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【FGO】Fate/stay nightのヘブンズフィールのシナリオ・ネタバレまとめ

「Fate/stay night」のヘンブズフィール(桜√)のシナリオ(ネタバレ注意)についてまとめたページです。

※ネタバレには一切配慮していません

「Fate」におけるヘンブズフィールとは

HF2章-1

Fatee/stay nightの集大成シナリオ

ヘブンズフィールはアルトリア√、凛√をクリアすることで解放される桜√のことです。このヘブンズフィールは「Fate/stay night」という作品にメスを入れるシナリオとなっており、衛宮士郎が正義の味方を止める物語でもあります。

主役はサーヴァントではない

「Fate」といえば数多くの魅力を持ったサーヴァントがメインですが、このヘンブズフィールは違います。

ほかの2つの√ではまさにメインといえるほどに活躍していたサーヴァントたちは序盤のうちに脱落していき、シナリオの焦点に当てられるのはマスターたちとなります。

バットエンドながら人気が高い鉄心エンド

「Fate」には数多くのバットエンドがあります。その中の一つにある鉄心ENDはバットエンドながらファンの間でも人気の高いENDの一つです。

このエンドは、衛宮士郎が桜の正体を知り、「桜の味方」であることを選択せず「正義の味方」であること選んでいるとたどり着けます。

この√の士郎は言峰をして「衛宮切嗣であると」と言い切られるほど「正義の味方」であり続け、凛やイリヤを打倒して聖杯戦争を終結させます。

心を鉄にしたまま、信念のために大切な人たちを殺して「正義の味方」を貫き、その結果、完全に人として破錠することになったとしても「正義の味方」であり続けた責任をとり続けるなんと物悲しいENDです。

実は初期構成ではイリヤ√に分岐ができた

「Fate」の製作段階ではイリヤも桜たちと同じくメインヒロインだったらしいですが、製作時間の都合(ソフ論の都合も)で実現されなかったそうです。

そんなイリヤ√ですが、仮にシナリオがあるとしたら桜√の中から分岐ができたようです。

イリヤ√の名残は桜√に統合されているため、実際にイリヤ√を作る場合は桜√を一度解体してから作り直さないといけないため実現はほぼ不可能となっているようです。

ヘブンズフィールのシナリオまとめ

凛との共闘拒否から始まる

ヘンブズフィール(桜√)は、イリヤとの戦闘後に凛が提案してくる共闘を拒否することで入ることができます。

凛との共闘を拒否することで、士郎とセイバーは二人だけで聖杯戦争に挑むことになります。

ライダーとの戦い

聖杯戦争へ参加する、といっても未熟なマスターと全力を発揮できないサーヴァントであるセイバーではできることは限られています。

聖杯戦争で余計な犠牲を出させないため、士郎は自分を未熟なマスターである自分を囮にして、敵をおびき寄せる作戦ともいえない作戦をとるため夜の冬木をパトロールすることになります。

二人で夜のパトロールをしていると、新都で一般人を襲っているサーヴァント・ライダーと桜の兄である間桐慎二を発見します。

士郎は友人である慎二に人を襲うように説得しますが、暖簾に腕押し、自分が主役であるかのように酔っている慎二はライダーに士郎を襲わせます。

――が、セイバーはたった一太刀でライダーを下してしまい、戦いともいえない戦いは始まりと同じように呆気なく幕を閉じます。

士郎にライダーを下された慎二は、自分のサーヴァントを見捨てて逃げ出します。それを追うことはなく、その日のパトロールは終わりを迎えました。

腑に落ちないキャスター戦

次に士郎たちが足を運んだのは柳洞寺です。深夜ということを差し引いても静かすぎる柳洞寺で目にしたのは、短剣を持って血まみれになっているキャスターの姿です。

足元にはマスターと思える人物の亡骸があり、キャスターがマスターを裏切って殺したように見えます。

当然のように戦闘になりますが、自暴自棄のように戦うキャスターではセイバーに勝てるはずもなく、危なげなくセイバーが勝利を納めます。

そうして、なんとも腑に落ちない結果を残しつつ、その日のパトロールが終わります。

実はこのキャスター戦では桜√で最も重要というえ伏線が隠されています。それは士郎がキャスターの宝具である破壊すべき全ての符(ルールブレイカー)を視認しているということです。

これがシナリオ最大の山場で活きることになります。

桜の体調不良

いつもと通りに衛宮邸に訪れる桜。しかしどこか体調が悪そうな様子。桜は士郎に心配をかけまいとしますが、その日の夜に倒れてしまいます。さすがに桜を無視してパトロールなど出来るはずもなく、士郎はその日のパトロールを中止して桜の看病をします。

この頃から、桜は自分が化物になっている怖い夢を見るようになっています。

ランサー敗れる

士郎がパトロールをしなかったその日の夜、ランサーはアサシンを喰らって中から這い出てきた真アサシンと対峙します。

英霊としての格が高いランサーがたかが暗殺者ごときに負けるはずもなく、戦いは終始ランサーの有利に進みますが――それは黒い影の存在により一変します。

英霊すら絡めとる黒い影の存在に動揺したランサーは隙を突かれ、真アサシンの宝具を食らって敗北します。

凛との協定と麻婆豆腐

桜の看病をした次の日、一人ではとても解決できないことを悟る士郎は凛と停戦協定を結びます。そこで、凛から倒したはずのキャスターが活動しているというあり得ない情報を聞きます。

放課後、噂の確かめるため凛から指定された中華屋に行くとそこには麻婆豆腐を食らう言峰の姿がありました。

ツッコミどころが多い状況に翻弄されながら、士郎は言峰から自身がランサーのマスターだったことや、ランサーが敗北したこと、間桐臓硯のことなど様々な情報を入手していきます。

余談ながら、この時の言峰とのやり取りはネタ的な人気が高い場面でもあります。特に「――食うか?」はセイバー√、凛√をやった後からは想像できない言峰の姿に、士郎と同じく呆然としたプレイヤーは大勢いたことでしょう。

姿を見せる黒い影

言峰から様々な情報を聞いたその日の夜に、士郎は臓硯と対峙する凛たちと遭遇します。臓硯はキャスターの死体を操っており、英雄の死体を弄ぶその所業にセイバーとアーチャーは激昂します。

共通の敵ということで共闘をするセイバーとアーチャーによる、キャスターは倒されますが、そこに正体不明の謎の影が現れます。

英霊でさえ正体がわからず、反射的に警戒してしまう黒い影の存在に場が支配された瞬間、全方位へ無差別に影が襲い掛かります。

突然のことで影を避けきれない凛を、士郎は庇った士郎は影による攻撃を食らい倒れてしまいます。

本格的な共闘

目を覚ました士郎は、謎の黒い影のこともありツンデレを発動した凛と本格的に共闘することになります。

改めて共闘することになった士郎と凛は二手に分かれて調査をします。士郎は謎の多い柳洞寺を、凛は間桐臓硯の調査のために間桐邸へと向かいます。

セイバーの敗北とライダーとの再会

柳洞寺の調査に向かうと、そこに真アサシンが現れます。真アサシンによって士郎と分断されたセイバーは焦りながら真アサシンと戦います。

焦りを逆手に取られ、罠に嵌められたセイバーは黒い影に捕まり、そのまま飲み込まれて敗北してしまいます。

セイバーと分断された士郎も臓硯と対峙しているため余裕はなく、なんとかセイバーの到着まで時間を稼ぎますが、現れたのは真アサシンでした。

ただでさえ圧倒的な戦力差が更に開き、自分の死すら覚悟した士郎を助けたのはライダーでした。

突如現れたライダーは、初めて士郎たちと戦った時とは比べ物にならない強さで臓硯と真アサシンを圧倒し、彼らを退けました。

なぜ助けてくれたのか? 士郎の疑問に答えることはなくライダーは去ります。

戦いが終わった後、セイバーの姿を探して柳洞寺を彷徨いますが、そこに相棒の姿はありません。そして、士郎は本当にセイバーが負けてしまったのだと悟ります。

桜の真実

様々なことが起こった夜、セイバーを失った士郎はそれでも「正義の味方」として沢山の人が死ぬであろう聖杯戦争を見過ごすことはできません。自身の実力が足りないとわかっていても、このまま付き合っていては死ぬとわかっていても士郎は聖杯戦争への参加を辞めません。

そんな矢先に、慎二が桜を襲います。桜を人質にして脅迫する慎二に対して、士郎は凛と協力して桜の奪還をします。

凛の協力もあったおかげで桜の奪還は成功しますが、桜は慎二の悪あがきでこん睡状態に陥ります。

ここで、桜の体内に刻印虫が植え付けられていること、ライダーの本来のマスターであり間桐の正当な後継者であること、などの情報が発覚します。

刻印虫のせいで魔力が足りなくなった桜はかなり危険な状態です。しかし、桜を助けるためには足りなくなった魔力を他人から補充するしかなく、そのためには大勢の人を犠牲にする必要があるため士郎は苦悩します。

誰かのための正義の味方はたった一人のための正義の味方に

「名前も知らない誰かのために桜を殺すか」、「桜を助けるために名前も知らない誰かを殺すか」

「正義の味方」を目指す衛宮士郎に突き付けられた選択は残酷なものだった。士郎が誰かを助ける「正義の味方」を目指すならば多数の犠牲者を生む「悪」である桜を殺すことこそが正しい選択である。

だが、衛宮士郎にとっての間桐桜は多数の誰かとは比べられないほど大切な存在だ。「正義の味方」としての答えは出ているはずなのに、士郎はそれを選択することができない。

そんな苦悩を浮かべる士郎の前にイリヤが現れます。八つ当たり気味にイリヤを突き飛ばしても彼女は怒らず、優しく士郎を包み込むように接します。イリヤちゃんまじお姉ちゃん。

イリヤは「なにがあってもシロウの味方である」と励ます。なぜそこまで親身になってくれるのか疑問を浮かべる士郎にイリヤは告げる。好きな子を守るのは当たり前だと。

その言葉で、士郎は自分が本当に守りたいものに気が付く。名も知らない誰かのためでなく、「桜の味方になりたい」と気が付いた士郎は、今までの自分を全て捨てることさえ躊躇わず、世界が敵になったとしてもたった一人になったとしても桜の味方になると決めます。

堕ちた剣士との再会

桜の味方であるため、イリヤと共闘を考える士郎は凛と共にアインツベルン城を尋ねます。そこで目にしたのは、あの最狂のバーサーカーが圧倒される姿です。

真っ黒の騎士――セイバーオルタを相手に徐々に押し負けていくバーサーカーはついに黒い影に捕まり敗北します。バーサーカーの敗北が決まった瞬間、士郎と凛は素早くイリヤを保護して撤退を始めます。

ついにアーチャーも脱落

逃げる凛たちですが、追いかけてくるアサシンに追い付かれます。アサシンだけならばアーチャーがどうにかしてくれますが、そこへさらにバーサーカーを飲み込んだ影まで現れます。

初めて敵対した時と同じく、影による無差別攻撃はアーチャーを襲い、士郎の腕を飲み込みました。黒い影の攻撃を受けたアーチャーは消滅から逃れることもできず、片腕を失った士郎もこのままでは死を待つばかりです。

座して死を待つばかりの状況を打開するため、アーチャーは自身の腕を士郎へ移植することを提案します。本来ならばアーチャーの腕を人間に移植などすれば生きていられるわけがありません。

それでもアーチャーは士郎ならば問題ないと判断します。実際にアーチャーの言葉は正しく、士郎はアーチャーの置き土産を受け継ぐことになります。

知りたくもない真実

アーチャーの腕のおかげで一命をとりとめた士郎。しかし、状況は非常に悪いままです。

じわじわと焦りを焦りが浮かぶ中、臓硯から間桐邸に来るように手紙が来ます。誰がどう見ても罠ですが、現状を打開する手段を少しでも手に入れるため、士郎は単身で間桐邸に向かいます。

間桐邸を訪れた士郎は、そこであの黒い影こそが桜なのだという知りたくもない真実を臓硯から知らされます。

このままでは桜は自身の影に飲み込まれ暴走してしまう。そうなる前に殺すのがいいとわかっていても、士郎は桜を守ることを辞めません。

引き金は呆気ないほど突然に

自身がもう長くないことを悟った桜は、ライダーに令呪で士郎を守るように命令し、臓硯の元へ向かいます。

そこで、桜は臓硯の罠にかかり、自分を襲ってきた慎二を殺してしまったことで最後に残っていた理性を手放し影に飲み込まれてしまいます。

言峰との共闘

反転した桜は臓硯の指示に従い、衛宮邸から正規の聖杯であるイリヤを攫います。襲撃により凛は行動不能になり、まともに動けるのは士郎だけに。

絶望的な状況で手を差し伸ばしてきたのはまさかの麻婆こと言峰でした。言峰の助力もあり、イリヤを再度奪還するためにアインツベルンの城へと向かいます。

イリヤの奪還そのものは拍子抜けするほど簡単でしたが、すぐに追手が放たれることになります。

受け継がれた英雄の力

士郎たちの追手として放たれたのは真アサシンと黒化したバーサーカでした。言峰は真アサシンの足止めを引き受けますが、逃げる士郎たちをバーサーカーはどこまでも追い掛けます。

士郎とイリヤは必死に逃げますが、英霊を相手に逃げ切れるはずもなく、追い詰められます。打開は不可能ともいえる状況の中、士郎は自分が持つ切り札の使用を決意します。

アーチャーの残した腕の力。本来ならば人の身に余る英霊の力を使えばただの人間でしかない士郎など一溜りもありません。

それでも、イリヤを助けるために、桜を救い出すために、士郎は自分という存在が擦り潰されることを厭わずに左腕にかけられていた聖骸布の封印を解きます。

聖骸布で抑えられていたアーチャーの浸食は圧倒的で、士郎の意識はすぐに飲み込まれそうになります。途切れ途切れになる意識の中、「――ついて来れるか?」と聞こえる不敵な声と遠い背中。

そんなアーチャーに、士郎は散り散りになった意識をかき集めて吼えます。

「ついて来れるか、じゃねえ てめえの方こそ、ついてきやがれ!」

狂戦士から受け継がれる役目

3秒。それが士郎にとって勝敗をわける時間でした。アーチャーの宝具である固有結界「無限の剣製」は士郎とアーチャーでは心象世界が違うため使用できません。

故に、士郎は投影だけであの狂戦士を倒さなければならないのです。しかも一度でも投影を実行すればそれは即ち衛宮士郎の終わりの始まり。解除できない時限爆弾の起爆スイッチ他ならない。

それでも士郎はためらうことなく遥か先を行き英霊を追いかけて投影を始めます。通常の投影では勝てないことは先刻承知、ゆえに士郎は限界を超えた投影をします。

「――投影、装填」
「全工程投影完了――是、射殺す百頭」

絶死に向けての全力の一撃。しかし、それでも狂戦士は止まりません。まともに動けない士郎が惨殺される寸前、黒く淀んだ瞳がイリヤの姿を捉える。

わずかに動きを止めたその瞬間、士郎は今度こそ狂戦士へ止めを刺します。かくして、狂戦士は士郎に自身の役目を託して消滅しました。

決戦に向けて動き始める

なんとかイリヤを奪還することができた士郎。しかし、言峰の生死は不明であり、時間をかければ自身も死ぬ。もはや残されている時間が少ない。

決戦に向けての準備をしつつ、イリヤから聖杯に巣くうアンリマユの存在とどうすれば桜を救えるのかを教えられます。

ライダーVSセイバー

準備を終え、大空洞へ訪れた士郎たちを待ち受けていたのはセイバーオルタでした。桜のことは凛に任せ、士郎とライダーはセイバーオルタと戦うことになります。

初戦とは逆の立ち位置となった戦いは、いつ均衡が崩れてもおかしくないほどギリギリの戦いです。ジリ貧ではライダーに勝利はありません。だからこそ、士郎はたった一つのチャンスを待ち続けます。

セイバーの圧倒的な力を前に、ライダーは切り札である宝具を切ります。セイバーもライダーの宝具に合わせて自身の宝具を展開します。

聖剣の中でも最高峰と呼ばれる「約束された勝利の剣」とライダーの「騎英の手綱」。勝敗は火を見るかのごとく明らかでしたが、セイバーが宝具を使うその瞬間こそ士郎が狙っていたチャンスです。

ライダーの宝具に合わせて、アーチャーが持つ最強の護り「熾天覆う七つの円環」を展開させ、ライダーを守ります。「熾天覆う七つの円環」に守られたライダーは滅光に身を削られながら突き進み、一矢報いました。

ライダーに吹き飛ばされ、なおも生きているセイバー。そんなセイバーに止めを刺すために駆け出した士郎は、自身を守ってくれたセイバーに対してお礼を言いながら迷いを断ち切るように止めを刺します。

姉妹対決の行方

凛も魔術師として優秀だが、聖杯から無限に魔力を得ることができる桜を相手にしたところで勝ち目はない。

まともにぶつかって勝てないのなら、まともじゃない手段をとればいい。凛は士郎に投影してもらった大師父の宝剣を使用することで桜に対抗する。

並行世界から無尽蔵に魔力を引き出す部分的な第二魔法の副産物、宝石剣はその力で桜を圧倒する。

無限に対する無尽蔵、お互いの条件は同じであればあとは魔術師としての力量が勝負を決める。魔術師として研鑽を積んできた凛は、あと一歩まで桜を追い詰めるが、彼女を殺す寸前になって悟ってしまいます。

「あ、ダメだこれ」

桜を殺す直前、凜は姉として最愛の妹を自分は殺すことができないと悟り、桜を抱きしめながら謝りながら黒い影に体を貫かれます。

破壊すべき全ての符

ボロボロの体で駆け付けた士郎が見たのは、倒れている凛の姿と正気を取り戻し、影に抵抗している桜です。

自身の死を望む桜に対して、士郎は歩み寄りながら一つの宝具を投影します。それはキャスターが持っていたあらゆる契約を断ち切る宝具・破壊すべき全ての符(ルールブレイカー)。ここでキャスター戦での伏線が回収されることになります。

破壊すべき全ての符(ルールブレイカー)を使い、桜とアンリマユとの契約を断つことで、ようやく桜はあらゆるしがらみから解放されることになります。

最後の戦いと投影

桜を開放した士郎は、遅れてやってきたライダーに凛と桜を任せて大聖杯に向かって歩みます。

これまでの無茶な投影が祟り、士郎の体は内側から剣に変化していき、もはや人としての時間はほとんど残っていません。

ですが、そんな士郎の前に最後の敵として言峰が立ちふさがります。言峰も胸に穴が開いており、すでに死に体。どうあっても死は免れません。

そんな中でも、士郎と言峰は己の信念をかけて最後の死闘をします。士郎は「絶対悪を否定」し、言峰は「絶対悪を祝福する」。

互いに時間がない中、士郎をあと一歩まで追い詰めますが――言峰は時間切れにより敗北します。士郎に止めを刺す寸前で止まった言峰の体は動かず、士郎に「おまえが最後のマスターだ」と語りかけて息を引き取ります。

第三魔法「天の杯」

次の瞬間には死んでもおかしくない体を引きずりながら、士郎は大聖杯の前に来ます。聖杯戦争の幕を引くために、士郎は自身が知る最強の聖剣を投影して大聖杯を道連れにしようとします。

そこに現れたのは純白の少女。彼女は士郎の代わりに死ぬことを選びました。壊れた頭で必死に引き留めようとする士郎に、純白な少女は笑いながら答えます。

「……ええ。わたしはお姉ちゃんだもん。なら、弟を守らなくっちゃ」

純白の少女の歩みは止まらず、彼女は笑って逝きました。彼女が行使した第三魔法、その奇跡を眺めることしか、士郎にはできませんでした。

桜を眺める彼らは――

聖杯戦争から月日が経ち、時計塔に留学していた凜が久しぶりに冬木へ帰ってきました。衛宮邸を尋ねると、桜の使い魔となったライダーが出迎えます。

桜に大河と、いつもと変わらない面子に加え、イリヤの第三魔法による助けられた士郎もいます。無事に生き残った彼らは、約束の花を見るために揃ってお花見へ向かいます。

共に歩む桜と士郎、二人はどこまでも幸せそうに笑い合っていました。

ヘンブズフィールにおけるキャラの結末

キャラ名シナオリ上の結末
衛宮士郎【トゥルーエンドの結末】
イリヤの力を借り、第三魔法「天の杯」によって生還。桜との約束を果たし、無事に彼女と幸せな日々を過ごす
【ノーマルエンド】
自身の命すら削り、聖杯戦争の原因である大聖杯を破壊。その無理が祟り生死不明となる。エピローグでは何十年もの間、桜を待たせ続けている
アルトリアアンリマユに汚染された聖杯の泥に飲み込まれる。のちにセイバーオルタとして士郎たちの前に立ちふさがる。メドゥーサと士郎の連携により倒されるが、最後は満足げだった
遠坂凛【トゥルーエンドの結末】
穂群原学園を卒業跡に時計塔(ロンドン)へ留学。ある年の春に約束を果たすために帰国し、綺麗に咲いた桜を眺める
【ノーマルエンド】
苛烈な聖杯戦争を生還。テキスト上のみだが孫もいる様子
エミヤ黒い影から凛を庇い、消滅。その際に、士郎を生かすために彼が失った左腕を言峰に移植させる
間桐桜【トゥルーエンドの結末】
ようやく苦痛の日々から解放された桜は大好きな士郎と幸せな日々を過ごす
【ノーマルエンド】
何年、何十年とただひたすらに愛した男性の期間を信じて待ち続ける――
メドゥーサ【トゥルーエンドの結末】
桜を守るため、使い魔として現界し続ける。すっかり衛宮邸にもなじんでいる様子
【ノーマルエンド】
聖杯戦争終了と同時に消滅
イリヤ士郎に対して第三魔法「天の杯」使用。士郎のお姉ちゃんとして弟を守るために胸を張りながら力を使い果たす
ヘラクレスイリヤを庇い黒い影に飲み込まれて汚染される。汚染されながらもなお、イリヤを守るために暴走し続けるが、エミヤの腕を開放した士郎に倒され、士郎に自分の役目を託して消滅する
間桐慎二桜を襲い、黒い影に殺される。桜の精神を崩壊させる引き金として利用された
言峰綺礼衛宮切嗣を超えるため、大聖杯の前で衛宮士郎と一騎打ちをする。互いに時間がない中、士郎をあと一歩まで追い詰めるが時間切れにより敗北する
クー・フーリンハサンとの戦闘中、黒い影に気をとられたところへ宝具による一撃をくらい消滅
葛木宗一郎臓硯に操られたメディアに殺害される
メディア自身が宗一郎を殺したという事実に呆然としていたところをアルトリア(セイバー)に倒され消滅。なお、映画版では臓硯に死体を操ら、アルトリア、エミヤと戦闘をした
佐々木小次郎真アサシンを召喚するための触媒として使用され腸をぶちまけて消滅
ギルガメッシュ壊れかけの聖杯である桜を始末しようとするが、いつもの慢心が裏目に出てしまい黒い影に飲み込まれて消滅
間桐臓硯【トゥルーエンドの結末】
もはや呪いともいえる執念を持って生き残るとするが、イリヤの姿に「ユスティーツァ」を見て、彼女によって未練を昇華して死亡
【ノーマルエンド】
生死不明
呪腕のハサン聖杯として至った桜によって消滅させられる

劇場版も3章構成で放映

非常にシナリオ密度が濃いヘブンズフィール(桜√)は劇場版の放映が全3章で決定しまています。第1章は2017年10月14日に公開され、続きである第2章は2019年の1月12日から全国の映画館で放映予定となっています。

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