【ポケモンウルトラサンムーン】パーティ構築のコツ
ポケモンウルトラサンムーン(ポケットモンスターUSUM)のパーティ構築のコツについて紹介しています。基本的な内容の解説と構築の種類を紹介しています。これから本格的に対戦を始めてみたい方はこちらの記事を参考にしてください。
パーティ構築
ポケモンバトルにおいて、パーティ構築は根幹といっても過言ではない。
絶対に勝てるパーティは存在しないが、その勝率を上げるために「強いパーティ」の組み方は存在している。
勝ちパターンを作る
対戦初心者のトレーナーが陥りやすい失敗例として、自分のやりたいことばかりを優先し、勝ち筋を消すということがある。
勝ち筋が消えてしまっては、勝てるものにも勝てなくなり悪循環に陥る。
自分のパーティがどういった相手に弱いのかを分析することで勝ちパターンが見えてくる
勝ちパターンの一例
勝ちパターンとして考えることは、対想定敵をなににするのかという点である。
- 攻撃性能の高いポケモンを選出する
- 相手の弱点を突けるように技範囲を広げ、相手のHPを削り取る
- 耐久に優れたポケモンで相手の攻撃による被害を最小限に抑え、ダメージレースで優位に立つ
交換を意識したパーティ構築
ポケモン大戦における大きな特徴として交換がある。
交換は基本的な読みあいであり、勝利に直結する重要な要素でもある。
交換のタイミングや、目的などはパーティによって変わってくるが、必ず1回は受けで出すポケモンが出てくる
交換時は、相手に無条件で行動をさせるので、パーティのタイプが偏ったり、耐久力の低いポケモンばかりでパーティを組んでるとダメージレースで勝てない
パーティを組むときは相性補完に優れたパーティを組むことを心掛ける
素早さを意識したポケモン
バトルでは「すばやさ」が1でも高ければ、確実に先手を取ることができる
先制できれば、相手の行動に影響されずに行動できるので、高火力の技を撃ち一撃(確1)で相手を倒したり、「つるぎのまい」や「りゅうのまい」を積んで次のターンに備えることができる。
バトル後半で素早さの高いアタッカーが相手のポケモンを抜きさって勝つということもよくあるため、素早さは最も重要なステータスと言われている。
はじめのうちは素早さのステータスが最低でも178以上(最速110族以上)のポケモンを1体は加えるとよい。
バトルにおける代表的なパーティの種類
対面構築
タイマン性能が高いポケモンで対面から1匹で1匹以上倒す立ち回りを目指す構築である。
できるだけ交換は行わず、目の前の相手を倒すことを優先する。
攻撃技の範囲を重視することが多く、対面のポケモンだけを考えて立ち回れるので初心者向け構築である。
対面構築の長所
- 運用方法がわかりやすいため、対戦初心者でも扱いやすい
- 何もできずに負けることが少ない
- 短時間で決着がつきやすい
対面構築の短所
- 相手の弱点を突けないと火力が発揮しづらい
- 相手を倒しきれないと、逆に倒されてしまう可能性が高い
- 不利な状況を覆すのが難しい
■代表的な対面構築ポケモン
ガブリアス/ボルトロス/ガルーラ/ゲンガー/ゲッコウガ/クチート/キノガッサ/スイクン/カイリュー/ミミッキュなど
代表的な構築
役割集中
相手の物理(特殊)受けを強力な物理(特殊)アタッカー2~3匹で突破することで受けを崩壊させタイマン性能で押し切る型
トリックルーム(亜種)
行動の順番を逆転させることで耐久高火力ポケモンの性能を引き上げて有利にする展開をもっていく型
追い風
Sを2倍にすることで素早さによるポケモンの有利不利を逆転させ展開を広げていく型
4メガ構築
対面性能が高いメガシンカを4匹から相手に刺さる1匹を選出し、消耗したら癒しの願い(三日月の舞)持ちの2匹で回復させ再度暴れる展開にする型
サイクル構築
- 相手の場にいるポケモンに対して有利なポケモンを繰り出し、ダメージレースで勝利することを目標とするパーティ構築である。
- 積極的に交換を行うことを前提とし、相性補完を重視してパーティを組む。
- 特定の相手に対して明確に強みをもつポケモンや耐性の優れたポケモンを採用する。
攻撃サイクル
攻撃性能の高いポケモンで固めた対面的サイクル。数値受けは厳しいのでタイプ受けでのサイクルをする。
攻撃性能を維持しつつサイクルを回すことができ、積みにも柔軟に対処ができる。
相手のサイクルに弱いのが弱点。
■代表的な攻撃サイクルのポケモン
メガメタグロス/ランドロス/サザンドラ/ギャラドス/バンギラス/ドリュウズなど
防御サイクル
攻撃性能が低いが受け性能が高いポケモンで固めたサイクル。いかに相手を受けるかに重点を置いた構築が多い。
対面的な構築には強いが、積みには弱い。
■代表的な防御サイクルのポケモン
メガフシギバナ/ヤドラン/ラティオス/ハッサム/グライオン/テッカグヤ/ジバコイル/ヒードランなど
全方位サイクル
上記に分類されないポケモンが選出される。攻撃+防御のため幅広い対応ができるが受けポケモンに対しては起点を作られ半壊する恐れあり。
■代表的な防御サイクルのポケモン
メガボーマンダ/ゲンガー/クレセリア/カバルドン/ナットレイ/ポリゴン2など
サイクル構築の考え方
どの程度のサイクルを組むかによるが基本は並び(優劣)で考えるとよい。
サイクル毎に得手不得手のポケモンがいるので、不得手の部分を補完してあげるような形で組んでいくとよい
特に相手の積みエースを処理するようなポケモンを最優先に選んで考えよう。
抜きエース構築
パーティ内にエースとなる強力なアタッカーを1~2体用意して、ほかのポケモンでサポートしつつ、エースとなるポケモンによる一点突破を狙うパーティである。
「つるぎのまい」や「りゅうのまい」など強力な積み技を持つポケモンがエースに採用されやすい。
起点+エースのような並びになっていることが多く、起点でエースに積みをさせ3タテを狙いたい。
抜きエースポケモン
抜きエースポケモンに分類されるのは高いすばやさ+高いこうげき(とくこう)を持っているポケモンとなる
積みをしたあとの全抜き、もしくは相手のサイクル崩しをするポケモンが選出される
■代表的な抜きエースポケモン
メガボーマンダ/メガリザードンX/ギャラドス/ルカリオ/バシャーモ/ガブリアスなど
起点となるポケモン
起点は、大まかに壁展開やステロ展開などをするポケモンを指す。
その他にも挑発やアンコールを搭載しての展開阻止をするポケモンや受けででたけど全抜きできるポテンシャルを秘めているポケモンが選出される
■代表的な壁展開ポケモン
ラティオス/ライコウ/クレッフィ/ロトム/ジバコイル/クレセリアなど
■代表的なステロ展開ポケモン
ドリュウズ/エアームド/ガバルドン/霊獣ランドロス/グライオン/ウツロイドなど
■代表的な展開阻止ポケモン
エルフーン/トルネロス/ボルトロス/ゲンガー/ヤミラミなど
■代表的な受け出しポケモン
サーナイト/サンダース/ナットレイ/ラッキー/など
受けループ構築
耐久力に優れたポケモンやタイプの優秀なポケモンでパーティを固め、相手の攻撃を封殺して勝利することを目的としたパーティ構築である。
サイクル構築の派生形ともいわれるパーティだが、極端に防御型サイクルのポケモンを採用している点で差別化となっている。
また、受けループをするために技の選択も重要となってくる。
「おにび」「ステルスロック」「ゴツゴツメット」などの定数ダメージを利用する技や「たまごうみ」「じこさいせい」「やどりぎのタネ」などで耐久をする。
一部のポケモンには特性に対応した「たま」を持たせたりする
例)ポイズンヒールもちのグライオンにどくどくだまを持たせるなど
受けループの利点
- 読みの依存性が少ない
- 受けループの特徴は、高耐久のポケモンで有利対面を維持し続ければ読みという運要素は減る
- 対策してないと突破できない
- 受けループ対策をしてないPTだとそのまま受けループされ絶対に勝つことができない
受けループの欠点
- 積み技に弱い
- 「りゅうのまい」「つるぎのまい」などを積まれるといくら高耐久であっても1確ないしは2確で落ちる
- 交換先からアドバンテージを奪うポケモンに弱い
- はたきおとす持ちのマリルリや交換出しメガボーマンダ/メガリザードンなど物理型のポケモンか特殊型のポケモンか読めないポケモンも苦手である
- 物理も特殊もいける型(両刀型)に弱い
- 一般的な受けポケモンは防御or特防のいずれかが高い場合が多い。そのため両刀のゴウカザルなどを出されると回復が追い付かなくなりループできないことがある。
- ちょうはつ・アンコールに弱い
- 受けループは居座りを前提としてるため、「ちょうはつ」持ちのカプ・レヒレや「アンコール」もちエルフーンなどが受け対策のポケモンとして採用されている
■代表的な受けポケモン
グライオン/ポリゴン2/ラッキー/ドヒドイデ/カプ・ブルル/ナマコブシなど
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