝するが、G1は一向に勝てなかった。だが短距離路線に転向すると、マイルチャンピオンシップ2着、スプリンターズステークス3着と着実に成果を挙げ、2000年の高松宮記念で悲願のG1制覇。
    陣営も我慢に我慢を重ねて掴み取った勝利に、坂口調教師も号泣した。

    2000年3月26日 中京競馬場
    実況:植木圭一(東海テレビ)
  • 2000年の有馬記念で4着と奮戦し引退。G1には15回挑戦して、勝てたのは結局高松宮記念だけであった。
    その結果、種牡馬入り後の種付け料は100万円前後と、同期の活躍馬と比べてかなり安いものとなってしまったが、その手頃な価格と魅力的な血統から、例年100頭前後の繁殖牝馬に恵まれ、2004年ファーストシーズンサイアーランキング5位を記録している。
  • 主な産駒としては、ウマ娘化されたカワカミプリンセスが優駿牝馬と秋華賞を制して、父が勝てなかったクラシックのタイトルを2つ獲得。ローレルゲレイロも高松宮記念(父子二代制覇)とスプリンターズステークスを制している。
    産駒の中には、母父スペシャルウィーク・母母父エルコンドルパサーという、98年最強世代の「盛り合わせ」的な血統もいる。
  • そんなキングヘイローも、後述の奇跡を見届けて安心したのか、2019年3月19日、老衰のため24歳で死去した(人間でいえば約70歳に相当する)。奇しくも自身が制した高松宮記念の直前で、産駒であるダイメイプリンセス(ミルコ・デムーロ騎乗)や、相棒である福永騎手(ミスターメロディに騎乗)の闘いを見る事なく、旅立ってしまった。

競馬の厳しさを教わった「天才の息子」

  • 落馬事故でダービーを獲る事なく引退を余儀なくされた「悲運の超天才騎手」福永洋一の息子として騎手となった福永祐一は、このキングヘイローに競馬の厳しさを教わったと言っても過言ではない。
    実はキングヘイローが勝利した高松宮記念、2着のディヴァインライトに騎乗していたのは、福永騎手だった。インタビューでも、このレースが一番悔しかったレースと語っている(一方で柴田善臣騎手も、「あくまでこの馬(キングヘイロー)は祐一の馬だから」と配慮も忘れていない)。
    またキングヘイローが引退し牧場に帰る際、厩舎へ駆けつけ坂口調教師と共に見送ったというほど、思い入れの強い馬でもあった。
  • 時はさらに流れ、アニメ・ウマ娘で1998年の第65回日本ダービーが取り上げられた2018年。
    当然ウマ娘動画でも、福永祐一騎手の当時の騎乗が糾弾されていた。
    実際、有力馬に騎乗はしていたものの、全く勝てず、いつしか「キングヘイローの呪い」と揶揄されるようになった。
    特にエピファネイアで挑んだ2013年の第80回ダービーでは、ゴール直前に武豊騎乗のキズナに差し切られた。
  • そんな中迎えた、2018年5月27日開催の第85回日本ダービー。
    福永騎手がワグネリアンに騎乗し優勝。自身19回目の挑戦にして、父・福永洋一から続く悲願のダービージョッキーの称号を手にした。

    2018年5月27日 東京競馬場
    実況:福原直英(フジテレビ)
  • この時、ワールドエース・エピファネイア等、福永騎手がこれまでダービーで騎乗してきた馬と共に、キングヘイローの名がフジテレビの中継や勝利騎手インタビューで言及され、SNSのトレンドにも一躍上昇。
    ニコニコ動画にも公式で投稿されたアニメ・ウマ娘でも一転して福永騎手の祝勝会場と化した。
    一部では、ウマ娘動画で福永騎手の古傷に触れられた事が、福永騎手の心に火を付けたとも呼ばれている。
  • ダービー当日はアニメ第10話(99年天皇賞(秋))が放送されており、お嬢のこの台詞が、福永騎手のダービー勝利により、福永騎手の気持ちを代弁するかのような意味を持つ事になる。
    ライバルが強い程、私も強くなりますわ
  • そして、前述のとおり、キングヘイローが他界するが、その5日後の3月24日に開催された高松宮記念で、福永祐一騎手が騎乗するミスターメロディが制した。

    2019年3月24日 中京競馬場
    実況:加藤晃(東海テレビ)
  • 当日のウマ娘G1公式イラストにもキングヘイローが採用され、さらに娘のダイメイプリンセスも出走した中での勝利。
  • 福永騎手はゴール後、キングヘイローの事が頭をよぎった様で、勝利騎手インタビューでも「キングヘイローが後押ししてくれたような感じにはなった」と、感慨深げに語った。

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