低コストドラゴンプリースト
Hearthstoneをはじめて、プリーストで勝っていきたいと思った方向けのデッキ。
BRMの最後のカードまで必要なので、3000円程度課金すると楽に作れます。
レシピ
デッキ概要
"ドラゴンを手札に持っている時"という効果トリガーを持ったミニオンを使って戦っていくデッキ。
体力寄りのミニオンが多いので、相手のミニオンを倒して自分の場にだけミニオンが残っているという状況を作っていき、
バフ(Buff)やヒーローパワーなどで相手を引き離し、主導権を握って戦うことができる。
長所
- 序盤から1マナ上のスタッツを持つミニオン出し続けることができる。高耐久、挑発(Taunt)持ちで、アグロに対して安心感がある。
- ランク戦や初心者に多いアグロデッキに強い。
- 一緒に始めた初心者の友達がいるのなら、多くの場合、初心者はアグロデッキを作成するので彼らに対して優位に立つことができる。
- 中盤は強力な除去や、Northshire Cleric や《アジュア・ドレイク/Azure Drake》 でドロー、終盤にはレジェンダリーミニオンも控えており、終始隙がない。
- ゲーム全体でも希少な防御系のデッキで、手札とボードの選択肢を使ってゆっくり戦うのでボードやテンポ、アドバンテージを取るという大切なプレイングの基礎が学べる。
短所
- 体力寄りのミニオンが中心なので、高い攻撃力を要求されるハンドロックやフリーズメイジ、コントロールウォーリアなどに対して弱い。
- 手札にドラゴンを確保できなければ、大半のミニオンが機能を停止する。
- プリーストの宿命として、攻撃力4のミニオンの処理が少し面倒。
- BRMのカードを多く使用するため、無課金で製作するのはかなりの時間がかかる。
- ここから先のデッキ強化も、運にもよるが長い時間か、あるいはある程度の課金を要する。
流行のデッキへの相性
- 多くのアグロデッキに有利。フェイスハンター、ズー、メック○○など。
- オイルローグに微不利。
- フリーズメイジ、ハンドロック、コントロールウォーリアに大幅不利。
ターンごとの行動
基本的には相手の場にミニオンが残っている場合、相手のヒーローへの直接攻撃は行わず、
自分の場により多くミニオンが残るように相手のミニオンを倒し、相手の場が空になったらヒーローへダメージを与えていく。
- 1ターン目
- Twilight Whelp 、Northshire Cleric 。
- 多くの場合、Northshire Cleric を出していいのは2ターン目に彼女を守ることが出来るとき。彼女は貴重なドローソースなので上手く扱う必要がある。
- 《真言・盾/Power Word Shield》 やThe Coin &《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 、Wyrmrest Agent などが行える手札の時。
- 逆にハンター、パラディンには出してOK。特に相手がフェイスハンターの場合は1ターン目にミニオンを置けたということは非常に大きいプレイになる。
- 2ターン目
- Wyrmrest Agent 。
- 出したミニオンに《真言・盾/Power Word Shield》 してドロー。
- Northshire Cleric で敵のミニオンを攻撃して、回復しドロー。
- 敵のミニオンの回復でもドローできるので、シャーマンのトーテムを攻撃するとき、0/2トーテムの方を回復することでドローできる。
- 3ターン目
- 《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 。
- Blackwing Technician 。
- Northshire Cleric で敵のミニオンを攻撃して、回復しドロー。
- 4ターン目
- 5ターン目
- 《ブラックウィングの変性者/Blackwing Corruptor》 、《アジュア・ドレイク/Azure Drake》 。
- Holy Nova 。
- 6ターン目〜
- 基本通り、相手の場にミニオンが残っている場合は相手のヒーローへの直接攻撃は行わず、
ボード、テンポアドバンテージを取ることを考えてプレイしていく。
- 基本通り、相手の場にミニオンが残っている場合は相手のヒーローへの直接攻撃は行わず、
ここからのデッキ強化について
- ここから強化する場合、まずはLightbomb を2枚作成することをおすすめする。
- 代わりに抜くカード候補としてはDragonkin Sorcerer と《密言・死/Shadow Word Death》 を各1枚といったところ。
- このカードはデメリットもあるがかなり強力な全体除去で、多くの場合、自分の場のミニオンはほとんど生き残り、相手の場のミニオンはほとんど破壊される。
- 仮に相手の場に少しのミニオンが生き残ったとしてもそれは瀕死の状態なので、こちらの生き残ったミニオンで仕留めきることができる。
- 逆に上手くボードを取れていないシーンで、このカードをたった1枚使うだけで仕切り直しが出来る。
- 代わりに抜くカード候補としてはDragonkin Sorcerer と《密言・死/Shadow Word Death》 を各1枚といったところ。
- もしもNaxxを解放したら、Blackwing Technician を抜いてDeathlord を入れるといいだろう。
- このミニオンが死んだとき相手のデッキからランダムに1体ミニオンを召喚してしまうが、雄叫び(Battlecry)は発動しないし、強力なミニオンが出てくるとは限らない。
- 特にアグロデッキには単体で強力な大型ミニオンというのはほとんど入っていないので、出し得3/2/8挑発(Taunt)となる。
- またこのカードに対してバフカードを使うのは非常に強力な動きで、Inner Fire 、Divine Spirit を使うことができればデメリットがどうでもいいくらいの強力なミニオンになる。
- 仮に3ターン目にこのカードをプレイして無傷で4ターン目を迎えた場合、このカードに対して《真言・盾/Power Word Shield》 →Divine Spirit →Inner Fire とプレイすれば、
4ターン目にして20/20挑発(Taunt)という、スタッツだけならあのDeathwing すら一蹴するミニオンが出来上がる。
- 仮に3ターン目にこのカードをプレイして無傷で4ターン目を迎えた場合、このカードに対して《真言・盾/Power Word Shield》 →Divine Spirit →Inner Fire とプレイすれば、
- 上記2枚のカードが投入できたらフィニッシャーにDr. Boom を採用しよう。
- 最後にYsera 、《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 を作ったらドラゴンプリーストとして完成されたデッキになる。
- Ysera はドラゴンであり、強力なフィニッシャー。Ysera は非常に強力なドリームカードをプレイヤーに与え、ゲームを勝利に導く。
- 優秀な挑発(Taunt)が入っているし、場の有利を取っていることが多いので守りやすく、Inner Fire 、Divine Spirit とも相性がいい。
- 強力な効果を持っているが、守ることはあまり意識しないで素出ししてもいい。相手はこのカードの除去に必死にならなければならないからだ。
- もしもこのカードを数ターン守ることができたら、それはもう勝ちが決まったものと同じだ。
- 代わりに抜くカードは《クロマガス/Chromaggus》 がいいだろう。
- 《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 は6マナのわりに5/5とスタッツはイマイチなものの、非常に強力な効果を備えており、このカードも出すだけで相手にリソースの消費を強要する非常に強力なカード。
- 6ターン目に有利でも不利でも出すだけで強い。もし不利ならLightbomb を使ってもいい。次のターンにはDr. Boom だ。
Q&A
- この1360ダストってどれくらいなの?
- コモン4枚レア1枚の一番ハズレのパックが40ダストなので、交通事故に遭うくらい運が悪ければ34パック分です。実際は偏らない前提で20パック程度でしょうか。
- 最初のうちは各種ユニーククエストでゴールドがガンガンたまって闘技場(Arena)にも通い放題なので、クエストの消化と並行すればほとんど時間はかからないと思います。
- 月末ならRank MatchでRank 20以上に入れていれば、翌月1日に少量のダストとゴールドカードの報酬があるので、BasicカードのデッキでとりあえずRank 20になっておけばより近付きます。
- これが完成したらどこまでいける?
- Rank 15までは楽に到達できると思います。(2015/11現在)
- そこから先はデッキの強化はもちろん、あなた自身のプレイングの腕も求められる世界になっていきます。
- BRMなしでドラゴンプリーストを作るのは不可能?課金したくないんだけど…
- 不可能ではありませんが、かなり厳しいです。一応BRMをはじめ各種アドベンチャーはゴールドでも解放することができますが、かなり高額です。
- 課金はしたくない、でもある程度勝ちたい!という場合はメックメイジなどがおすすめです。
- 手札にドラゴンが来てない!どうしたらいい?
- 《トワイライトの守護者/Twilight Guardian》 が高いんだけど…
- 《密言・痛/Shadow Word Pain》 は採用しないの?
- 高耐久の挑発(Taunt)ミニオンが序盤から並ぶので、《密言・痛/Shadow Word Pain》 が必要になるシーンはそう多くありません。
- ただ、苦手なフリーズメイジなどが繰り出してくるDoomsayer 等への強力な解答になるので、1枚差しておくと救われることもあります。
- 環境にもよりますが、ドラゴンプリーストの場合、入れるのは多くても1枚で十分でしょう。
- 《真言・盾/Power Word Shield》 っていつ使うの?
- 1マナ余ってしまった時、やることがないとき、カードを引きたいとき、死んで欲しくないミニオンがいるときです。
- 1ドローが付いているので、あまり難しく考えず1マナ1ドローというカードのつもりで使ってもOK。
補足
このページでは、比較的安価で形にできるバフ(Buff)タイプのドラゴンプリーストを紹介しています。
ドラゴンプリーストのリンクで飛ぶページではコントロールタイプのドラゴンプリーストが紹介されているのでそちらも参考にしてみると良いでしょう。
完成後、どちらが強いかは環境次第といったところなので一概には言えません。
マリガン
Twilight Whelp 、Northshire Cleric 、Wyrmrest Agent といった1,2マナのミニオンとドラゴン。
このドラゴンが《トワイライトの守護者/Twilight Guardian》 であれば最高。
30枚あるデッキのうち、マリガンだけで先攻なら3枚の2回で6枚の1/5、後攻なら4枚の2回で8枚の約1/4めくれ、
ターンの開始時に1ドロー、本格的に動きだす2ターン目までに2ドローあるのでドラゴンが引けないということはあまり起こらないはず。
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