メッセージ
「メッセージ」に関するイベントコマンドです。
メッセージ †
文章の表示 †
メッセージウィンドウを開き、文章を表示します。
- 設定項目
- 顔
メッセージウィンドウ内の左側に表示する画像を指定する
- 文章
メッセージウィンドウ内に表示する文章を入力する
・制御文字が使用可能
・入力欄に縦に引かれた黒線までがゲーム画面で表示される範囲となる
・黒線の外側は制御文字が使用された場合の予備のスペースとなる
・デフォルトの文字サイズでは顔画像を指定した場合は23文字*4行まで、指定しない場合は28文字*4行まで表示される
- 名前
メッセージウィンドウ外に表示する名前を指定する- 話者名を表示する
チェックを入れると指定したアクターの名前が表示される
・村人全員に固有の名前をつけたい場合などは全員分のアクターを登録しておくか、
名前表示用のアクターを用意しておき、都度アクターの名前を変更するといった対応が必要になる
・名前のウィンドウの横幅はアクターの名前の文字数によって可変するが、文字数が多すぎると画面をはみ出してしまう
ちなみに全角29文字+半角1文字でメッセージウィンドウと同じ横幅になる - 表示位置
名前の表示位置を[右]、[中]、[左]から選択する
・ウィンドウ位置で[下]、[中]を指定した場合はウィンドウの上側、[上]を指定した場合はウィンドウの下側に表示される
- 話者名を表示する
- 表示
メッセージウィンドウの見た目や位置を指定する- 背景
メッセージウィンドウの見た目を指定する
[ウィンドウ]メッセージウィンドウの枠+背景色+文章を表示する
[暗くする]メッセージウィンドウの枠を消し、背景色+文章を表示する
[透明]メッセージウィンドウの枠と背景色を消し、文章のみを表示する - ウィンドウ位置
メッセージウィンドウの表示位置を[上]、[中]、[下]から選択する - テキスト位置
文章の位置を[左揃え]、[中央揃え]、[右揃え]から選択する
- 背景
- プレビュー
入力した文章の表示を確認する
・一部の制御文字(ウェイトなど)はプレビューに表示されるため、
入力内容によってはプレビューでは文章がウィンドウをはみ出しているがゲーム画面では収まっている場合もある
・プレビューを表示した状態でキャンセルボタンを押すと入力画面が閉じてしまうので注意すること
(プレビューの表示/非表示はプレビューボタンで行う)
- 一括入力
チェックを入れると文章を4行以上入力できるようになる
・文章が4行を超える場合、画像や名前などの設定を引き継いだ状態で文章を4行単位で分割し、
分割した数だけイベントコマンドを作成してくれる
- 顔
- 備考
・文章にカーソルを当て△(Y)ボタンを押すと制御文字の選択画面が表示される
・制御文字の選択画面で選択した制御文字は文章の先頭に追加される(挿入などはできない)
・文章の入力にはUSBキーボードを使用することができる(Switch版はTVモード時のみ)
・文章の表示を連続実行するとメッセージウィンドウが閉じずに次の文章が表示される
・話者が変わる際にメッセージウィンドウの開閉を挟みたい場合はウェイトなどのイベントコマンドを挟むこと
選択肢の表示 †
選択肢を表示し、処理を分岐します。
- 設定項目
- 選択肢
選択肢を1~6行入力する
・制御文字が使用可能
・入力した行までが選択肢として表示される
・入力した行より若い番号の行が空欄の場合、その行は空行になる
・全ての選択肢を空欄にした場合は空行が1行の選択肢となる
- 背景
選択肢のウィンドウの見た目を指定する
[ウィンドウ]ウィンドウの枠+背景色+文章を表示する
[暗くする]ウィンドウの枠を消し、背景色+文章を表示する
[透明]ウィンドウの枠と背景色を消し、文章のみを表示する
- ウィンドウ位置
選択肢のウィンドウの表示位置を[左]、[中]、[右]から選択する
・上下の位置は指定できない
- デフォルト
カーソルのデフォルト位置を指定する
[なし]プレイヤーが何らかのボタンを押したときカーソルが1行目に表示される
[選択肢 #1~6]指定した行番号をカーソルのデフォルト位置とする
・入力した行より大きい行番号を指定した場合、[なし]扱いとなる
- キャンセル
選択肢表示中にキャンセルボタンを押した場合の分岐を指定する
[分岐]キャンセルボタンを押した場合の処理に分岐する
[禁止]キャンセルボタンによる分岐を無効にする
[選択肢 #1~6]指定した行番号に分岐する
・入力した行より大きい行番号を指定した場合、どの分岐にも入らず次のイベントコマンドが実行される
- プレビュー
入力した選択肢の表示を確認する
・1行目または最後に変更した行しか表示されない
・制御文字の確認に使用する程度か
- 選択肢
- 備考
・選択肢の直前に「文章の表示」がある場合、メッセージウィンドウを表示したまま選択肢を表示できる
・「文章の表示」の名前のウィンドウと選択肢のウィンドウは行数や表示位置の指定により重なることがある
・選択肢のウィンドウの横幅は選択肢の文字数によって可変するが、文字数が多すぎると画面をはみ出してしまう
・選択肢のウィンドウの上下位置は中央から変更できないが、
メッセージウィンドウが中央に表示されている場合、メッセージウィンドウの下側に表示される
その場合、選択肢は一度に4行までしか表示されず、5行目以降はカーソル移動をすることで表示される
ページ送りのアイコンなどは表示されないため5行目以降の選択肢に気づきにくくなるので注意すること
・制御文字[表示待ちなし]だけを入力し背景を[透明]にしたメッセージウィンドウを直前に表示すれば
デフォルトとは異なる位置に選択肢のウィンドウだけを表示するといったことも可能
数値入力の処理 †
自然数を入力させ、その数値を変数に格納します。
- 設定項目
- 変数
プレイヤーが入力した値を格納する変数を指定する
- 桁数
入力する桁数を1~8の範囲で指定する
※8桁を指定した場合、値が正しく格納されない場合があるため7桁までの使用を推奨(バージョン1.11で確認)
- 変数
- 備考
・入力した数値の前方の0は除外して格納される
(例:0123450→123450)
・数値入力の直前に「文章の表示」がある場合、メッセージウィンドウを表示したまま数値入力を表示できる
・数値入力のウィンドウの表示位置は上下左右ともに中央で変更はできない
・メッセージウィンドウの表示位置が[下]の場合は数値入力のウィンドウはメッセージウィンドウの上側に、
[中]と[上]の場合はメッセージウィンドウの下側に表示される
・制御文字[表示待ちなし]だけを入力し背景を[透明]にしたメッセージウィンドウを直前に表示すれば
デフォルトとは異なる位置に数値入力のウィンドウだけを表示するといったことも可能
・「文章の表示」の名前のウィンドウと数値入力のウィンドウは表示位置の指定により重なることがある
アイテム選択の処理 †
パーティが所持しているアイテムを選択させ、そのアイテムIDを変数に格納します。
- 設定項目
- 変数
プレイヤーが選択したアイテムIDを格納する変数を指定する
- アイテムタイプ
アイテム選択のウィンドウに表示するアイテムタイプを
[通常アイテム][大事なもの][隠しアイテムA][隠しアイテムB]から指定する
- 変数
- 備考
・選択したアイテムが消費されることはない
・アイテム選択はキャンセルすることができ、キャンセルを禁止することはできない
・アイテム選択をキャンセルした場合、変数には0が格納される
・選択できるアイテムを所持していない場合は空欄が表示され、空欄を選択した場合は変数に0が格納される
・指定できるアイテムタイプは一種類のみで複数のアイテムタイプを同時に表示することはできない
通常アイテムと大事なもの両方を同時に表示させたい場合、
同名のアイテムを隠しアイテムとして作成しておくといった方法が必要
・アイテム選択の直前に「文章の表示」がある場合、メッセージウィンドウを表示したままアイテム選択を表示できる
・アイテム選択のウィンドウの表示位置は画面の上側で、変更はできない
・メッセージウィンドウの表示位置が[下]の場合はアイテム選択のウィンドウは画面の上側に、
[中]と[上]の場合は画面の下側に表示される
・制御文字[表示待ちなし]だけを入力し背景を[透明]にしたメッセージウィンドウを直前に表示すれば
デフォルトとは異なる位置にアイテム選択のウィンドウだけを表示するといったことも可能
文章のスクロール表示 †
文章を画面の下から上へスクロールして表示します。
- 設定項目
- 文章
スクロールする文章を入力する
・制御文字が使用可能
・デフォルトの文字サイズでは1行につき31文字まで表示される
・行数の上限は未確認(52行まで表示できることを確認)
- 速度
スクロールする速度を1~8の範囲で指定する
・数値が大きいほど速くなる
- 早送りなし
チェックを入れると決定ボタンを押した際の早送りを無効にする
- プレビュー
入力した文章の表示を確認する
・1~8行目までしか表示されない
- 文章
- 備考
・文章のスクロール表示中に決定ボタンを押しっぱなしにすると早送りすることができる
・文章のスクロール表示を連続実行しても文章をつなげて表示することはできない
すべての文章が画面上端に流れてから次の文章がスクロールされる
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