検証データ/バリア＆ウォール検証

バリアとウォールの効果を検証

敵からの攻撃を軽減してくれるバリアとウォール。バリアはダメージを軽減し、ウォールはダメージを一定量まで無効化してくれます。
一見するとどちらも似た効果ですが、実際にはどのような違いがあるのか、検証してみました。

バリア検証

まずはバリアの軽減率を検証。防御力の違うふたつのジョブで、同じ攻撃を受けてバリアの有無でダメージの差がどれほど出るか比較してみました。

検証方法

• ・場所：忘却のエルドラドHARD/波打つ砂丘2
• ・検証敵：バトル3のダストウォーリア（土）
• ・ジョブ
  • 踊り子（防御力0、土耐性無し）
  • ナイト（フラタニティ装備、防御力4、土耐性10％）

バリア有りの状態、バリア無しの状態それぞれで、10回、ダストウォーリア（土）の「たたかう」を受けてダメージを測定しました。
バリアはエレメントドライブと違い、経過ターンで効果が弱まるものではないので、効果ターン数などは考慮していません。

結果

• 【ダメージ平均値と軽減率】

  	踊り子		ナイト
  バリア	無し	有り	無し	有り
  平均ダメージ	325.6	212.5	229.4	142.5
  バリアによる 軽減率	-	34.7％	-	37.9%

結果としてはバリアの軽減率は34～38％前後となりました。ふたつのジョブを比べてみると、わずかにナイトのほうが軽減率が高いですが、元のジョブの防御力や耐性値が大きく影響するということはなさそうです。

ウォール検証

続いてウォールの効果について検証。ウォールはダメージを一定量まで無効にして0にするため、通常の敵ではどれだけのダメージを無効にできているか判別できません。
そこで、ジャボテンダーが使う固定ダメージの「針千本」を用いて検証を行ないました。

検証方法

• ・場所：ジャボテン御苑/全エリア
• ・検証敵：バトル3のジャボテンダー系
• ・ジョブ
  • 踊り子
  • 竜騎士
  • 侍

ジャボテンダーは「針千本」を使う前に「はりきりまくっている」という準備行動をとるので、そのターンにウォールを発動。その後、「針千本」を受けてダメージを記録しました。

結果

• 【ダメージ実測値】

  	踊り子	竜騎士	侍
  ダメージ	125	287	481
  無効ダメージ	875	713	519

以上のように、ジョブによって無効にできるダメージ量に大幅な違いが出ました。この差は最大HPの差によって生じるようです。

この表の通り、ウォールが無効化できるのは最大HPの25％分ということが分かります。

バリアとウォールどっちがいいの？

以上の結果から、バリアとウォール、どちらが良いかは自分のジョブと敵の攻撃力によって変わりそうです。
バリアは効果ターン中に受ける合計ダメージが高いほど有効です。また、デバリアを使う敵に対しては、エキスパンドスキルの耐えぬく強化を持ったバリアが高い効果を発揮します。

それに対してウォールは、効果ターン中の合計ダメージを問わず一定量までダメージを無効にできます。行動停止やスタン、ブレイクなどで敵を封殺するスタイルなら、バリアよりも1発を大きく軽減できるウォールが有効かもしれません。また、バリアで軽減できない固定ダメージや毒によるダメージも無効にできるのがポイントです。

見方を変えればウォールは最大HPの25％分、見えないHPを確保しているようなもの。どちらかと言えばケアルに近い特性を持っています。
汎用性ではエスナなどの追加効果もあるケアルに譲りますが、最大HPを超えるHPを確保できるウォールにも利点はあります。
自分のジョブや敵に合わせて、最適なアビリティを選んでいきましょう！