生贄の契約/Sacrificial Pact

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《生贄の契約/Sacrificial Pact》はウォーロックのベーシック・呪文カード。

コスト	名前	呪文系統	レアリティ	テキスト
0	《生贄の契約/Sacrificial Pact》	影	-	味方の悪魔1体を破壊する。自分のヒーローの体力を5回復する。

入手法 †

ウォーロックのレベルが8になると2枚入手できる。
ゴールデンカードはウォーロックのレベルが15,20になるとそれぞれ入手できる。

戦略 †

• 悪魔(Demon)を使ってくる相手にぶつかる可能性は低く、九割方「自分のミニオンを生贄に捧げて回復するカード」として使うことになる。
• 手札を一枚費やし、場に出た味方ミニオンを一体破壊にするというデメリットを背負いながら、得られる物はライフのみ。いくらゼロマナとはいえ、そのまま使うのでは得られる物に対する代償が大きすぎる。コンボの項に示すが、シナジーの良いカードと組み合わせることでこのカードの効果を高めるのが良いだろう。
  • 相手が悪魔(Demon)中心に戦うウォーロックだと評価は一転し、《ドゥームガード/Doomguard》 だろうが《マルガニス/Mal'Ganis》 だろうが果てはヒーローと化した《ロード・ジャラクサス/Lord Jaraxxus》 まで、これ一枚で粉砕できる。しかも回復付き。但し、それは当然相手も同様だ。相手が《生贄の契約/Sacrificial Pact》を持っている確率はデッキに入っている悪魔の数に比例する。迂闊に《ロード・ジャラクサス/Lord Jaraxxus》 化しないよう注意。
  • また、《鏡の住民/Mirror Entity》 を安全に突破できるという変わった使い方も可能。(このカードで相手盤面に召喚された悪魔(Demon)を破壊するだけ)同様に《思念奪取/Thoughtsteal》 や《無貌の操り手/Faceless Manipulator》 で強い悪魔をコピーされても、自分から生贄になってくれたようなものだ。逆に《思念奪取/Thoughtsteal》 でこのスペルを当てられたら……
  • ワタリガラス年では《悪魔化プロジェクト/Demonic Project》 の登場で、相手に悪魔を必ず持たせることができるようになった。相手のコンボを妨害しつつこのカードで除去・回復まで行える。
  • ドラゴン年ではもっぱら《偉大なるゼフリス/Zephrys the Great》 経由で手札に入る事が多くなった。

• フェニックス年で多くの悪魔とデーモンハンターが追加され、このカードは0マナで除去と回復を狙えるカードとなっていた。今後も追加されるであろう悪魔種族のためか、対象とできるのが味方の悪魔のみに変更された。これにより上記の使用法のほとんどが不可能になり、構築で見かけることは相当減るだろう。

闘技場(Arena) †

• 発動できるかすら怪しいため取る価値は無い。
  • 一時期ピック候補から外されていたが再び出現するようになった。

コンボ †

• 《凄まじき力/Power Overwhelming》 ：《ヴォイドテラー/Void Terror》 と同じ使い方。パワー強化で有利なトレードをし、ターン終了で死ぬ前に食ってしまえばいい。
• 《ヴォイドコーラー/Voidcaller》 ：手札で眠っている重い悪魔(Demon)を即座に呼んでくることができる。特に4ターン目に《マルガニス/Mal'Ganis》 を出した時の相手の絶望感は測り知れない。
• 《インプァクト/Imp-losion》 ：このスペルで生み出された1/1も回復の餌になる。
• 《ドレッドスティード/Dreadsteed》 ：食べ放題

メモ †

• ウォーロック以外が使える悪魔(Demon)種族は、2016年10月時点で《イリダン・ストームレイジ/Illidan Stormrage》 と《マルシェザール公爵/Prince Malchezaar》 のみだった。以降も少しづつ追加され、フェニックス年では中立悪魔も珍しい存在ではなくなっている。

パッチ修正 †

• Patch 20.0.0.77662 (2021-03-25): 呪文系統：《影》追加。
• Patch 17.0.2 (2020-04-21): 味方の悪魔しか対象にできないように修正。
• Patch 1.0.0.3890 (2013-10-02): マナコストを2から0へ修正。

フレイバーテキスト †

• 日:悪魔とウォーロックの間に友情が成立しないのは、これが原因だ。
• 英:This is the reason that Demons never really become friends with Warlocks.

コメント †

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「ことばは宙に舞い、思いは地に残る」―― ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」