【Netflix】「アンブレラ・アカデミー」あらすじ・キャスト・感想まとめ
ネットフリックス(Netflix)のオリジナル作品「アンブレラ・アカデミー」についての情報をまとめています。
目次
アンブレラ・アカデミー †
アンブレラ・アカデミーの配信ページ |
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https://www.netflix.com/jp/title/80186863 |
概要 †
養父の死をきっかけに明らかになる家族の秘密と、人類を襲う大きな危機。かつてスーパーヒーローとして名をはせた兄弟姉妹が、再び正義のために立ち上がる。
見所の解説 †
子供の頃にヒーローとして活躍した『アンブレラ・アカデミー』が、大人になり、それぞれの人生の葛藤が描かれます。
派手な超能力アクションも見所の一つですが、物語の伏線が多く複雑なため、腰を据えて観る方が良さそうです。
物語中盤で解る「人類を襲う大きな危機」の引き金となる出来事を予想しながら視聴しましょう。
あらすじ †
シーズン1第1話「大富豪の死」 †
かつて、若きスーパーヒーロー集団として活躍したハーグリーブズ家の子どもたち。すっかり疎遠になっていた彼らが、養父の死により再び顔を合わせる。
シーズン1第2話「逃れられない運命」 †
ヴァーニャに時間旅行の話を打ち明けた5号は、重要なカギを握る義眼の持ち主を捜しに行く。だがそんな5号の行方を、2人の冷酷な暗殺者が追っていた。
シーズン1第3話「7号としての人生」 †
母親が何か隠していると考えたルーサーとアリソンは、家族会議を開くことに。引き続き5号を追うチャチャとヘイゼルは大きな手がかりをつかむ。
シーズン1第4話「月に行った男」 †
ルーサーの体に起きた変化の理由が明かされる。捕らわれの身でありながらチャチャとヘイゼルを翻弄するクラウス。レナードに疑いを抱くアリソン。
シーズン1第5話「5号」 †
ルーサーに秘密を打ち明ける5号。時間旅行のショックから立ち直れないクラウス。飲み続けていた薬をやめたことで、ある変化を感じ始めるヴァーニャ。
シーズン1第6話「かなわぬ願いを想う日」 †
兄弟たちが自分抜きで家族会議をしていることを知り、怒りをあらわにするヴァーニャ。5号が本部で働き始める一方、チャチャには秘密の指令が下り…。
シーズン1第7話「恐れた悪夢が起きた日」 †
2度目のチャンスを得た5号たちは、ハロルド・ジェンキンスという人物の行方を追う。ヴァーニャの能力を引き出すため森へと連れて行くレナード。
シーズン1第8話「ウワサを聞いたの」 †
新たに芽生えた力を制御しようとするヴァーニャだが、なかなかうまくいかない。レストランの外で何が起きたのかを知るため、警官に接近するアリソン。
シーズン1第9話「変化」 †
衝撃の事実を知り大きなショックと絶望に打ちのめされるヴァーニャ。これまで追い続けてきた目標が、偶然の出来事により達成されてしまった5号は…。
シーズン1第10話「ホワイトバイオリン」 †
長年の秘密が明かされ、積み重なった悲しみと怒りにより壊滅状態に陥ったアンブレラ・アカデミー。だが事態はここからさらに悪化することになる。
映像時間・話数 †
シーズン1:1~10話
平均55分
配信時期 †
シーズン1:2019年2月15日
原作・制作 †
スティーヴ・ブラックマン
出演(キャスト名) †
役名 | キャスト名 |
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ヴァ―ニャ・ハーグリーヴズ役 | エレン・ペイジ |
ルーサー・ハーグリーヴス役 | トム・ホッパー |
ディエゴ・ハーグリーヴス役 | デヴィッド・カスタニェーダ |
アリソン・ハーグリーヴス役 | エミー・レイヴァー=ランプマン |
クラウス・ハーグリーヴズ役 | ロバート・シーアン |
ナンバー5役 | エイダン・ギャラガー |
ヘイゼル役 | キャメロン・ブリットン |
オリヴィア役 | ケイト・ウォルシュ |
チャチャ役 | メアリー・J・ブライジ |
レオナルド・ピーボディ役 | ジョン・マガロ |
ベン・ハーグリリーブス役 | ジャスミン・H・ミン |
アシュリー・ダベンポート役 | アシュリー・マデクウェ |
レオナルド・ハーグリーヴス卿役 | コルム・フィオール |
ポゴ役 | アダム・ゴドリー |
主要キャラ紹介 †
ルーサー †
アンブレラ・アカデミーのナンバー1
兄弟の中で唯一最後までアンブレラ・アカデミーに残っていたヒーロー。
真面目な性格で、父親の命令に従い4年間付きの調査をしていた。
バトル描写が乏しく、特殊能力については、ほとんど見ることができない。
ゴリラの体を移植された過去を持つ。
ディエゴ †
アンブレラ・アカデミーのナンバー2
格闘技とナイフ投げを中心に戦うヒーロー。戦いの中でも特技が活かされているシーンが多いです。短気な描写が多く、仲間同士でのいがみ合いが多く見られる。
アリソン †
アンブレラ・アカデミーのナンバー3
自分の言葉を相手に信じ込ませる洗脳のような能力を持つヒーロー。
能力自体が強力なものの、相手の耳元で囁く必要があるため、使い所が限られます。
普段は女優として活動しています。
クラウス †
アンブレラ・アカデミーのナンバー4
故人の声を聞くことができるヒーロー。薬物中毒者で常にテンションが高いです。バトル描写に乏しく、物語中盤までは素行が悪くヒーローとは呼べない人物。
ナンバー5 †
アンブレラ・アカデミーのナンバー5
名前が描かれておらず、ナンバー5と呼ばれている。時空と次元を移動できる物語のキーマンの一人。見た目は13歳だが中身は58歳のため、他のメンバーに対して壁があります。
ベン †
アンブレラ・アカデミーのナンバー6
物語上既に死亡しており、故人の声を聞けるクラウスと行動している。腹から触手を出せる能力を持っています。
ヴァ―ニャ・ハーグリーヴズ †
アンブレラ・アカデミーのナンバー7
超能力を持つ子供を集めたアンブレラ・アカデミーの中で、唯一超能力を持っていない・普通の子供として育てられる。
超能力グループの中で普通の子供として育ったためのかのメンバーと距離があります。
レジナルド・ハーグリーヴス卿 †
能力を持つ子どもたちを集め、アンブレラ・アカデミーを立ち上げた張本人。
億万長者の発明家であり、様々な問題を見透す偉人だが、コミュニケーションに難がある。
ポゴ †
ハーグリーブス家を支える執事兼チンパンジー。
人語を理解し機械の操作なども行う。
グレース †
アンブレラアカデミーの子どもたちの母親役のアンドロイド。
チャチャ †
ナンバー5を殺す目的で組織から派遣された殺し屋。
設定では凄腕とされているが、物語上その描写が活かされていない。
ヘーゼル †
チャチャとコンビを組んだやさしい暗殺者。
ドーナツが好きで、ドーナツショップのウェイトレスと仲がいい。
ジャンル †
SF TV番組
TVアクション・アドベンチャー
アメリカ/TV番組・ドラマ
タグ †
現実の枠を超えた
独創的
ちょっと変わった
予告編動画 †
感想・評価 †
アンブレラ・アカデミーはレジナルド・ハグリーヴス卿が7人の特殊能力をもつ子供を養子に買い、アンブレラ・アカデミーを設立してヒーローに育てる訓練を行い地球を救うため頑張るというお話です。
それぞれの子供の特殊能力の個性豊かさなどがそれぞれのストーリーがあり、人気が高いです。
また、驚きの展開の連続がかなり高評価を受けているようです。
https://twitter.com/DIZfilms/status/1150263367933632512?s=20
https://twitter.com/tsukajimuga/status/1148538195761459201?s=20
ネタバレ解説 †
※話の核心に触れるネタバレを含むのでご注意ください
物語の大筋は、世界の破滅が発覚し、それを回避するためにアンブレラ・アカデミーが動き出す!と言ったものです。
物語前半 †
アンブレラアカデミーの物語は、時間を移動できるナンバー5を中心に進行していきます。
時系列順に進まないため解りづらいのですが、1話までの流れをまとめると以下のとおりです。
- ハーグリーブス卿が超能力を持つ子供を集め、アンブレラアカデミーを創設する
- ナンバー5が時空間移動能力を使い未来に移動すると、世界が崩壊していた
- 元に時代に戻ろうとしたがうまくいかず、崩壊した時代で大人になる
- 50代後半まで成長したナンバー5の前に組織を名乗る女性が現れ、仕事を与えられる
- 組織の仕事を受けている最中、次元の歪みを見つけ、そこに飛び込む
- 次元の歪みの先は1話のハーグリーブス卿の葬儀の最中で、移動の影響で若返る
行方不明になっていたナンバー5が、子供の姿で帰還し、「8日後に世界が崩壊する」と説明する流れになります。
物語の前半で抑えておきたいポイントは以下の通り
- 物語の崩壊はなぜ起きるかわからない
- 崩壊時、アンブレラアカデミーは、現況に立ち向かっていた。
- 現況となる犯人は義眼をしていた
- 元アンブレラアカデミーのメンバー『ベン』がいつの間にかお亡くなりに。※語られません
- ヴァーニャは能力者兄弟の中、一人能力を持たず除け者にされていた
- 不可解な死を遂げたハーグリーブス卿の謎
他にもイベントや事件はありますが大筋としてここを抑えて置けば大丈夫です。
物語後半 †
世界崩壊の原因をナンバー5が探す一方で、ヴァーニャと恋仲のレナードがどんどん本性を出していきます。
- 幼少期に、アンブレラアカデミーに憧れたレナードは、ハーグリーブス卿に会いに行くも、冷たくあしらわれたことを恨んでいた
- ハーグリーブス卿の残したヴァーニャの記録をレナードが見つけ、ヴァーニャが実は能力者であることを知る
- 能力を覚醒させ、悪用しようとする。
このあたりで、レナードが黒幕だったことが判ります。
でも、これ一番悪いのハーグリーブス卿じゃあ…と思う視聴者も少なくないとは思いますが…。
ヴァーニャは高い超能力を持っていたものの、コントロールするすべを身に着けておらず、反抗的で危険な存在でした。
そのため、薬の力とアリソンの能力で、ヴァーニャには能力が無いと刷り込んだ事が物語の中核です。
流れとしてはざっくり
- レナードがヴァーニャを覚醒させる
- アリソンがヴァーニャを説得しようとするが失敗。返り討ちに合う
- レナードが保有していた記録をヴァーニャが見つけ、激怒。能力でレナード死亡
- 謝罪に来たヴァーニャをアンブレラアカデミーの兄弟が監禁する
- ヴァーニャが完全に覚醒し、世界が崩壊へ向かう
登場人物全員に共通して言えますが、基本的に相手の言うことを聞きません。
落ち着いて相手の話にしっかり耳を傾け、意図を汲み取れば全く問題無い話を、すれ違い事を大きくしていきます。
結末 †
シーズン1は、まさかの世界の崩壊を防げず完結します。
世界崩壊前に、ナンバー5の力で時空間移動を行ったため、アンブレラアカデミーのメンバーだけ無事で、何処かの時代をループする状態になります。
未来に飛んだのか過去に飛んだのかも語られていないため、物語の結末はまだまだわかりません。
アンブレラアカデミーのシーズン2 †
シーズン1ではいくつもの謎を残していますがその中でも大きいのは以下の通りです。
- 兄弟が和解するのか?
- そもそもベンはなぜ死んだのか?
- ハーグリーブス卿はなぜ世界の崩壊を知ったのか?
- そもそも「組織」って何がしたいの?
また、シーズン1では子供時代に登場したベンがいつの間にか死亡しており、クラウスにしか認知されない存在です。シーズン1で空気状態だったベンですが、シーズン2では彼の過去について語られるのでしょうか…。
シーズン2では、覚醒した状態のヴァーニャがいるため、和解できればハッピーエンドor強力な助っ人となります。未だどんな話になるのか完全に未知数の為続報を待ちましょう。
シーズン1で語られなかったハーグリーブス卿の未来予知についても説明があるかは注目されます。
ハーグリーブス卿の動きには不可解なものが多いです。
- 能力者の子供を集め育てた
- コントロールできないヴァーニャの能力を封じようとした
- 世界の危機を予知し、防ぐために命を賭けたがやってる行動が元凶でしか無い
シーズン1を全編通してみても、まだまだ物語が途中の状態です。伏線の投げっぱなしが多すぎて気持ち悪いためシーズン2の配信が待たれます。
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