低予算OTKウォリアー
低予算OTKウォリアーは、ウォリアーのコンボデッキ。
2016年10月4日のアップデートにて《突撃/Charge 》にバランス調整が入り、
このデッキのコンセプトが成立しなくなりました。
レシピ
デッキ概要
ミニオンを展開しながらドローを進めてパーツを集め、《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》によるOTKコンボを狙うデッキ。
デッキ考案者のLOKShadowはこのデッキでレジェンドに到達している。
元記事:http://www.hearthpwn.com/decks/577050-top-100-eu-asia-legend-lokshadow-f2p-otk-warrior
特記事項
コンボデッキという特性上、一般的なテンポ寄りのデッキでは使われないカードが含まれています。
ある程度ゲームに慣れ、レシピ内のカードが大体揃ってきた頃に使うといいでしょう。
戦略
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》に《突撃/Charge
》を使ったうえで、《内なる怒り/Inner Rage
》または《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster
》で着火すると、最大20点のバーストダメージを出すことができます。
序盤からミニオンを展開して顔面を削りつつ、6~8ターン目に上記のコンボでKOするのが勝ち筋です。
ドロー付きミニオンと《狂瀾怒濤/Battle Rage 》によりカードをサイクルさせ、上記のコンボパーツを集めます。
8ターン目までに4~5枚追加でドローできていれば、大体パーツが揃っているはずです。
武器を活用して、できるだけ序盤から盤面をキープしましょう。
ただし、ミニオンのスタッツでは劣ることが多いため、盤面をキープし続けることは簡単ではありません。コンボパーツを抱えすぎず、どの程度崩すかを考えながらプレイする必要があります。
盤面がキープできなくなったら、《コルクロンの精鋭/Kor'kron Elite 》や武器を顔に振るなど、リーサル圏まで無理やり削ることも考えます。
かなりリーサル範囲が広いので、常に何点出せるかを把握しておきましょう。
基本コンボ
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》+《突撃/Charge
》+《内なる怒り/Inner Rage
》=6マナ16点
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》+《突撃/Charge
》+《内なる怒り/Inner Rage
》×2=6マナ20点
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》+《突撃/Charge
》+《叩きつけ/Slam
》=8マナ12点
《内なる怒り/Inner Rage 》を《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster
》に置き換える場合は+2マナで計算します。
対アグロ
対テンポ
対コントロール
対OTK
相手の手札が3枚あり、6マナ出せる場合は常に16点ダメージが飛んでくる可能性を意識しましょう。
4枚目以降は1枚につき4点ダメージが上がる可能性があることも頭にいれておきましょう(《暴走/Rampage 》が入っている場合は6点)
盤面にミニオンや斧が残っている場合は1ターンで25点以上のライフが吹き飛ぶことも珍しく無いため、挑発持ちミニオンの切り時には特に気をつけてプレイしたい所。
《マッドボンバー/Mad Bomber 》や《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster
》などの場に出た時点で半分仕事を終えているように見えるミニオンも、こちらのライフを致死圏内に持って行くという重要な役目を持っています。
これらに対してミニオンや除去を惜しまず対処していけば、それだけリーサル範囲が遠のき相手は苦しくなります。
カード解説
《マッドボンバー/Mad Bomber 》
ヘルス1ミニオンの処理や《止めの一撃/Execute 》の削りのためにお祈りしつつ出すほか、《ブラッドフーフの勇士/Bloodhoof Brave
》や《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain
》と組み合わせたり、《狂瀾怒濤/Battle Rage
》で引けるカードを増やせるなど、味方ミニオンに当たっても悪くありません。全部顔面に飛んで行っても、それはそれでよし。
《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster 》
ウォーゲンコンボの着火点だけでなく、ミニオンの交換や火力アップとして、はたまた単に1点ダメージを与えるためだけに使うこともあります。
素出しはしませんが、あまり惜しまず使った方がいいでしょう。
《狂瀾怒濤/Battle Rage 》
ダメージを受けている味方のキャラクターの数だけカードを引く。基本的には2枚以上ドローしたいところです。
ミニオンだけでなくヒーローも含まれるので、ヘルスが30から1点でも減っている状態で使いましょう。そのため、コントロールデッキを相手にするときは、マナが余っていてもヒロパを使わない方が良い場合もあります。
《死憎悔いのグール/Ravaging Ghoul 》
雄叫びで全体に1ダメージをばらまく。ヘルス1のミニオンの処理や、《止めの一撃/Execute 》、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain
》の起動など、活躍の範囲は広いです。
グールからの《狂瀾怒濤/Battle Rage 》で大量ドローというのもクール。
《ブラッドフーフの勇士/Bloodhoof Brave 》
4/2/6挑発。《暴走コドー/Stampeding Kodo 》に踏み潰されたり、《カバルの影の僧侶/Cabal Shadow Priest
》で盗まれたりすることも多いので、自傷させながら出すことも考えます。特にプリースト相手には6ターン目以降は素出ししてはいけません。
このデッキでは最もアタックの高いミニオンになるので、《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》がどうしても引けない場合はコイツを突撃させることもあります。
マリガン
《烈火の戦斧/Fiery War Axe 》が最優先です。
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》、《突撃/Charge
》、《内なる怒り/Inner Rage
》といったコンボパーツをキープしてはいけません。
常にキープ
《烈火の戦斧/Fiery War Axe 》
《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》
《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain 》
《マッドボンバー/Mad Bomber 》
対アグロ
《死憎悔いのグール/Ravaging Ghoul 》
対コントロール(低速)
《ノームの発明家/Gnomish Inventor 》をキープしても構いません。
改良案
このレシピはコモンカードのみで構成されていますので、上位カードを入れて強化することができます。
強そうだからと交換するのではなく、実際に使ってみて、相手にするデッキや自身のプレイスタイルに合わせて入れ換えるようにしましょう。
アップグレード
《サー・フィンレー・マルグルトン/Sir Finley Mrrgglton 》
ハンター、ウォーロック、メイジなどのヒーローパワーが有用です。
《血を霊液に/Blood To Ichor 》
《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain 》を起動して1ドロー+2/2を召喚することができます。
また、アグロデッキ相手には初手から握っておけば《アージェントの従騎士/Argent Squire 》への回答になります。
《熱狂する火霊術師/Wild Pyromancer 》
《マッドボンバー/Mad Bomber 》のRNGが嫌いな方に。
このデッキが苦手とするシャーマンのトーテムや《ミラーイメージ/Mirror Image 》への返しにもなります。
《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker 》
どんどん火力の上がる3Drop。相手に対処を強いることができ、生き残ればリーサルへ簡単に手が届きます。
《無貌の操り手/Faceless Manipulator 》
《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan 》と組み合わせ、強化済みウォーゲンをコピーすれば倍のバーストダメージが出せます。
《乱闘/Brawl 》
挑発ミニオンへの対策は《止めの一撃/Execute 》が基本ですが、大量に展開され手に負えないと感じる場合はこれが回答になります。
《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan 》
《暴走/Rampage 》や《無貌の操り手/Faceless Manipulator
》を入れる場合に必要になります。
もともとが軽めのデッキですので、それ以外では必要ありません。
《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream 》
ウォリアーの定番フィニッシャーです。
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》より先に出して、顔面を削りつつ相手にプレッシャーを与えるのがいいでしょう。
《暴走/Rampage 》
コントロールデッキと多く当たり、削りきれないと感じた場合に、ウォーゲンのコンボを強化することができます。
《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》+《突撃/Charge
》+《内なる怒り/Inner Rage
》×2+《暴走/Rampage
》+《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster
》=10マナ30点
《暴走/Rampage 》を使うタイミングを間違えるとウォーゲンが死にます。
《アジュア・ドレイク/Azure Drake 》
ドローといえばコレ。ただし、オマケのスペルダメージ+で《内なる怒り/Inner Rage 》などの自傷ダメージまで増えてしまう点には注意。
入れ替え候補
《マッドボンバー/Mad Bomber 》
《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》
《ノームの発明家/Gnomish Inventor 》
《ブラッドフーフの勇士/Bloodhoof Brave 》
アップグレード例
代用Basicカード
キーカードの《激昂のウォーゲン/Raging Worgen 》、《内なる怒り/Inner Rage
》は必須ですが、他のパーツはある程度替えが効きます。
デッキの中でウォリアー専用のカードは概ね他のデッキでも必須級で、クラフトする価値のあるカードと言えますが、《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》、《マッドボンバー/Mad Bomber
》を全てクラフトで集めるのは少しもったいないかもしれません。そのための代替案です。
パーツが足りない場合は、コンボの完成とリーサル圏への突入を早めるために
ドロー効果持ち、顔にも撃てるダメージソースを入れるといいでしょう。
「回れば勝てる」程度のもので、レジェンドは無理にしてもそこそこコスパのいい低予算デッキにはなります。
・削り・除去用
《ヒロイック・ストライク/Heroic Strike 》、《アルカナイト・リーパー/Arcanite Reaper
》など。
《ストームウィンドの騎士/Stormwind Knight 》
高めの体力に突撃があるので自ら傷を負いやすく、《狂瀾怒濤/Battle Rage 》と相性がいい。
・ドロー効果
《シールドブロック/Shield Block 》
《初級エンジニア/Novice Engineer 》
《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》を持っていない場合の代用。あるいは両方入れて手札を回してもいい。
速めのコンボ完成を目指すなら《ノームの発明家/Gnomish Inventor 》より優先するのもアリ。
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