過去のヒーロー
過去にアビリティが変更されたヒーローと、特に有名なアップデートをピックアップした記録。
旧アビリティは使い勝手が悪くて変更されたものが大半です。
1シーズン基本~58日間。シーズン2~5は~89日間。
現バージョンで役立つ情報ではありません。小ネタと割り切ってゆるくお楽しみください。
タンク †
D.Va †
初期型 †
2016年の初期バージョンのD.Va。D.Vaは2017年によく調整されたヒーローの1人で、現在と初期バージョンを比べるとかなり異なる。
メックの最大耐久値が低くアーマーが多い。射撃中の移動速度が遅く、ブースター使用中に射撃不可。マイクロミサイルなし。ディフェンスマトリクスがクールタイム制でちょっとでも使うと12秒のクールダウン。ULTの自爆は爆発するまでの時間が長く、パイロットが巻き込まれると自滅する。など
ラインハルト †
2000 †
バリア・フィールドが2000から1600に減少。バリア展開中の移動速度低下が50%から30%に減少。
パッシブのノックバック耐性が30%から50%に増加した。
https://playoverwatch.com/ja-jp/news/patch-notes/live/2019/12
ロードホッグ †
フックコンボ †
2017年5月(シーズン4)までのロードホッグ。フック30>近距離散弾max225>格闘攻撃30、HP230まではほぼ即死(HP250は散弾のHIT数次第)という通称フックコンボによって実質ダメージヒーローと言われ続けた。かつての金メダリストの一人。
スクラップ・ガンのダメージ33%低下によりフックコンボ単独キルの決定力が下がり、テイク・ア ブリーザー使用中の移動とダメージ50%カットが追加され、耐久力が向上した。
https://www.sqex-ee.jp/2017/06/621.html
ダメージ †
ゲンジ †
飛んでいくゲンジ †
2016年8月(シーズン1)までの初期のゲンジ。風切りと壁登りで特大ジャンプが可能だった為、上空に弾丸のように飛んでいきULT「龍撃剣」を放つ。風切りの速度で凄まじい飛距離を飛ぶ。また2016年8月まで「龍撃剣」は制限時間が8秒と長い。
他にも格闘キャンセル風切りによる高火力コンボなどが可能だったが、当初は使いこなせるプレイヤーが少なかったため弱キャラ認定されていた。
マクリー †
フラバンファニング †
BETA版のマクリーだ、よろしくな。ファニングのコンボ(フラッシュバン>ファニング>コンバットロール>ファニングなど)がタンクをも倒す超高ダメージ。至近距離で全弾命中すると25+70×6+70×6ダメージ。最大865ダメージ。メインの単発射撃があまり必要なかった。発売から21日後に「ピースキーパー ファニング」の最大ダメージが70×6から45×6に弱体化され、ライバルプレイ シーズン1の開幕直前に超高ダメージのファニングのコンボは消滅した。
リーパー †
旧ザ・リーピング †
敵の死体から赤黒い魂をドロップさせ、それを回収する事で50のヘルスを回復することが出来た。2017年6月(シーズン5)に敵に与えたダメージの20%分が自動で回復に変更された。回復量は増加した。
ソンブラ †
旧 時間制限あり †
2018年6月(シーズン10)までのソンブラは、光学迷彩とトランスロケーターに時間制限があった。さらにトランスロケーターは自分で破壊ができず、ハック完了までの時間は長かった。また2018年4月までは、ハックしたヒールパックを味方が使用するとソンブラのULTがチャージされた。大会でたまに登場すると、ハックされたヒールパックをタンクなどが多用してチャージする作戦が見られた。毎ウェーブEMPを放つほどの回転率だったが、大会がEMP合戦のようになってしまい、また野良では活かせずとソンブラの意義が疑問視されていた。現在はチャージされずこの作戦は消滅した。
https://www.sqex-ee.jp/2018/07/725.html
ドゥームフィスト †
ドゥームフィストメタ †
https://youtu.be/V7B8DONfxeE
変更点 0:57から
ドゥームフィストが初めて実装されてからしばらくは多くのプレイヤーが使いこなせず、使用率も勝率も低かったため何度か上方修正が続いた。
しかしグラマスプレイヤーなどによる動画などが出回り始めその移動の自由度の高さや奇襲からのキルの速さなどが世に浸透するとOWLとライバルプレイで大流行し一世を風靡した(時期にしてシーズン12頃である)。200族は当然のこと、スタンを持つマクリーやブリギッテでさえも餌食となった。掲示板にはサポートプレイヤーの悲痛な叫びが書き込まれた。2018年11月11日に下記の修正され衰退した。ちなみにこの修正の後からOWLでGOATsが流行する。
● ライジング・アッパーカット
・空中で制御が効かなくなる時間を3秒から0.6秒に短縮
● サイズミック・スラム
・最大射程を20メートルから15メートルに短縮
・引き寄せられている最中のターゲットは空中での制御を失わないよう変更
● メテオ・ストライク
・内側の輪のダメージ範囲が1.5メートルから2.0メートルに拡大
・外側の輪の最大ダメージが300から200に減少
開発者コメント:ドゥームフィストは機動力が高く、長距離からの攻撃・離脱が可能です。空中からの「サイズミック・スラム」の射程を縮めることで、以前より距離を詰めて攻撃を仕掛ける必要が生じ、離脱も少し難しくなりました。「ライジング・アッパーカット」でノックアップされると、空中で制御が効かなくなり、ドゥームフィストはその隙を使ってコンボをつなげることができます。今回の調整によって、アッパーカットされたヒーローはより早く制御を取り戻すこができるようになり、ドゥームフィストは次の攻撃に移るための猶予時間が短縮されました。また、移動アビリティを持たないゼニヤッタやアナなどのヒーローは「メテオ・ストライク」の格好の的でしたが、今回の変更によって倒すことが多少難しくなっています。一方で、狙いすました一撃が決まった時、あるいは「グラビトン・サージ」や「スリープ・ダーツ」といったアビリティと組み合わせた時に叩き出せる理論上の最大ダメージは維持されています。
バスティオン †
セントリー・モードのバリア †
アーリーバージョンのバスティオン。セントリー・モード時にバリアが展開する。発売前の2016年2月のBETA版で削除。
ハンゾー †
旧アビリティ「矢散五裂」 †
2018年4月(シーズン9)までのハンゾー。体術と電光石火が追加される前。電光石火の旧アビリティは「矢散五裂」。6つに分裂し壁などを反射する矢。敵の足元に撃ち全弾命中で75×6で450ダメージ。クールタイム8秒。
全盛期の電光石火 †
アイコン | 操作 | 性能 | 概要 |
---|---|---|---|
R2 LM | 嵐ノ弓 弾数:∞ ダメージ:29-125 ヘッドショット:可 最大弾速:秒速125m | 長押ししてチャージすると矢の飛距離が延びる | |
R1 E | 鳴響矢水 クールタイム:20秒 ダメージ:29~125 効果時間:10秒 効果範囲:7m | 着弾後、一定時間だけ敵の位置を明らかにする | |
L1 Shift | 電光石火 弾数:6 クールタイム:8秒 ダメージ:80 ヘッドショット:可 効果時間:6秒 | 一定時間内に80ダメージの矢を6発速射可能 | |
× Space | 体術 クールタイム:4秒 | ジャンプしたあとさらに水平ジャンプできる | |
× | 壁登り | 壁に向かってジャンプすると、壁を駆け上がる | |
△ Q | 龍撃波 詠唱:1.5秒 ダメージ:200dps | 龍の精霊を解き放ち、軌道上の敵に大ダメージを与える |
2018年5月(シーズン10)のリワーク直後のハンゾー。電光石火は80×6で480ダメージ。全弾ヘッドショットすると最大960ダメージ。旧アビリティ「矢散五裂」の最大ダメージを大きく上回る。
ハンゾーを組み込んだ2砂編成が誕生。のちに弱体化。
トールビョーン †
ヒーロー重複あり †
2016年11月(シーズン2)までのトールビョーン。当時はクイック・プレイでヒーローの重複選択が可能な上(詳細はゲームモードの変移)、タレット対策が浸透していなかった為、トールビョーン×6は強固な要塞を生み出した。
旧アビリティ タレット レベル3&アーマー・パック †
2018年9月(シーズン12)までのトールビョーン。このトールビョーンが最も活躍したのはヒーローの重複があった時期で、それ以降はクイックプレイやネタ扱いされていた。攻撃側では使い道が無く、防御側でも優位な点はあまり見出されなかった。
ULT中はタレットがレベル3に強化され、一時的に高火力と高耐久を得る。その間はタレットの破壊は困難なので敵は逃げに徹する場合が多い。
アーマーパックは敵が倒された位置に出現するスクラップを集めて製造する。アーマーを拾った味方1人にアーマーを75付与。本人がアーマーを拾う事も多かった。
シンメトラ †
旧アビリティ 初期版 †
2016年11月(シーズン2)までのシンメトラ。ロールはサポートヒーロー。巷ではディフェンス(現ダメージ)ヒーローが相応しいと言われていた。
「フォトンプロジェクター(ビーム)」は敵を追尾する。ダメージは30〜120dps。
「フォトンプロジェクター(エナジーボール)」は弾速が遅く、敵のラインハルト等のバリアを貫通する。25〜125ダメージ。
「フォトン・シールド」は自動回復する25シールドを、1人ずつ味方全員に付与できる。味方が倒されるかヒーローを変更するまで持続する。クールタイムは1秒。
「セントリー・タレット」は投げて設置はできない。設置可能数:6 クールダウン:10秒 ダメージ;25dps(CS版は21.5) 射程距離:10メーター 移動速度低下:25%
ULT「テレポーター」は、リスポーンエリアに通じるテレポーターの出口を設置する。入口は自動で設置される。設置後は使用回数が無くなるか破壊されない限り、ULTゲージが増えない。設置後に敵チームのヒーローは、ジャンクラット「オイラの勘だが敵はテレポーター/シールドジェネレーターを使ってやがる!(目視なし)」トレーサー「テレポーター/シールドジェネレーター見っけ!(目視時)」などの情報共有の台詞を喋った。シールドジェネレーターについては下記を参照。使用回数:6回。ヘルス:50+シールド350。
旧アビリティ シールドジェネレーター版 †
2018年5月(シーズン10)までのシンメトラ。ロールはサポートヒーロー。巷ではディ(略)。
フォトン・シールドが削除され、「フォトン・バリア」が追加。前方に楕円形のバリアを発射する。この楕円のバリアはラインハルトのバリアフィールドと同様に敵の攻撃を吸収できる。ULT「フォトン・バリア」とは全く異なる。ヘルス:1000 射出速度:5.5メーター/秒 範囲:幅5メーター クールダウン:10秒
2つ目のULT「シールドジェネレーター」が追加。ULT使用時に2種類から選択する。半径50メートル内の味方に対して自動回復するシールドを75付与する。ヘルス:50+シールド350。
当時のシンメトラは、攻撃チームではすこぶる相性が悪いとされ、敵陣にテレポーターを設置し奇襲をかけようとしてもすぐさま破壊されてしまう上、味方がリスポンにいないと成立しない。この戦術のライバルプレイでの成功例(実行)は世界規模で見ても極めて少ない。一方、防衛チームでは6個のセントリー・タレットがプレイヤーを待ち伏せた。最初の拠点A防衛ではテレポーター、最終の拠点B防衛ではシールドジェネレーターがよく使われた。
PTR マシンガンシンメ †
2018年6月、テストサーバーに新仕様シンメトラが実装されたが、その時のシンメトラには恐ろしいバグ?が存在した。
というのもビームを出しっぱなしにして60DPSのはずが、一度ボタンを離してもう一度押すと判定が復活してしまうのだ。
1秒に10連打できればなんと300DPSという超絶破壊力を叩き出していた(この連打する様がマシンガンと呼ばれていた)
弱キャラであったシンメトラの逆襲かと騒がれたが、当然ながら本実装では修正されていた
サポート †
アナ †
アナ&リーパー ベイブレード †
2016年11月(シーズン2)までの初期のアナ。アナのULT「ナノブースト」でスピードアップされたリーパーがULT「デス・ブロッサム」を高速接近しながら放つ。ルシオのスピードアンプイットアップと合わせて移動速度2~2.3倍。ヒーラーが物陰にいようが警戒して離れていようが一瞬で回転しながら距離を詰めてチームキルする様はまさにベイブレード。また仮にリーパーが落ちていてもラインハルトなどにつければ十分に強力だった。ライバルプレイ シーズン3やプロリーグでもベイブレード編成が実用化されたが、ナノブーストの30%スピードアップが削除され、歴代最強と謳われるULTコンボは消滅した。
https://www.sqex-ee.jp/2016/11/1116.html
ルシオ †
範囲30メートル †
2017年4月(シーズン4)までのルシオ。効果範囲の円が表示されていない頃。ヒールとスピードアップの効果範囲が非常に広く、最も汎用性に優れるサポートヒーローとされた。特に2016年9月(シーズン2)以前はスピードアンプイットアップで30メートル以内のチームメンバーの移動速度を2倍にする超高性能。参考までに当時のソルジャー76のスプリントは移動速度1.5倍。
あまりにも強力でプロの試合ですら95%以上の採用率を誇ったが、その反面ルシオ本体は今より弱く、ルシオを使うのがおもしろくないのにルシオを強制されると不満の声も大きかった。
その後効果範囲が30メートルから10メートルに縮小され、ヒール量が30%向上した。同時にソニックアンプリファイアのダメージ25%アップと弾速が向上し、戦闘力が強化された。ライドウォールも使いやすくスピードアップし操作性も快適になった。
https://www.sqex-ee.jp/2017/04/412.html
マーシー †
旧ULT「リザレクト」 †
2017年7月頃(シーズン5)までのマーシーさん。リザレクトが最大5人を蘇生するULTになっている。通称大蘇生。一度で多く蘇生する為に、回復を一時的に止めて待避し、味方が多く倒されてから飛び出して同時に蘇生するのが有効な使い方のひとつだった。
しかしサポートなのに一時サポートを放棄するという戦略での矛盾や、蘇生に失敗した時の空気の悪さ、他のサポートに比べて本体の貧弱さなど当時はマーシーに厳しい風当たりが多かった。
マーシー 2.0 PTR †
2017年8月(シーズン5)のPTRの時のマーシーさんは、ヴァルキリー発動中のカデュケウス・ブラスターが非常に高性能だった。この仕様は本サーバーで実装されず、語り草となった。
マーシー 2.0 &マーシーメタ †
2018年1月(シーズン8)までのマーシーさん。ULTが変更されて正式実装された後。新ULTヴァルキリーを含めたリザレクトの回数が多く、蘇生時間も短かった。全ヒーロー中ピックレート1位を獲得(Overbuff調べ)。ライバルプレイでは「上手いマーシーがいる方が勝つ」とまで囁かれた。後にリザレクトの蘇生時間と回数、ヴァルキリー中のリザレクトに関する効果が数回弱体化された。ULT発動時の台詞は「私にまかせて!!」(自分/味方)「いざ、共に戦場へ!」(敵)だったが2018年4月に旧ULT「リザレクト」と同じ台詞に変更。
ULT発動時のボイス
https://youtu.be/bo7YaeuHsoc
ブリギッテ †
ブリギッテメタ †
2018年3月(シーズン10)実装当初のブリギッテは性能が非常に高い。
実装当初の性能
シールドバッシュ:ダメージが非常に高い(50)。クールタイムが非常に短い(5秒)。角度が広い(90°)。バリアを貫通しラインハルト等をスタンさせる。ドゥームフィストのロケット・パンチまたはラインハルトのチャージと相討ちにならずスタンさせる。
バリア・シールド:耐久値が高い(600)。
ULTラリー:バグでアーマーのダメージ軽減が多重にかかり非常に堅い上、付与したアーマーが時間経過で消えない(最大150)。
リペア・パック:遠距離から一瞬でヘルス+75させ相手のダメージ計算を大幅に狂わせる。
インスパイア:本体への効果が軽減されない
ジャンプシールドバッシュ中にウィップ・ショット:マーシーのGAキャンセルジャンプのような挙動をする。高速移動&オブジェクトを利用してハイジャンプ可能で復帰力も高い。
見ての通り、現在のものより非常に性能が高い。
ゲンジトレーサー、ウィンストンなど飛び込んでくるやつはスタンから袋叩き、かといって並のDPSではその回復量とシールドを前にとても倒しきれずラインハルトを一方的にスタンさせ押し込んでくる。
ならスナイパー…と思いきやUltの永続アーマーで本人どころか全員一撃死を防げるなどあらゆる相手に機能していた。
その上ほとんどエイムいらずで初心者でも適当にポコポコ殴ってるだけで活躍できるため、全てのレート帯でブリギッテが重宝された。
なぜブリギッテがここまで強力だったかというと、実装当初ダイブが非常に強力で開発も何度かアップデートを行ったが全く勢いが止められなかったのである。
そこで対ダイブとしてブリギッテが導入…特にシールドバッシュは、シーズン4~9のダイブで活躍したトレーサーをリコールさせずに確殺可能だった。
シーズン10のブリギッテの実装によってダイブの黄金時代はついに終了したのである。(長期間続いたダイブの黄金時代から次の新メタへ変化を望む声もある時期だった。)
しかしブリギッテはあまりに強力すぎた。
トレーサーのピックレートは大幅に低下。2018年11月(シーズン13)にはトレーサーを得意とする某プロゲーマーがDelete Brigitteなるキャンペーンを展開。
https://d3watch.gg/?p=8843
トレーサーだけでなく、タンク使いからも不満の声が多かった。(シールドバッシュはバリアを貫通可能でウィンストン(ダイブ)やラインハルトをスタンさせる)2砂時代には、バリアを展開する敵のラインハルトをスタンさせ、その隙に味方のラインハルトがアルティメットのアースシャターを打ち込む連携技が誕生した。
そしてブリギッテを活かす3サポート編成(通称GOATs)が新たに誕生するといよいよどうにもならなくなり、プロの試合でもGOATs VS GOATsが頻発した。
その後ブリギッテは2018年内だけで7回以上の弱体化が行われた。2018年12月(シーズン13)にシールドバッシュのダメージが50から5に(トレーサー確殺不可)、バリア貫通不可に弱体化された。
…しかしそれでも全く勢いは止まらなかったため、いよいよ持ってロールキューが導入されブリギッテ自体も他キャラへの回復力UPのかわりに自身の回復力・自衛力大幅ダウンされる大規模なテコ入れを受けようやく1つの時代は終焉を迎えた。
コメント