マップテクニック
マップに関するテクニックのまとめです。
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▼目次
=「地面」もしくは「レイヤー1」と表記
=「地上物」もしくは「レイヤー2」と表記
=「装飾品」もしくは「レイヤー3」と表記
マップ製作の心得 †
▼目次
製作順序 †
地面→壁→装飾 の順番で製作すると楽に作れる。
最初にプレイヤーの可動範囲を決めることで、歩きやすいマップになりやすい。
マップの表示領域 †
▼マップの表示領域は左右8マス、上下4.5マス。
(左右は1~2pxほど見切れる)
マップ編集画面で見える領域とは異なるので注意。
一画面のマップや、端の黒い部分(通称ハジクロ)が見えないようにするときに便利なので覚えておこう。
民家やフロア分け †
▼町の民家や「1F」「2F」などのフロア分けは、別マップに作るのではなく同じマップ内に作ると便利。
このようにすることで、瞬間移動による超レスポンスの移動や、BGMのピッチの変更などが可能になる。
容量の節約にもなるのでぜひ活用しよう。
【留意点】
- 1マップ内のイベント設置限界は256個だが、100個を超えるあたりから旧3DSでの移動がカクつくようになる。
旧3DSを考慮するゲームでは適宜マップを分けるのも手。
影と黒塗り †
『特殊素材』の黒塗りは、影と質感が違う。
影は真っ黒の上でも灰色で浮くが、黒塗りは浮かない。
うまく使い分けよう。
また、ジャンルごとでも影の種類が微妙に違う。
『現代ホラー』『あやかし』は少しだけ他より暗い。
『あやかし』にだけ端切れた影があり、『SF』や『SF②』の上影にはフェードがない。
また、黒塗りにはグラデーションがあり、『あやかし』にも同系の紫塗りと赤塗りがある。
これらの影やグラデの特殊な使い方は、下記の影やグラデの発展にある。
レイヤーを増やす †
イベントのグラフィックを使うことでレイヤーを増やすことができる。
▼表示順序(m=マップ, e=イベント, +=のチップ)
m1<m2<e1<e2<m3<e3<m2+<m3+<e2+<e3+
【留意点】
イベントのグラフィックをマップチップにすると、ロードが顕著に重くなる。
レイヤーの重なりをどうごまかすか考えるのもまた一興なので、角度変更などイベント特有の機能を使わない限りは、マップ編集画面だけで完結できるのが望ましい。
マップチップの特殊な使い方 †
▼目次
- 完全に透明なチップ
- 滝
- 大きな雲
- 横向きの棚
- 入口の看板
- ファンタジーの木の重ね方
- 水の中を泳ぐ魚
- 透ける窓
- 大きな窓
- 生首
- 壁や床などの傷
- 崖ぎわ
- 闇のクリスタル
- 花壇
- 伝説の剣
- 3Dダンジョン
- 影やグラデの発展
- 端を補完するチップ
完全に透明なチップ †
『戦国』の手すりの下(レイヤー2)と『現代ホラー』の錠前の上(レイヤー3)に透明なチップがある。
これを使うことで、地上(レイヤー1)の当たり判定を変更したり、透明な壁や迷路を作れたりする。
滝 †
滝のチップはないが、噴水の一部を使うことで表現できる。
▼使用例(橋から見える滝)
※『SF②』の雲で、静的だが水しぶきを演出することもできる。
大きな雲 †
雪の被った大木の上部を雲に見立てることができる。
下が見切れるので、遠景や手すり越しの雲などに使ってみよう。
▼使用例(海の遠景)
横向きの棚 †
木壁の上に机の一部を載せると横向きの棚に見える。
※正面向きの棚と併用すると違和感がある。
入口の看板 †
入口上部に裏から机のチップをあてると看板に見える。
壁材がレイヤー1であれば、ベットの上部など他にもあてられるチップが増えるので色々試してみよう。
ファンタジーの木の重ね方 †
裏から森の壁のパーツをあてると、ファンタジーの木を重ねることができる。
水の中を泳ぐ魚 †
水の上に料理チップの上部を浮かべると、魚が水の中にいるように見える。
イベントで左右に往復移動させれば、泳いでるように見せることもできる。
(完全に透明なチップを使えば水の当たり判定をいじることが可能)
透ける窓 †
『特殊素材』の白グラデを上から被せることで、透ける窓を表現できる。
▼使用例(街道のカフェ)
※窓の中はレイヤー3が使えないので、少し自由度が低い。
大きな窓 †
氷の床をガラスに見立てることができる。
▼使用例(王宮の内装)
※氷の主張が激しいと感じたら、隣の薄い氷の床でも可。
生首 †
『現代ホラー』の寝ている人物の頭部分を切り取れば、生首を演出できる。
スプラッター描写で刺激を与えたい方は活用してみよう。
壁や床などの傷 †
傷のついたチップは一部しかないが、『あやかし』の墨を使えば傷を表現できる。
崖ぎわ †
崖ぎわのチップは一部しかないが、『現代ホラー』の黒モヤで表現できる。
▼使用例(城の崩壊)
※大穴は『現代②』にある。
闇のクリスタル †
『SF②』のブラックホールの角4つを使うことで、闇のクリスタルを作ることができる。
花壇 †
『現代②』の草と『ファンタジー』の神殿の階段を使うと花壇が作れる。
壁際に置くだけでかなり映えるので、ひとつのレパートリーとして覚えておいて損はないだろう。
※下半分が隠れるので様々なチップが使える。いろいろ試してみよう。
少し隙間からはみ出すが、裏にあてる床や壁材を工夫することで違和感をなくすことができる。
伝説の剣 †
床や台座に刺さった剣のチップはないが、いくつか組み合わせることでそれっぽく見立てることができる。
▼使用例(森の中の聖剣)
3Dダンジョン †
斜めのチップをイベントの「角度変更」で調整すると、3Dの画面が演出できる。
影やグラデの発展 †
『SF②』に下向きの白黒フェード、『現代ホラー』に上下左右の白黒フェードがある。
また、『SF②』には8方向の影がある。(めっちゃ使いやすい)
これらや影と黒塗りは、とても汎用性が高く、透ける窓や3Dダンジョンをはじめ、カーペットの模様、おしゃれな屋根、入口や出口、演出用の背景作りなどに応用できる。
他にも色の合成ができるので、エメラルドグリーンなど既視感のない色が作れるようになる。ドット絵や奇妙な空などに利用してみよう。
端を補完するチップ †
端を補完してくれるチップは汎用性が高く、地上チップを家屋の壁に利用したり、自作の小物を作ったりするときに役立つ。
上下左右でいくつか覚えておいて損はないだろう。
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