モイラ
このページは『オーバーウォッチ』に登場するヒーロー「モイラ」の紹介ページです。
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モイラ(MOIRA) †
「科学が、真実を解き明かす」 †
ロール | サポート | |
---|---|---|
HP | HP | |
難易度 | ★★☆ | |
本名 | モイラ・オデオレイン | |
年齢 | 48歳 | |
身長 | 195㎝(非公式) | |
職業 | 遺伝学者(科学の発展のためなら手段を選ばない天才遺伝学者) | |
活動拠点 | アイルランド、ダブリン及びイラク、オアシス | |
所属 | 元・ブラックウォッチ、タロン、オアシス遺伝学者 | |
CV | 園崎 未恵 | |
追加 | 2017年11月17日 パッチノート | |
一人称 | 私 | |
得意距離 | 近距離 |
モイラの評価 †
良い点 †
- 瞬間回復力と総合回復力が共に高い
- 優秀な範囲回復、範囲攻撃を持つ
- 無敵移動と攻撃中の自己回復によりサポートの中では屈指の生存力を誇る
- リロードなしのホーミング攻撃なため、ファイナルブロウ性能が高い。
- アルティメットの回転が早い
悪い点 †
- ヘッドショットがなく瞬間火力が低い
- メイン回復の射程(15メートル)が短く、リソースが有限で攻撃して補充しなければならない
- バフ、デバフスキルがなく攻撃と回復以外やることがない。
- バイオティック・オーブ(ダメージ・ヒール共に)がD.vaに消され、ゲンジに跳ね返される
モイラのアビリティ †
バイオティック・グラスプ(Biotic Grasp) †
アイコン | 操作 | 性能 | 概要 |
---|---|---|---|
L2/R2 LM/RM | <黄:左手> 回復:65/秒 射程:15m 持続:9秒(最大) 再充電:約41.6秒(最大) <紫:右手> ダメージ:50/秒 自己回復:30.5/秒 射程:20m 減衰:なし ヘッドショット:なし リロード:なし | 与えたダメージの61%がセルフヒールになる。敵に攻撃することで回復エネルギーのゲージを追加補充できる |
「世話が焼ける」
R2/RMで左手の装置から黄色のスプレー状のビーム(通称:カレー粉)を放射する。
射程範囲内に居る味方に当てると、毎秒65のヒールを与える。対象は単体ではなく放射方向に貫通するため、射線上にいる複数の味方を同時に回復可能。
一度ガスがヒットしてそこから離れてもヒールが4秒間持続し約65HP回復する。ルシオの通常ヒール4秒が16.25*4=65なのでこの4秒はルシオと同等のヒール。残り65HPは持続回復に任せたり、非戦闘中の回復は小出しにすれば回復ゲージを節約できる。
乱戦中は4秒毎に味方へヒール振りまいておくとゲージ効率が良い。
リソースの回復に約42秒かかるが、紫ビームを敵に接続している間は1秒あたり1/8程度ゲージが回復。
おおざっぱに言えば攻撃を1秒あてれば1秒回復が使える。
敵のバリア越しには効果がないので注意。
「力とは儚いものだ」
L2/LMで右手の装置から紫色のビームを前方に放つ。
感覚としては旧シンメトラのR2/RMに近く、ビーム放出中に射程範囲内に相手を捉えると接続し、その接続を維持している間ダメージを与え続ける。
旧シンメトラとの差異は、リーチが20mと撃ち合いに参加できる程度には長い代わりに、中央から少し逸れるだけで接続が解除されてしまう程に補正が利かないこと。
ちなみに装弾数の概念がないためリロードの必要がなく、常時出し続けることも可能。
敵との接続が維持されている間は自身の体力も回復する。この特性があってか、数値以上にモイラの生存能力は高い。
dpsはウィンストンのテスラ・キャノンより低いので注意。
2019年2月のアップデートでヒールした後の持続回復が3秒間で50から4秒間で65に。
2019年12月11日のアップデートでヒール中の回復量が毎秒80から65に。
バイオティック・オーブ(Biotic Orb) †
「奪い取れ...」「その傷、癒してやろう」
R1/Eで両手の装置から出現させた2種類のオーブのうちどちらかを投擲する。R2/RMで左手の装置から回復効果のある黄色のオーブ、L2/LMで右手の装置から攻撃効果のある紫のオーブ。
オーブは壁や障害物に当たると反射するが敵のバリアは貫通する。攻撃オーブはダメージ上限200、回復オーブはヒール上限300を対象に与えると消滅。もしくは容量の上限まで使い切らなくても10秒後に消滅する。
対象が近くにいない時はオーブの進行速度は早いが、敵/味方が効果範囲内に居ると対象に合わせる形で進行速度を落として接続し続けるような仕組み。
なお、飛び道具判定らしく、ゲンジの木の葉返しで反射できるし、D.VaのDMで消すこともできる。
攻撃オーブはバリア貫通のおかげで盾裏に密集した敵を簡単に攻撃でき、ultゲージ稼ぎに優秀。dpsは高くないが機動力のないヒーローはかわしにくく、孤立したダメージやサポートにとっては威力が分散されないため脅威となりえる。特に閉所に投げ込むと強力。瞬間的ではあるがバイオティックグラスプと合わせて秒間100ダメージをだせる。
アーマーのダメージ軽減効果を無視するのでアーマー持ちには先にあてておきたい。
一方で回復オーブはヒール量が多く密集した仲間の回復に便利。バイオティック・グラスプによる回復だけではゲージが枯渇しやすいので、節約のために適宜使っていく必要がある。瞬間的ではあるがバイオティック・グラスプと合わせて秒間155回復できる。
攻撃と回復を切り替えられるのが強みでもあり、モイラ使いの腕の見せ所である。
科学者らしく冷静に状況を分析し、どちらのオーブを使用するべきか適格に判断しよう。
フェード(Fade) †
リーパーのシャドウ・ステップを高速化かつ短時間化したような移動技。
0.8秒の間だけ無敵になり高速移動ができる。敵の攻撃から逃げたり、逃げようとする敵に追い打ちをかけたり、トレーラームービーにあるように敵の眼前から一瞬で背後に回り込んだりと、様々な用途のある便利なアビリティ。
リーパーと同じく大抵のULTを回避し、ザリアのグラビトン・サージからも難なく脱出可能。トレーサーにパルスボムをつけられてもかわすことができる。ただし、リーパーのアビリティよりも効果時間が大幅に短いため、D.Vaやジャンクラットのような瞬間的に大ダメージを与えるタイプのULTを回避するにはシビアなタイミングが求められる。発動はかなり早いので、慣れればラインハルトのアース・シャターをかわしたり、姿をあらわしたソンブラに反応してEMPを避けたりできる。
またスタンやスリープなどの行動不能系のデバフ以外ならキャンセルすることができる。メイの凍結からも完全に凍る前なら逃げることができ、ゼニヤッタの不和、アナの回復疎外、アッシュの炎上やウィドウメイカーの毒などもキャンセルできる。ただしジャンクラットのトラップからは脱出できないので注意。追撃を回避する目的で使う意味はある。
移動中は強めの慣性がかかるため、終わり際にジャンプを挟むと移動距離を5mほど伸ばすことができる。フェードを使う上で覚えておいて損はないテクニック。
ヘルスが減ったダメージやサポートを追撃するのに使いたくなるが、オーブと合わせてもdps100しかだせないので1対1の状況でもないなら倒しきれずに返り討ちに会うことも多い。安易な使用は控えること。
コアレッセンス(Coalescence)
アルティメットアビリティ †
「力の前にひれ伏せ!!」
左手の装置から極太のレーザービームを前方30mに放出するアルティメットアビリティ。放出中はやや速い速度で移動可能。
このビームの射線上の敵にはダメージを与え、味方には高倍率のヒールを与える、という攻防一体の性能。
発動中は秒間50の自己ヒール効果があることに加え、ラインハルトやオリーサなどが展開するバリアを貫通する特徴がある。放射型のULTなので反射or無効化される事もない。
しかしながらダメージ効率は秒間70と、ウィンストンの攻撃力に毛が生えた程度の威力であり、ヘルスが減った状態の敵に当てでもしない限りファイナルブロウまで至らないことも多い。一方のヒール効率は倍の秒間140となっており、敵にのみ当てる攻撃技として扱うよりは、傷ついた味方への援護をメインの用途とした方がより良い運用になるだろう。遮蔽物のない場所で敵味方が入り混じる乱戦状態においては非常に心強いULTとなる。
バリア貫通効果からついつい敵タンクを狙ってしまうが、dpsが低すぎるうえアーマーの軽減効果で大した脅威にはならない。本当に狙うべきはバリア裏に隠れたダメージやサポートである。
ULT発動前に可能であればバイオティック・オーブを投げておくのがポイント。疑似的に秒間120ダメージor秒間215ヒールの状況をつくりだすことができ、キルをとれるor味方を助けられる可能性があがる。
またこのULTの弱点として、発動中の8秒間はフェードを使うことが不可能になるため、相性の悪い敵ヒーローや敵ULTが至近距離まで迫っても逃れることができなくなる。周囲の状況を見極めた上での発動を心がけよう。
モイラの使い方 †
サポートの中でもトップクラスの総ヒール量の持ち主。さらにリロードなし追尾つきのメインとバリア貫通のアビリティによりダメージをかせぐことも得意。そして全キャラクター中最高性能の回避アビリティを備えている。
その一方でゲージが枯渇すると極端に回復量が落ち、dpsも低い。バフデバフアビリティを持たないため支援能力に欠ける。
基本の立ち位置はタンクのそば 持続ヒールのためにメインを細かくいれつつ、大きく削られたら一気に放出して立て直す バイオティック・グラスプの射程がそれなりにあるので、バリアからはみ出た敵を狙い、牽制をいれつつゲージを回収する。ゲージに余裕があるうちは攻撃オーブをバリア裏へと投げ込みULTをため、ゲージが減ってきたら回復オーブで対処する。
ゲージが枯渇すると何もできなくなるので、味方が落ちない程度に節約すること。安全なウェーブ間の回復は持続回復とオーブで賄おう。相方サポートにもよるが、調子に乗って攻撃オーブばかり投げるのは危険。
ヘルスがなくなった敵に対してフェードで追撃するのも強力ではあるが、それなりのリスクがあることは留意しておこう。返り討ちにあったり、その間に味方タンクが落ちては目も当てられない。
ULTのコアレッセンスは攻撃性能も回復性能もやや控えめ。移動速度上昇と自己回復はあるものの、フェードが使用できなくなるのでスタンや敵ULTにはきをつけよう。特にラインハルトの目の前へと飛び出すのはアース・シャターの格好の的である。グラビトン・サージに捕まったり、EMPでキャンセルされることも。逆にこれらのULTをフェードでかわしてからカウンターとしてだせれば味方を救えるかもしれない。
バフデバフアビリティを持たないため、ヒール量とダメージ量、キルデスの数値で活躍がわかりやすい。その性能上キル金とヒール金を両立しやすいので勘違いしないように。モイラはあくまでサポート、味方を回復するのが仕事である。
優位に立てるヒーロー †
- フランカー
- バリア持ち
対処法 †
長射程武器持ちのヒーロー
ストーリー †
科学の発展のためなら手段を選ばない天才遺伝学者。
十年以上前、オデオレインはDNAの書き換えを細胞レベルで可能にする、遺伝子改良プログラムの基礎理論を発表し、学会に大きな波紋を呼んだ。研究が進めば、あらゆる病気を克服し、人間の新たな可能性を引き出すことができると、当時は多くの期待が集まった。
しかし、オデオレインの研究はあまりにも倫理に反するとされ、異論を唱える者も多かった。それだけでなく、オムニック・クライシスが見境なく科学の発展を求めた結果であると提唱する者たちは、彼女が新たな戦火を招く危険人物であると非難した。また、他の遺伝子学者たちによって行われた再現実験も失敗に終わり、彼女の基礎理論自体が疑問視されるようになっていった。
危機に陥った彼女の研究だったが、思いもかけないところから救いの手が差し伸べられた。オーバーウォッチの秘密工作部隊であるブラックウォッチからオファーがあったのだ。そこで彼女は人知れず研究を続け、様々な武器や技術をオーバーウォッチの為に開発した。彼女がブラックウォッチに所属していたことは極秘事項であり、ヴェネツィア事件をきっかけとした調査でその実態が明らかになるも、オーバーウォッチの上層部は組織と彼女の関係を否定し続けた。
やがてオーバーウォッチは解体され、オデオレインは自ら研究資金を集めなければならなくなる。しばらくして、彼女はオアシスを創設した団体に招致されるも、その時点で既に謎の組織「タロン」の資金援助を受けており、その見返りとして研究の結果を渡していたとされるなど、黒い噂は絶えなかった。
これまで日の目を浴びずに生きてきたオデオレインの「研究成果」を知る者は少ない。だが、彼女を縛るものがなくなった今、そのすべてが変わろうとしている。
公式動画 †
ゲームプレイ紹介トレーラー †
オリジン・ストーリー †
モイラのスキン †
モイラのプレイ動画 †
モイラの小ネタ †
スプレー †
対の存在はマーシー。黄色が人命を救うマーシー、紫が科学の発展のためなら手段を選ばないモイラ。
合作のスプレーも存在する。
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