希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End
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《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》は中立のレジェンド・ミニオンカード。
コスト | 名前 | レアリティ | テキスト |
---|---|---|---|
10 | 《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》 | (7/5) 雄叫び(Battlecry): この対戦中に自分が呪文を使用した回数分、ランダムな呪文を使用する(対象はランダムに選択される)。 |
入手法 †
旧神のささやきカードパック、作成、闘技場の報酬で入手できる。
作成に必要な魔素は1600で、還元で手に入る魔素は400。
ゴールデンカードに必要な魔素は3200で、還元で手に入る魔素は1600。
戦略 †
- 旧神環境の象徴的カードにしてE-Sportsの申し子。単純なマナに対するカードパワーで言えば《ドクター・ブーム/Dr. Boom》
をも凌ぐ最強(最凶)カードとして環境に君臨していた。
- 使い方としては、終盤に盤面を巻き返されてしまった時にお祈りしながら出す逆転カード。《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
などへのカウンター。
- 実装初期には明確な使い道が分からず「単なるランダムカード」「お笑いカード」とみなされる向きが強く、《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》のランダム要素を勝利条件にしたデッキが組まれ、勝敗も運否天賦となることが多かった。しかし、結果的にはあらゆる不利な状況を跳ね除け、勝ち筋をこじ開ける可能性を秘めたちゃぶ台返しカードであることが判明し、色々と物議を醸した。
- 絶対に勝てない盤面を更地に戻し、《荒野の呼び声/Call of the Wild》
を唱えた上、《アイスブロック/Ice Block》
を貼って退場するなど、ヨグ様の機嫌次第ではまさにやりたい放題やってくれる。なにより、無茶苦茶なフリをして有利の付く呪文の使用期待値は確実に黒字になると言うあたりが心底恐ろしいカードである。
- 絶対に勝てない盤面を更地に戻し、《荒野の呼び声/Call of the Wild》
- と言ったようにかなりの期待値で盤面をひっくり返せるパワーカードとして再評価された結果、多くの大会でも顔を見せるようになり、また逆に幾つかの非公式大会では禁止カードに指定される程多くのプレイヤーから嫌われる事態に。
- 流石にこれではまずいと思ったのか「ヨグ・サロンが戦場から除去(破壊、変身、バウンス等)されるか「沈黙」を受けた時点で呪文の使用を終了するように変更」された。(現在は再度の修正により、戦場から除去されても呪文の使用が継続される。)
- これにより《捻じれし冥界/Twisting Nether》
が発動すれば即終了、《ファイアーボール/Fireball》
で自分を焼き払ったり《動物変身/Polymorph》
で自分を羊に変えれば終了、《祓い清め/Purify》
で自分を沈黙させて終了、などといったことも普通に起こることに。仕様変更前に比べると博打感が更に上がったといえる。以前は《進化/Evolve》
を唱えても変身先がなかったため中断しなかったが、凍てつく玉座の騎士団以降《豪雪の巨人/Snowfury Giant》
に変身し終了するようになった。
とはいえ大半のAoEは相手の場にしか影響を与えないし、ドロースペルは自分にしか働かないなどプラスに働く可能性は依然それなりに高い。
- またヒーローに攻撃力を加えるスペル、ハファー/Huffer
や《猟犬を放て!/Unleash the Hounds》
)など、盤面が空の状態から攻撃を可能にするスペルも多いためターンエンドは処理が終わるまで待ったほうがいい。
- つまり、何をしても結局は
E-Sports力運でしかない。祈ろう。
- つまり、何をしても結局は
闘技場(Arena) †
- スペルのピックしにくい闘技場ではあまり出番はない。10マナ使って2、3回の博打では大逆転するのに相当なE-Sports力が必要だろう。
- 他がよほど駄目ならともかく、あまりピックするべきではない。
コンボ †
- 不安定な進化/Unstable Evolution:1枚で最大10カウント稼げてしまう。
- 鐘を鳴らせ!/Sound the Bells!、非力の呪い/Curse of Weakness、出陣の道/Warpath、掏り取り/Pick Pocket:いずれも木霊(Echo)呪文。1枚で最大5カウント稼げる。
メモ †
- 能力によって発動する呪文は、全ての呪文からランダムで選ばれる。
- この試合中に使用した呪文からではない。候補となるのは収集可能な(コレクション画面で見られる)スペルのみ。
- 選択(Choose One)や発見(Discover)は自動的に選択される。
- 対象が取れないカードがランダムで選ばれた場合、カウントされるが呪文は不発に終わる。
- ex) ミニオンがいない場面で《裏切り/Betrayal》、悪魔がいない場面で《生贄の契約/Sacrificial Pact》など
- 既に貼られている秘策も不発に終わる。また、その際にはどの秘策が不発したのか表示される。
- 秘策を貼れる上限枚数のときも同様。
- 能力発動は最高30回までと制限がある。
- 《ブラン・ブロンズビアード/Brann Bronzebeard》
を使用すると60回までとなる。
- 《ブラン・ブロンズビアード/Brann Bronzebeard》
- 自身の能力によって途中で死亡した場合でも、能力は「呪文を使用した回数分」が終わるまで発動する。
- どちらかのヒーローが破壊された場合は、その時点で発動は止まる。
- この能力は「自分が/相手が呪文を使った時」というトリガーを誘発しない。
- この効果によって使用された呪文は、ヨグ=サロンが使用した扱いになるためである。
- ex)《大魔術師アントニダス/Archmage Antonidas》
の効果は発動しない
- 呪文を打つ過程で相手の《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner
》を倒したり《寝返り/Treachery》
を自分にかけたりして《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》のコントロールが相手に移った場合、それから後の呪文は全て相手側で発動される。
- カードの伝承: ヨグ=サロン https://youtu.be/LPG3Ei_WtM0
- ハースストーン公式LINEアカウントで2018年3月2日から3月11日にかけて行われた「マンモス年 ハースストーン人気カード投票 」で見事1位を獲得した。公式サイト
自由帳 †
- 下記の解説はカードの伝承: ヨグ=サロン 及びHearthstone Express Legends:「旧神のささやき」のレジェンド #4 より参照及び抜粋。
パッチ修正 †
- 旧神のささやき(2016.4):追加。
- Patch 6.1.3.14830:自身が戦場から除去(破壊、変身、バウンス等)されるか「沈黙」を受けた時点で呪文の使用を終了するように変更。
- Patch 16.6 (2020.03.18):自身が戦場から除去(破壊、変身、バウンス等)されるか「沈黙」を受けた場合でも呪文の使用が続行するように変更。
フレイバーテキスト †
- 日:世界中の信者が同時にその滅びの呪文をつぶやくことにより、恐るべき破滅と停滞がもたらされるであろう。
- 英:I spell your doom...Y-O-U-R D-O-O-M!
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