第2回コンテスト/邪神大戦都市マギナ
ジャンル | プレイ時間 | 作者名 |
---|---|---|
独自システム/育成/王道/長編 | 20時間 | ケケー |
紹介 †
紹介文:自由な育成! 多彩な仲間! 白熱のバトル! 笑えて燃えて胸震える極限のアクションRPG
画像 †
感想・雑談・レビュー †
・感想
―その町『マギナ』は、邪悪の気配に覆われていた
(本作冒頭より抜粋)
自称革命家のニート青年、“斉藤ダクヤ”は、怪しげなネット広告に魅かれ、
“殺戮姫”を名乗る謎の美女“ゲスティ”と出会う。
彼女によって半ば強制的に革命家として鍛えられたダクヤは、
彼女の発明した武器を手に、“殺神鬼ミンチマン”として
市民や凶悪な指名手配犯、“即決断罪法”によって
問答無用で悪を裁くエリート警察機構“サイコポリス”、
果てはマギナ町でたびたび目撃される謎の怪物を相手どり、
武力革命を繰り広げていく…
自作戦闘モノ作品なんですが、これが楽しくもあり、
非常に難易度の高いものでもあり…
多彩な武器やアクセサリ、仲間の能力、カウンターシステムなど、
面白さを全力でつきつめた、高い技術力を感じます。
スピード感や爽快感、演出も気持ちがいいですね。
ただしかしながら、あまりに辛口な戦闘バランスや、
フェスの仕様上の問題もあいまって、一筋縄では
クリアできません。私は途中まで旧型3DSでプレイして
いましたが、戦闘中は非常に処理が重かったです。
新型機種+フェスプレイヤーでのプレイが一番快適でしょうか。
しかし、敗北してもその場でリトライ、難易度変更機能、
純粋にストーリーのみを楽しみたい方向けのチートモードも
完備しています。また、装備を見直し、再戦の末に
強敵を打ち破ったときの達成感は非常に大きかったです。
で、そのストーリーがまた熱くてかっこいいんですね。
読み物ゲーとしてだけでも十分通用するクオリティなんです。
フェス中屈指の文章力、効果的なSE、一枚絵、技エフェクトで
自然に頭に映像が浮かびます。
登場人物みんな狂人…などという言葉では言い表せないほど、
ネジが外れているのに愛着が持てるキャラクターばかりで…
そんな彼らが非常に壮大な背景を持ったストーリーの中で、
いきいきと振る舞い、強大な敵や、隠された真実に立ち向かいます。
設定や題材はところどころ俗っぽいのにキメるところはキメる、
高い文章力で描かれた圧倒的に面白いストーリー、
今現在では調整版も配信された独自戦闘システム
(それでもなかなかにスリリングだとか)、
なぜか愛さずにはいられない強烈無比なキャラクターたち…
もしメディアミックスされたらすごく面白そうだと思いました。
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