偶数ウォーロック
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偶数ウォーロックは、ウォーロックのミッドレンジデッキ。
※このデッキはワイルド専用であり、スタンダードルールでは構築が不可能なので注意。
レシピ †
デッキ概要 †
《ゲン・グレイメイン/Genn Greymane》で1コストとなったヒーローパワーを駆使し、手札を増やしながら中~大型ミニオンの連打で圧倒するミッドレンジデッキ。
《トワイライト・ドレイク/Twilight Drake》と《山の巨人/Mountain Giant》といった手札の枚数に影響されるカードが採用されるため、使用感は往年のハンドロックに近い。
※ドラゴン年の開始に伴い、《ゲン・グレイメイン/Genn Greymane》が栄誉の殿堂入りしたので、2019/4/10以降はスタンダードでは構築不可能となる。
戦略 †
序盤はドローを優先し、4ターン目に《トワイライト・ドレイク/Twilight Drake》や《山の巨人/Mountain Giant》等の高スタッツミニオンを出すことを目標にする。
相手がアグロ/テンポデッキであるなら、様子を見ながら除去呪文や《終末予言者/Doomsayer》等を挟んで対処に回る。
基本的に手札が常に潤沢なので勘違いしやすいが、それはデッキのカードを早く引いてるだけであって、コントロールデッキ相手に余裕を持てる程リソースが豊富なわけではない。
各種除去呪文や挑発、回復ミニオン等で、しっかり場の大型ミニオンを守りつつ、相手ヒーローの体力を積極的に詰める必要がある。
また、能動的に動けるカードに4マナ以上のカードが多く、後半までは手札次第で1ターンに1枚しかプレイことが多い。手札の枚数制限に引っかからないよう、カードの引きすぎには注意。
キーカード解説 †
- 《トワイライト・ドレイク/Twilight Drake》
ドローが容易なデッキなので4/10で場に出ることも珍しくはない。攻撃力は4点なので焦って顔面を殴るよりはしっかり盤面を固める役に回った方が良い。
《サンフューリーの護衛/Sunfury Protector》による挑発役としても優秀。気をつけてどうなるわけでもないが沈黙には注意。
- 《山の巨人/Mountain Giant》
最速で4ターン目(後攻ならコインを使わなければ3ターン目)に出せる大型ミニオン。即座に処理できないデッキはそれなりにあるので、雑に顔面を4回殴って勝つような試合もある。
慎重になってトレードに回すのもいいが、このミニオンを除くとダメージが伸びづらいデッキなので、できるだけ相手ヒーロー殴る機会を与えてあげたい。
- 《鉤手のリーヴァー/Hooked Reaver》
条件を満たせば4マナ7/7挑発として召喚できる悪魔。
シャットアウト枠としても打点しても優秀だが、手札がダブついてライフを減らしたくてもドローできなかったり、回復や各種挑発ミニオンの存在も相まって兼ね合いが難しい。
ゲーム展開によっては、勿体ぶらずに4マナ4/4バニラとしても繰り出すことも覚えておこう。
回復&挑発
- 《卑俗なホムンクルス/Vulgar Homunculus》
優秀なスタッツを持つ軽い挑発ミニオン。悪魔枠でもあり、呪文石のアップグレード役でもある。
- 《サンフューリーの護衛/Sunfury Protector》
ライフの減りが激しいデッキなので、挑発や回復は重要。相手のミニオンのシャットアウトを狙う。
除去
- 《冒涜/Defile》
ハマればとても2マナとは思えない活躍をしてくれる全体除去。
とはいえ有名すぎて最低限のケアはほぼされる上に、このデッキは低い体力のミニオンを用意するのが難しいので腐り気味になることも。
- 《地獄の炎/Hellfire》
お馴染み4マナ3点AOE。呪文石のアップグレード役としても。
- 《アメジストの小呪文石/Lesser Amethyst Spellstone》
苦手な単体除去役。大型ミニオンの攻撃を通したり睨み合いの盤面で役立ってくれる。
アップグレードしていた場合は結構な回復量になるので、ゲーム後半、《鉤手のリーヴァー》と一緒のターンに使う場合はプレイする順番に気をつけること。
入れ替え候補 †
- 《ボーンメア/Bonemare》、《リッチキング/The Lich King》
より攻め手が欲しい場合に。
- 《闇の売人/Dark Peddler》
序盤に召喚できるミニオンとして。《魂の炎/Soulfire》や《凄まじき力/Power Overwhelming》といった点数の伸びるカードは勿論、状況に合わせて軽いカードを発見できるので融通が利く。
体力1のミニオンを発見できれば、体力2であるこのミニオンと合わせて《冒涜》の始動として使うこともできる。
- 《小ずるい足噛み魔/Cheaty Anklebiter》
ヒロパで1点を出せないウォーロックにとって、手元から気軽にミニオン付きで1点を出せるのは優秀。雄叫びを自分のヒーローに対して使うことで呪文石のアップグレード役にまわったり、自身が体力な1なこともあり、《冒涜》の点数調整枠としても優秀。一番の課題はこのカードのために枠が裂けるかどうか。
- 《終末予言者/Doomsayer》&《崩壊の霧/Corrupting Mist》
お手軽全体除去。
- 《悪魔化プロジェクト/Demonic Project》、《ドブネズミ/Dirty Rat》、《モジョー使いジヒィ/Mojomaster Zihi》
コンボデッキ対策。
- 《苔むしたモノノケ/Mossy Horror》
アグロ対策。
- 《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze》、《ノームフェラトゥ/Gnomeferatu》
武器対策。後者は《大逆の刃キングスベイン/Kingsbane》系のデッキに対して。
- 《第一使徒リン/Rin, the First Disciple》
ファティーグ前提のような遅いコントロールデッキに対して。
- 《待ち伏せのガイスト/Skulking Geist》
《翡翠の偶像/Jade Idol》や《内なる炎/Inner Fire》といったピンポイントなキーカードに対して。
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