低予算クトゥーンドルイド
低コストクトゥーンドルイドは、その名のとおりドルイドのクトゥーンデッキの低魔素バージョン。
《クトゥーン/C'Thun 》が無料で手に入るため始めたばかりでもありがたい切り札となる。
また強化させるクトゥーン信者はスタッツが高く、ドルイドのマナ加速との相性が良いためミニオンの有利トレードが取りやすいのも強みである。
レシピ
600魔素 | 400魔素 | 160魔素 |
-《滋養/Nourish 》 +《星の炎/Starfire 》 | 《黄昏の鎚の長老/Twilight Elder 》 《闇アラコア/Dark Arakkoa》 のみ投入バージョン |
デッキ概要
大量の優秀な挑発ミニオンで身を守りながら《クトゥーン/C'Thun 》を育てるデッキ。
マナ加速によって優秀な大型ミニオンを早期に出し、ヒーローダメージを稼ぎながら、相手に処理を強要する動きが非常に強力。
相性
スタッツが優秀なミニオンが多いため、マナ加速も加えてミニオン同士の殴り合いには強い。
ただしドルイドの弱点であるミニオン大量の展開に弱く、大型ミニオンの処理も厳しい。
戦略
マナ加速により相手よりも早く大型ミニオンを出すことは他のドルイドデッキと変わりません。
クトゥーンの信者達はクトゥーンを強化しつつ盤面を取るには十分なスタッツを兼ねているので出し惜しみなく展開しましょう。
中盤以降大型ミニオンに除去などを消費させつつ、《クトゥーン/C'Thun 》でトドメが理想的です。
対アグロ
挑発ミニオンが多いため有利に見えますが序盤から押されやすく、そのまま負けることがあります。
クトゥーンを出すことはまずないためクトゥーン信者でどれだけ盤面を抑えられるかが鍵になります。
対テンポ
マナ加速により相手よりもテンポよく展開しやすいため有利だと思います。
対コントロール
ミッドレンジデッキなので有利とは言えますが終盤ではカードパワーに押される可能性が高いです。
序盤から有利に持ち込み、中盤で一気に勝負を決めるのがベストでしょう。
対OTK
挑発ミニオンを置いておけば大体何とかなる組み合わせですが相手も必死に除去してくるため立ち回りが難しい相手と言えます。
全カード解説
《練気/Innervate 》
マナ加速カード1。出したいカードは4マナ以上の全てのカード。1ターン目に《黄昏の鎚の長老/Twilight Elder 》を出すのもパワフル。
《自然の怒り/Wrath 》
便利な除去カード。ヒーローパワーと合わせて4ダメージまで出せる。
最悪1ドローにも使えるため序盤から終盤にかけて便利なスペルである。
《野生の繁茂/Wild Growth 》
マナ加速カード2。2ターン目にこれを使うことで次が4ターン目になる。1ターン目にコインからこれを使うのは、次のターンにマナを使い切れる時だけにしよう。そうでないならコインは温存して2ターン目に《野生の繁茂/Wild Growth 》を使い、3ターン目をスキップする。2ターン目をスキップしても3ターン目にヒーローパワーを使うのでは、コインを無駄遣いしただけで終わってしまう。
《邪悪の誘い手/Beckoner of Evil 》
《クトゥーン/C'Thun 》信者カードその1。次のターンまで生き残れば《シャタード・サンの聖職者/Shattered Sun Cleric 》で3/4になることもできる。
《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze 》
トーナメントレベルの基本カード。ウォリアー、ハンター、シャーマン、ローグなどランク戦でよく当たるヒーローへの対策となる。
《シャタード・サンの聖職者/Shattered Sun Cleric 》
序盤で生き残ったミニオンを強化して一方的に敵ミニオンを破壊できれば理想的。
単純に《センジン・シールドマスタ/Sen'jin Shieldmasta 》など体力の大きなミニオンを強化する動きも強力。
アップグレード候補 →《クトゥーンの門弟/Disciple of C'Thun 》
《黄昏の鎚の長老/Twilight Elder 》
《クトゥーン/C'Thun 》信者カードその2。素のステータスとして3/4を持つテンポミニオン。
場に置くだけでグングン《クトゥーン/C'Thun 》が育っていく。
とは言え盤面確保を優先したい場合もあるため、相打ちを狙いに行くことも必要。
《なぎ払い/Swipe 》
頼りになる全体除去。ズーなどトークンを並べるデッキに特に有効。
ミニオンを大量に並べられると辛いのでこのカードの使い方が勝負を左右することもある。
《クトゥーンに選ばれし者/C'Thun's Chosen 》
《クトゥーン/C'Thun 》信者カードその3。攻撃力4で1度ダメージを無視できるのは非常に強い。
1~3マナのミニオンは即死、それ以上のミニオンとも1:1トレードすることができる。
《センジン・シールドマスタ/Sen'jin Shieldmasta 》
対アグロ。3/5は標準サイズであり、場に残りやすい。
アップグレード候補 →《シェルシフター/Shellsshifter 》
《チルウィンドのイェティ/Chillwind Yeti 》
マナ加速して出したいパワフルなミニオン。1~3ターンまでに出てきたミニオンのほとんどと1:2交換できる。
アップグレード候補 →《クラクシの琥珀織師/Klaxxi Amber-Weaver 》
《滋養/Nourish 》
使い勝手の良いドローソース。序盤で消費した手札を補充しつつ、クトゥーンを早く引けるように。
使うときは他にやれることがない場合に使おう。
《爪のドルイド/Druid of the Claw 》
優秀な5マナミニオン。どちらの選択も強いが、通常は場持ちが良い挑発を選択する。
《闇アラコア/Dark Arakkoa 》
クトゥーンが入っていなくても入れたい強力なミニオン。このデッキの主力。
《鉄の樹皮の守り手/Ironbark Protector 》
超大型挑発ミニオン。相手に処理を迫ることができ、《クトゥーン/C'Thun 》に使うための除去カードを消費させることができる。
アップグレード候補 →《戦の古代樹/Ancient of War 》《変・クリーパー/Bog Creeper 》
《クトゥーン/C'Thun 》
フィニッシャー。パワー分のスプリットダメージを投げる。十分な大きさであり、対処されそうになければ、マナ加速によって早めに出してもいい。
マリガン
- 《自然の怒り/Wrath 》'《邪悪の誘い手/Beckoner of Evil 》'《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze 》《野生の繁茂/Wild Growth 》
序盤を有利に進めるため2マナカードを狙うのは基本中の基本。
《野生の繁茂/Wild Growth 》があるならば4マナミニオンとセットでキープしたいところ。
- 《練気/Innervate 》+3,4マナミニオン
マナ加速は戦術が限られる序盤で使えばより効果的なので両方初手にある場合は狙うのもあり。
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