「勇者死す。」とは
ゲームの概要
2007年から2012年まで配信された携帯アプリ版のリメイク作品。
今作は鬼才・桝田省治が贈る”終わりから始まるRPG”と題されたマルチエンディングRPG。
ストーリー
勇者は自らの命を懸けて魔王を倒した。
だが神様の計らいで復活した勇者は5日間に猶予を与えられる。
魔王がいなくなり平和が訪れると思われた世界。
しかし、その期待とは裏腹に魔王との戦いが終わったことで浮上した、善と悪では割り切れないさまざまな問題と直面することになる。
その問題を象徴するヒロインたち。
誰の願いを叶え、どう行動するかはプレイヤー次第。
日が経つにつれ弱体化していく中、プレイヤーの取捨選択でヒロインの未来、世界の未来が変化していく。
コンセプト
コンセプト1
「自分の葬式が見てみたい」
いま死んだら、誰が泣くか、葬式には何人集まるか、友人は何と言って自分を送るか、知りたい。
こわい気もするが、自分の葬式をこの目で見て確かめたい。
誰もが少なからず持つ興味である。
が、現実的には生前葬でもしない限りは、絶対に充足することはできない。
このゲームを通して、プレイヤーに疑似体験させたい。
コンセプト2
「魔王を倒して、本当に平和が来るのか?」
いわゆるファンタジーの冒険談は、勇者が魔王を倒した後が、描かれることは稀有である。
本当に世界に平和は訪れたのか!? 全国百万人の勇者経験者は、知りたいはず。
そのひとつの答えをRPGファンに提示したい。
スタッフ
企画・ゲームデザイン・シナリオ
桝田省治
音楽
伊藤賢治
キャラクターデザイン
クロサワテツ
プロデューサー
菅沼元
開発
株式会社ピラミッド
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