【FGO】ロードエルメロイ二世の事件簿の登場人物とあらすじまとめ
「ロードエルメロイ二世の事件簿」はFGOだけでなくFateシリーズで役割が多く、スピンオフで登場するロードエルメロイ二世(ウェイバー)を主人公にした外伝小説です。小説内に出てくる登場人物や、巻数ごとのあらすじなどをまとめています。
目次
ロードエルメロイ二世の事件簿とは †
小説版:ロードエルメロイ二世の事件簿 †
- 著者:三田誠
- イラスト:坂本みねぢ
マンガ版:ロードエルメロイ二世の事件簿 †
- マンガ:東冬
- 原作:三田誠/TYPE-MOON
- キャラクター原案:坂本みねぢ
- ネーム構成:TENGEN
1巻の概要 †
1巻のタイトル †
「case.剥離城アドラ」
あらすじ †
第四次聖杯戦争から十年後、少年は君主(ロード)となった――。Fateシリーズに連なる魔術ミステリー、ここに開幕!!
『時計塔』。それは魔術世界の中心。貴い神秘を蔵する魔術協会の総本山。この『時計塔』において現代魔術科の君主(ロード)であるエルメロイII世は、とある事情から剥離城アドラでの遺産相続に巻き込まれる。城中に鏤められた数多の天使、そして招待者たちそれぞれに与えられた〈天使名〉の謎を解いた者だけが、剥離城アドラの『遺産』を引き継げるというのだ。
だが、それはけして単なる謎解きではなく、『時計塔』に所属する高位の魔術師たちにとってすら、あまりにも幻想的で悲愴な事件のはじまりであった――。
魔術と神秘、幻想と謎が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、いざ開幕。
登場人物 †
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト
- フリューガー
- オルロック・シザームンド
- ハイネ・イスタリ
- ロザリンド・イスタリ
- 時任次郎坊清玄
- 化野菱理
- クラウン
- ゲリュオン・アッシュボーン
2巻の概要 †
2巻のタイトル †
小説タイトル:「case.双貌塔イゼルマ(上)」
あらすじ †
「我が師に問う。――魔術における究極の美とは何か、と」神秘と幻想の事件簿、第二幕開演――!
双貌塔イゼルマに住まう、双子の姫。至高の美を持つとされる黄金姫・白銀姫のお披露目に、エルメロイII世の義妹であるライネス・エルメロイ・アーチゾルテも参加することとなった。
時計塔の社交会となれば派閥抗争もありえると、ボディガードとしてグレイを連れて行ったライネスだが、そこで起こった事件は彼女の想像をも超えていた。三大貴族。冠位(グランド)の魔術師。
ロード・エルメロイII世は、『時計塔』に巣くう闇をいかにひもとくか。魔術と美、幻想と陰謀とが交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、第二幕開演。
登場人物 †
- イノライ・バリュエレータ・アトロホルム
- バイロン・バリュエレータ・イゼルマ
- ディアドラ・バリュエレータ・イゼルマ
- エステラ・バリュエレータ・イゼルマ
- カリーナ
- レジーナ
- 蒼崎橙子
- ミック・グラジリエ
- マイオ・ブリシサン・クライネルス
- イスロー・セブナン
- アトラム・ガリアスタ
3巻の概要 †
3巻のタイトル †
小説タイトル:「case.双貌塔イゼルマ(下)」
あらすじ †
「……双子による魔術とは、たとえるならば鏡合わせの自分との融合です」
双貌塔イゼルマ。至上の美を体現する、双子の黄金姫と白銀姫。
そのお披露目で起きた凶悪事件は、新たな人物——アトラム・ガリアスタとその部下たちの乱入によって、さらに混迷を深めることとなった。
彼らに対抗すべく、エルメロイ教室のフラットとスヴィンは師の制止を振り切って暴走し、冠位(グランド)の魔術師・蒼崎橙子は愉しげに観察する。
入り乱れる魔術師たちの戦いの中、ロード・エルメロイII世は、美しき死の謎へと挑むが……!
魔術と美、陰謀と闘争が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』第二幕の結末を見よ。
登場人物 †
2巻と同じ
4巻の概要 †
4巻のタイトル †
小説タイトル:「case.魔眼蒐集列車(上)」
あらすじ †
「見ることは、人間の歴史で最初の魔術だ」
魔眼蒐集列車(レール・ツェッペリン)。それは欧州の森をいまなお走り続ける伝説。
とある招待状によって巻き込まれたロード・エルメロイII世は、天体科(アニムスフィア)の一族たるオルガマリーたちとともに、魔眼のオークションに参加することとなる。
しかし、エルメロイII世にとっての目的はオークションにあらず。彼にとって欠くべからざる——奪われた誇りを取り戻すことだった。
魔眼を欲する者と、魔眼を疎む者。秘中の秘たる『虹』の位階の魔眼とは。幾多の瞳の見つめる中、第三の事件が幕を開く。
登場人物 †
- オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア
- トリシャ・フェローズ
- 化野菱理
- カウレス・フォルヴェッジ
- イヴェット・L・レーマン
- ジャンマリオ・スピネッラ
- カラボー・フランプトン
- ロダン
- レアンドラ
- 支配人代行
- メルヴィン・ウェインズ
- ヘファイスティオン
- ドクター・ハートレス
5巻の概要 †
5巻のタイトル †
小説タイトル:「case.魔眼蒐集列車(下)」
あらすじ †
魔眼蒐集列車で起きた殺人事件は、誰も思いがけない方向へと展開した。新たな戦士の襲撃によってロード・エルメロイII世は倒れ、かの列車もまた大いなる脅威に遭遇する。
この危地を脱するため、グレイは過去視の魔眼を持つ代行者カラボー、スパイを自称する少女イヴェットと協力することになるが……。暴かれる魔眼。謎の英霊と死徒の落とし子。天体科の一族たるオルガマリーが気づいた秘密とは。
複雑にもつれあった事件の中で、ついに魔眼オークションが開催される――!
登場人物 †
4巻と同じ
6巻の概要 †
6巻のタイトル †
小説タイトル:「case.アトラスの契約(上)」
あらすじ †
ついに、物語は『彼女』の故郷に至る。半年前、ライネスとロード・エルメロイII世は、第五次聖杯戦争で勝利する手がかりを得るため、とある辺境の墓地を訪ねていた。
だが、一見平凡な墓地と村には奇妙な掟と謎が秘められており、そこで遭遇した事件と人々が、後々までふたりを縛り付けることとなったのだ。黒い聖母。ブラックモアの名を継ぐ一族。
灰色のフードで顔を隠した、寡黙な墓守の少女。そして、時計塔と並び称される魔術協会のひとつ――アトラス院の院長が姿を現したとき、事件は真に変転する。
死と生、過去と現在が交錯する『ロード・エルメロイII世の事件簿』、第零幕にして第四幕、ここにスタート。
登場人物 †
- ベルサック・ブラックモア
- フェルナンド・クローズ
- シスター・イルミア
- マグダレナ
- ズェピア・エルトナム・アトラシア
- 白銀の騎士
- 骸王
7巻の概要 †
7巻のタイトル †
小説タイトル:「case.アトラスの契約(下)」
あらすじ †
「かの王の墓碑にはこう刻まれている。すなわち、過去の王にして未来の王、と」
決意とともに、故郷へ戻ってきたグレイと、ロード・エルメロイII世。しかし、彼らを待っていたのは、奇怪極まりない『二周目』であった。
村の地下に広がる大空洞を舞台に、古き因縁と陰謀が渦を巻く。一方、II世を助けんとするフラットとスヴィンは、アトラス院の院長たるズェピアと対峙していた――。
貌(かお)なき白銀の騎士。地底を統べる、仮面の女王。聖堂教会が恐れていた、ブラックモアの墓地の秘密とは。
謎が謎を呼ぶ、『ロード・エルメロイII世の事件簿』第零幕にして第四幕の結末や、いかに。
登場人物 †
6巻と同じ
8巻の概要 †
8巻のタイトル †
小説タイトル:「case.冠位決議(上)」
あらすじ †
「君の人生を、最も輝かしいものに捧げたまえ」
不気味に蠢動するハートレスの足跡を辿るべく、調査していたエルメロイII世とグレイのもとにもたらされたのは、『冠位決議』の知らせであった。
何人もの君主と代行たちが集まるという会議に、無論エルメロイII世も召集されることになる。しかし、このたび掲げられた問題は、貴族主義派、民主主義派の双方を揺さぶり、魔術協会全体を混乱に陥れる陰謀の渦だった。
時計塔の地下に広がる大迷宮と、その生還者。謎の、連続失踪事件。そして、いずれ劣らぬ時計塔の支配者たち。
『ロード・エルメロイII世の事件簿』、最後の舞台の幕がいま開く――
登場人物 †
- 化野菱理
- イノライ・バリュエレータ・アトロホルム
- マグダネル・トランベリオ・エルロッド
- メルヴィン・ウェインズ
- ルフレウス・ヌァザレ・ユリフィス
- オルガマリー・アースミレイト・アニムスフィア
- 蒼崎橙子
- イヴェット・L・レーマン
- キャルグ・イスレッド
- アシェアラ・ミストラス
- ドクター・ハートレス
- フェイカー
9巻の概要 †
9巻のタイトル †
小説タイトル:「case.冠位決議(中)」
あらすじ †
『……魔術師とは、裏切るものです』最後の物語は、いよいよその深奥へ――。
ついに明らかにされた、ドクター・ハートレスの目的。
その内容に苦悩するエルメロイII世。一方、学術都市スラーがハートレスたちによって急襲される。しかし、迎撃に出たライネスたちが遭遇したものは、驚くべき人物と想像だにしない事実であった。
冠位決議を前に、連鎖して引き起こされる破局。連続失踪事件に秘せられていた真実。時計塔の地下、霊墓アルビオンに仕掛けられた君主たちの陰謀もまた、傷ついたエルメロイII世に牙を剥く。
登場人物 †
8巻と同じ
ロードエルメロイ二世の事件簿の用語 †
時計塔 †
魔術協会において三大部門の一角で、三大部門の中では一番新しく歴史が浅い。それでも設立は西暦元年であるため、常に人類史と共にあり続けてきたといえ、魔術世界において最大勢力でもある。
ほかの部門とは違い、それぞれの時代に適応し、人類史と共に魔術を積み上げることを是としている魔術師たちが所属している。
12学部 †
時計塔にある12の魔術部門。各部門は学部の創設者やその部門での著名な魔術師、学部内容にちなんだ通常を持っている。
- 全体基礎科(ミスティール)
- 個体基礎科(ソロネア)
- 降霊科(ユリフィス)
- 鉱石科(キシュア)
- 動物科(キメラ)
- 伝承科(ブリシサン)
- 植物科(ユミナ)
- 天体科(アニムスフィア)
- 創造科(バリュエレータ)
- 呪詛科(ジグマリエ)
- 考古学科(アステア)
- 現代魔術科(ノーリッジ)
階位 †
時計塔における魔術師のランクのようなもの。階位は「冠位(グランド)」、「色位(ブランド)」、「典位(プライド)」、「祭位(フェス)」、「開位(コーズ)」、「長子(カウント)」、「末子(フレーム)」、の7つがある。
「冠位」はその希少性から幻の称号といわれており、実質的に「色位」が最高位とされている。
ちなみに、FGOの主人公は第1部で人理焼却を防ぐという大偉業をなし得たため、魔術師協会から「開位(コーズ)」の称号を与えられています。
Fateの登場人物で判明している階位所持者 †
階位 | 所持者 |
---|---|
冠位 | 蒼崎橙子 ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア |
色位 | ケイネス・エルメロイ・アーチボルト |
典位 | スヴィン・グラシュエート |
祭位 | ロード・エルメロイⅡ世 メルヴィン・ウェインズ |
開位 | 藤丸立香(FGO主人公) |
長子 | |
末子 |
アニムスフィア †
時計塔の名門魔術師の家計。12にある学部の一つで、当主であるマリスビリー・アニムスフィアが天体科の学部長を務めている。
FGOで主人公たちが所属している人理保証機関カルデアを運営している家系でもある。
冠位決議 †
8、9巻の小説タイトルにもなっている、時計塔の問題・議題をロードや代理人が審議する会議のこと。現在は権力闘争の場として利用されている。
霊基アルビオン †
時計塔の地下の地下にある巨大迷宮。地上から消えたはずの幻想種が生息しているなど、地上の世界とはまったく異なった魔力濃度を持ったある種の異界。
アニメ放映予定日 †
放映予定日 †
ロードエルメロイ二世の事件簿は大晦日TVスペシャル2018でアニメ化が発表されました。アニメ版のタイトルは「ロードエルメロイ二世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」で、2019年7月に放映予定となっています。
スタッフ †
- 原作:三田誠/TYPE-MOON
- キャラクター原案:坂本みねぢ
- 監督:加藤誠
- シリーズ構成:小太刀右京
- キャラクターデザイン:中井準
- スーパーバイザー:あおきえい
- プロップデザイン:江間一隆
- 魔術考証:三輪清宗
- 美術監督:伊藤聖
- 美術設定:坂本竜
- 色彩設計:篠原真理子
- 撮影監督:加藤友宜
- CGディレクター:井口光隆
- 編集:右山章太
- 音響監督:明田川仁
- 音楽:梶浦由記
- 音楽プロデューサー:森康哲
- 音楽制作:アニプレックス
- アニメーションプロデューサー:長野敏之
- プロデューサー:黒崎静佳/笠原直徒
- 制作:TROYCA
- 製作:アニプレックス/ノーツ/TROYCA
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