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「キングダムハーツ」とは?

キングダムハーツとは?

物語の中心となる存在。
その存在自体が伝説となっており、キングダムハーツという名前自体を知る者は少ない。だが、その力は強大なものである。

一見シリーズごとに同じに見えるキングダムハーツだが、その材料によって分類され、その機能も異なっている。

【KH1】「世界の心のキングダムハーツ」

第1作目「キングダムハーツ」で登場したキングダムハーツは「世界の心」からできている。

これはハートレスが奪った世界の心で構成されており、光の世界と闇の世界をつなぐ「闇の扉」の奥に存在するとされている。
この「闇の扉」に辿りつくための「闇へと通じる鍵穴」を呼び出すために、世界に散らばっていた“純粋な光の心”を持つ「セブンプリンセス」が集められた。そして彼女たちの心から作られた「人の心のキーブレード」で探究者アンセムは鍵穴を開き、「闇の扉」の奥のキングダムハーツに辿りつこうとした。

【KH2】「人の心のキングダムハーツ」

ナンバリング2作目の「キングダムハーツ2」で登場したキングダムハーツ。

「人の心のキングダムハーツ」は、本来ハートレスがキーブレードで倒されることによって元の姿へと戻る心を奪い、一箇所に結集させることで作ることができる人工物。XIII機関の本拠地である「存在しなかった世界」の空に、ハート型の月の形で浮かんでいる。あくまで人工物であり、真のキングダムハーツではない。

XIII機関の目的はこの「人の心のキングダムハーツ」を使って、失った心を取り戻し人間になることだった。だが、メンバーの知らない本当の目的が隠されていた。

【KHBS】「全ての世界の心が集約されたキングダムハーツ」

派生作品「キングダムハーツ バースバイスリープ」で登場したキングダムハーツ。これは「世界の心のキングダムハーツ」と同様に世界の心でできているが、無理やり奪い、寄せ集めたものと違い、完成型のキングダムハーツだといわれている。

この「全ての世界の心が集約されたキングダムハーツ」は遥か昔に起きた「キーブレード戦争」でキーブレード使い達が奪い合ったもの。χブレードの完成と同時に現れるもので、マスター・ゼアノートの周到な計画で出現した。

キーブレード戦争を経た今の世界はそれぞれが隔離されてしまい、キングダムハーツに近付くにはセブンプリンセスの心を集め、「人の心のキーブレード」を作り世界の扉を開かなければならないという仕組みとなっていた。しかし、マスター・ゼアノートは「キーブレード戦争」の発端となったχブレードがあれば、セブンスプリンセスの心を集めなくともキングダムハーツを手に入れることができるという結論に達した。


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