第3回コンテスト/ RPG is Dead.
ジャンル | プレイ時間 | 作者名 |
---|---|---|
ファンタジー/アドベンチャー/コミカル/ハートフル | 5~7時間 | st250キッド/3482 |
みんなの作品でのジャンルは「ファンタジー/アドベンチャー/ダーク/簡単」
紹介 †
正式名称:
「 RPG is Dead. Vainful Story」
紹介文:
ど~んなもんだいファンタジー大冒険!主人公たちが織りなす
ハートフルドタバタコメディ。
紹介文(みんなの作品):
いちるの夢と希望は、少年を狂気の旅路へと駆り立てる。
[修正・イベントシーン追加版]
画像 †
感想・雑談・レビュー †
・基本的に読み進めるゲーム。
・喜劇的な紹介文とは裏腹に不思議で不気味な夢から始まり、気の毒で健気なモブ少年『アンリ』の周りで巻き起こる物語。
・もの言わぬ、受け身で進み続ける、英雄の影に隠れて日の目を見ない「傍観者」の少年である主人公アンリの位置付けがこのゲーム最大のキーポイント。
・このゲームは「アンリを動かすパート」と「英雄を"傍観"するパート」に分かれていて、本来のRPGの主役である英雄パートは狙いすましたようにばかばかしく喜劇的な演出によって作られている。そのため、一般人であるアンリに感情移入していると英雄パートが本当に「退屈」で「喜劇」に見えてくる。
・それでいて、進んでいくごとに運命に抗うことのできないアンリはまるでピエロのように遊び手の手から離れていく。
・しかし、後半のシナリオはもはや傍観者であることを許さない。怒涛の展開は必見。
・一方で登場して即座に死んでしまうライトノベル主人公、シュールな必殺技など喜劇的でシュールな演出はゲーム全体に散りばめられており、遊び手を飽きさせない。
・構成が非常に巧みな作品。
・演出のレベルが極めて高い。マップも機能性・見た目・プレイ体験すべてにおいて高水準。
・終盤シーン・エンディングは衝撃。
○感想 †
みんなの作品に投稿されているものをプレイ。7時間30分くらいでクリア。
・良いと思ったところ
次の目的が画面上に記されているところ。
切りが悪くてもプレイを中断しやすくて、良い感じです。
ただ、王都では若干の処理落ちを招いてしまってました。
独創的なマップチップの使い方、特にイベント関係。
ドット絵ではないやり方で作られていて、スゴいなあと。
・引っかかったところ
具体的に書くのでネタバレ付けます。
大人向けのダークさあふれる作品でした!
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