冥界騎士ランス(レジェンダリー)
ランスはライラを追って冥界へ行きました。でも果たして彼は彼女を救う代償を払うことができるでしょうか?炎の栄光に包まれた最初の冥界騎士について知りたければ、続きを読みましょう。
モデル変更
- 冥界のフューリー鎖かたびら
- ハウンスカル・ヘルメット
- 黒檀の装飾的な翼
- 一流の中の一流のデザインが施された黒曜石のシールド
- 冥界の冠
- 炎に包まれた冥界の三又鉾!
- アーマーにうめ込まれたハルシオンの中心の宝石
アニメーションの変更点
- コンバットロールは、コークスクリュー・フリップに!
ベースに戻るときに体を捻って飛び上がり、三又鉾を地面に叩きつける - 刺突ではより高く飛び上がり、より強く地面に激突する
効果の変更点
- 三又鉾から火花とススが飛び散る
- 燃える冠
- 輝く金色の目
- 基本攻撃とガイシアの壁使用時にシールドから炎が飛ぶ
- 刺突で地面に冥界の炎の亀裂を生じさせる
- ガイシアの壁を使うと炎とススの弧が現れる
ゲーム内でスキンをチェックしよう
*冥界騎士ランス(レジェンダリー)スキンはアップデートver.2.5で実装されます。
アップデートver.2.5に関する詳細はこちら
ストーリー
冥界の守護者
三つの頭を持つ恐ろしい冥界の狼は、悪鬼達がランスに冥界製のアーマーを着せる間、体から炎を燃え立たせながらじっと座っていた。「俺が殺した女のもとに連れて行け」と戦士が命じた。
「お前はずっと女のそばにいる」と狼が答えた。兵器庫の姿が薄れ、代わりに遠くから差し込む光に照らされた大きな部屋が現れた。彫刻された黒曜石が並び、高い壇と、ランスの立つ通路がある。それはメイジ・ホールであり、かつそうではなかった。なぜならそこに見えるすべてのものが灰色と黒で、まるで悪夢の中のようにゆらめいていたからだ。周囲には、虚ろな目をした魔道士の幽鬼が群れていた。
生者の姿は見えなかったが、彼らの声が二つの世界の間にこだましていた。戦いの雄叫び、それから母を求める少年の泣き声。ライラの魂が、彼女が死んだその場所に立っていて、衝撃を受けたランスは近づいた。
彼女の体から色彩が滴り落ち、冥界に消えていた。紫色の巻き毛は一房ずつ白くなり、唇と頬の赤みが失われ、真紅の魔道士の衣装はもはや灰色の悪鬼と見分けがつかない。眼差しが闇に覆われていくライラの頰に、ランスの冷たいガントレットが触れた。
「この過ちは正されなければならない」と彼はささやいた。だが彼女の顔からは、彼の言葉を理解した様子はうかがえなかった。
「冥界に入る者は、守護者の許しなければ出ることは許されない」その恐ろしげな外見に似ず、狼の声は優しかった。「ランスよ、お前の務めはここで彼女を守ること」
「それでは守護者の許しを得てみせよう」
「守護者はわたしだ」と恐ろしい狼が言った。「わたしの許しを得ることなどできぬ」
「どうだろうな」と言って、ランスは剣を抜いた。
「そうか」と狼も答え、騎士に飛びかかった。牙をむき出し、炎とススをまき散らしながら。
通路から奈落の底に落ちないように体を反らしながら、ランスも攻撃に転じた。シールドをつかみ、大きな弧を描いて剣を三つ頭の狼の足に向けて振り下ろした。狼が二度目の攻撃にうつると、その長い爪がランスの脇腹に食い込み、冥界のアーマーを引き裂いた。痛みを感じるより前に傷口から血がふき出した。彼は身をひるがえし、血を流しながら通路から壇上に飛び上がった。狼がその後を追った。
ライラの魂は、虚ろな目で見守っていた。
ランスは振り向きざま、相手の肩に剣を突き刺した。冥界の狼は痛みに吠えた。息詰まる一瞬、彼らは血を流し、相手の様子をうかがいながらグルグル回った。再び狼が飛びかかって三つの口で噛みつこうとしたが、距離を詰めることはできなかった。狼は唸りながら頭を引っ込めて遠吠えした。メイジ・ホールの四隅から冥界の狼の群が助けに駆けつけた。
生者の世界から、ランスの耳に再び少年の声が聞こえてきた。「お母さん、僕を許して!」
通路を走ってくる狼の群れはまるで長い炎のようだった。戦士は大きく息を吐きながらその刃で群れを横になぎ払い、壇の方へ飛ばした。次の瞬間飛びのいて、とどめの一撃ですべての冥界の狼を刺突した。
悪鬼達とライラの亡霊は消えた。生者の世界と冥界を隔てる幕が裂け、メイジ・ホールに色彩が弾けた。試練は終わった。通路の向こう側では上体を起こしたライラが、サムエルの腕に抱かれて息をふき返していた。ライムはいつものように口元を厳しく引き締め、サムエルの肩に手をかけて立っていた。
ランスの周りに集まった狼たちは、いまや炎ではなく毛に覆われていた。そのリーダーもまた、巨大ではあるが普通の生きた狼に姿を変えていた。「お前は我々を解放してくれた」と狼はランスに告げた。「いつか強い相手が現れて、同じようにお前を解放せんことを、冥界の守護者よ」
ランスは口を開けそれに答えたが、冥界のグールが彼を取り囲み、鎧と武器を引きはがす衝動にかき消された。彼はその力に抗えず、冥界に引きずり込まれ、彼を待っていたのは武器庫に収まっていた守護者の翼と冠、そして槍だけだった。
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