ランク戦
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ランク戦とは対戦の種類。構築デッキを使った対人戦。ランクを登っていくことを比喩しラダー(ladder=梯子)とも言う。
ランク戦でもクエストの達成条件を満たすことができる。
遊び方 †
最初の画面の一番上にある「プレイ」モードを選択。
画面の左側でデッキを選択して、右下の「プレイ」を押すと対戦相手を検索する。対戦相手は自動的に決まる。自分で選べるわけではない。
現在スタンダード・ワイルド・クラシックの3つのフォーマットとカジュアルがあり、切り替えは画面右上のボタンから行う事ができる。
カジュアルのフォーマットは選択したデッキのフォーマットに自動的に合わせられる。
システム †
構築デッキで対戦する。
- デッキの構築は「コレクション」でできる。
プレイヤーにランクが付き、同程度のランクのプレイヤーと対戦ができる。
- 勝敗によってランクが上下する。勝利すると星がもらえ、星が3つ貯まるとランクが上がる。負けると星が減る。
- 勝利によってもらえる星の数は、前シーズンの成績によってスターボーナスが貰える。詳しくは後述。
- ランクはブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの5つのリーグに分かれており、それぞれのリーグに1~10のランクが用意されている。(計50ランク)
- ブロンズリーグまでは負けても星が減らない。
- 各リーグのランク10とランク5に到達すると、負けてもそれ以下にはランクが下がらなくなる。(フロア)
- 各リーグのランク1で星3つの状態から勝利すると上のリーグに上がる。ダイヤモンド・ランク1より上になると「レジェンド」というランクになる。
- ゲームを始めたばかりのプレイヤーは上記とは独立したリーグとなる。この入門用リーグでは1~40のランクが用意されており、負けても星が減ることは無い。
- スタンダード/ワイルド/クラシックでの差異は下記の通り。
- ランクの仕組みは同じ。
- プレイヤーのランクはスタンダード/ワイルド/クラシックで別々に保持する。(連勝ボーナスも別々になっている)
- クエストログやフレンド欄に表示されるランクは、スタンダード/ワイルド/クラシックの中で最も高いもののランクとなる。
- ランク報酬の仕組みも同じ。ただし、3つの中で一番高いランクの報酬しか受け取ることはできない。
ランクの上がり方、下がり方 †
- ランクが上がるときと下がるときの挙動は微妙に異なる。対戦に勝ち、あるランクで星が全部そろったとしても次のランクには上がらない。星が3つの状態でその次に勝ったときに、ランクが上がって星を1つ持っている状態になる。また対戦に負け、あるランクで星を全部失ったとしてもランクは下がらない。星が空の状態でその次に負けたときに、ランクが下がって星が1つ減った状態になる。
- 例えば「ランク10の星3個」と「ランク9の星0個」は、どちらも勝てば「ランク9の星1個」、負ければ「ランク10の星2個」になるので、実質的な立場は同じである。
- 勝利時に貰える星の数は、前シーズンの成績によってボーナスが得られる。得られるスターボーナスは下表の通り。
- 連勝ボーナスにもこのスターボーナスは適応される。(得られる星が下表のさらに2倍になる)
- スターボーナスはランクが5個上昇する毎に1ずつ減る。前シーズンにレジェンドであった場合でも、上位陣でなければダイヤモンド5に到達した時点でボーナスが無くなる。
- 対戦相手のMMR(マッチレーティングレート)が高い場合、倍率に+1される。
- 一か月以上ログインしていなかったり、以前よりもランクが下がった場合は過去最も成績の良かった月の成績を元にスターボーナスが計算される。実際にはMMRを元にボーナスが決められているようで、長期間ログインしていなかったり、勝率が低い場合はそこからスターボーナスが減る模様。逆に勝率が高ければ表以上のボーナスが貰える事もあるようだ。
- 入門用リーグにスターボーナスは無い。連勝ボーナスは存在する。
前シーズンのランク ボーナス ~シルバー10 ×2 シルバー5 ×3 ゴールド10 ×4 ゴールド5 ×5 プラチナ10 ×6 プラチナ5 ×7 ダイヤモンド10 ×8 ダイヤモンド5 ×9 レジェンド ×10 レジェンド上位(1500位くらいが目安) ×11
レジェンド †
- ダイヤモンドリーグ・ランク1の星3の状態で勝利するとレジェンドランクになる。
- レジェンドになったプレイヤーには順位の数字が与えられる。これは対戦相手の強さによって上下する。
- レジェンドプレイヤーが負けても、それより下のランクには転落しない。順位が下がるだけである。
- レジェンドもスターボーナス中と同様、ランクではなくMMR(内部レート)を基準にマッチングされる。
- ダイヤ2と当たる場合も確認されているため、ランク基準のマッチングとなっている相手と当たることもある。
- レジェンドになると、対戦相手のランクが見えるようになる。
- レジェンド到達後に即降伏を繰り返すと相手のランクが下がっていき、最終的にブロンズの相手ともマッチングされるようになる(ワイルドで確認)。MMRの低下により相手のランク帯が下がる速度は、数えていないが体感として敗北のたびにランクの星を1つずつ失う速度よりも速い。
入門用リーグ †
- ゲームを始めたばかりのプレイヤーは入門用リーグからのスタートとなる。
- 入門用リーグにワイルド環境は存在せず、スタンダードのカードしか使用できない。
- 入門40~1までの40のランクに分かれている。
- 負けた場合でも星は減らない。前シーズンの結果に応じてスターボーナスが得られる事も無い。3連勝以上した場合の連勝ボーナスは存在する。
- 入門35・30・25・20・15・10・5に到達すると、その度に拡張パック3種類を1個ずつ獲得できる(最近発売された順に3種類。合計で21パック)。
- 入門1の星3つの状態から勝利する事で入門用リーグ卒業となる。同時に拡張パック10個(最新拡張とそのひとつ前の拡張が3個ずつ、さらに2つ前と3つ前の拡張が2個ずつ。いずれもスタンダードで使用できる。)と、ランク戦で活躍したデッキを元に作られた構築済みのデッキ10種(各クラス1種)から1つ選んで受け取る事ができる。
- これらのデッキにはレジェンドやエピックといった高レアリティのカードが複数入っている。(最新拡張のカードは含まれていない。)それぞれのデッキ作成に必要な魔素で比べた場合、どのデッキもそこまで大きな差はない。デッキの内容は新しい拡張が出る度に更新されるので、事前にどんなカードが含まれているか調べておくのもいいだろう。
連勝ボーナス †
3連続で勝利すると連勝ボーナスとして星が2つもらえる。
- 連勝ボーナスは負けるまで継続する。つまり3連勝ごとにボーナス1つではなく、4連勝以降も勝利する毎に星が2つもらえる。
- スターボーナスがある場合にはスターボーナスの2倍の星がもらえる。
- 連敗してもペナルティはない。
- ダイヤモンドリーグ・ランク5から1まではこの連勝ボーナスがなくなる。
フロア †
ランク戦はブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナ・ダイヤモンドの5つのリーグに分かれており、各リーグには1~10のランクがある。各リーグのランク10、5に一度到達したら、シーズン中はそれより下には降格しなくなる。これをフロアと呼ぶ。
- ランク10、5で星がゼロの状態で敗北しても、ランクの降格は発生しない。
- 後述のシーズンリセットによる降格は、フロアによるランク維持を無視してランクを下げる。
マッチメイク †
対戦相手はコンピューターが自動で選択する。対戦相手のランクは自分と同じリーグで同じランクのことが多いが、多少上下することがある。
- 例えばあなたがランク9だったとして、対戦相手はランク10のときもある。ランク8のときもある。同時間帯にプレイしている人が少なければ2~3ランク離れる場合もあり。
- 前述の「ランク10の星3個」と「ランク9の星0個」のような境目の位置ではこの両者がマッチングされ、見かけ上別ランクとのマッチングが増える印象。公式フォーラムにも、やたら上のランクと当たる、という問い合わせがあったりするが大体これ。
ランク表 †
※2020年4月の仕様変更により、星の数は全てのランクで一律3つに統一されました。
ランク | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ | ダイヤモンド |
---|---|---|---|---|---|
10 | 《アングリーチキン》 | 《魔法使いの弟子》 | 《ミルハウス・マナストーム》 | 《知識の古代樹》 | 《キング・トグワグル》 |
9 | 《レプラノーム》 | 《トーレン・ウォリアー》 | 《腹裂き》 | 《シアマト》 | 《マダム・ラズール》 |
8 | 《スノーフリッパー・ペンギン》 | 《クエスト中の冒険者》 | 《ミラーイメージ》 | 《海の巨人》 | 《魔女ハガサ》 |
7 | 《虎猫》 | 《ウォーソングの武将》 | 《ガジェッツァンの競売人》 | 《山の巨人》 | 《ドクター・ブーム》 |
6 | 《マジウザ・オ・トロン》 | 《探話士チョー》 | 《カドガー》 | 《溶岩の巨人》 | 《大怪盗ラファーム》 |
5 | 《マーロックのタイドコーラー》 | 《レイドリーダー》 | 《秘密の番人》 | 《ロード・ジャラクサス》 | 《レノ・ジャクソン》 |
4 | 《カエル》 | 《大物ハンター》 | 《ゲン・グレイメイン》 | 《シャダウォック》 | 《ブラン・ブロンズビアード》 |
3 | 《マイクロマミー》 | 《終末予言者》 | 《サンウォーカー》 | 《クトゥーン》 | 《サー・フィンレー・マルグルトン》 |
2 | 《ブリンク・フォックス》 | 《ライトウォーデン》 | 《ナタリー・セリーン》 | 《アレクストラーザ》 | 《エリーズ・スターシーカー》 |
1 | 《ブライトウィング》 | 《ズルジン》 | 《グロマッシュ・ヘルスクリーム》 | 《デスウィング》 | 酒場のオヤジ/Innkeeper |
シーズンリセット †
毎月のはじめに、全プレイヤーのランクは一番下のブロンズ・ランク10まで落ちる。
前シーズンの結果に応じて前述のボーナスが得られるので、前シーズンに到達したリーグの手前までは容易に上がるように設定されている。
ランク報酬 †
その月にランク戦で5勝した場合、シーズンに応じたカードバックが貰える。また、シーズンの終了時に到達したフロアに応じた報酬が貰える。
2021年6月4日のアップデートで過去のシーズンにもらえたカードバックも購入可能となった。(500G~600G)
クエスト・ログでランクドチェストが確認できる。
貰えるカードは、アドベンチャーモードのカードを除くスタンダードのカードからランダム入手。
また、初めて特定のランクに到達した場合にもシーズン終了時とは別に報酬が得られる。こちらの報酬は即時で受け取ることができる。
ランク | 初到達報酬 | シーズン終了報酬 | シーズン終了報酬の合計 |
---|---|---|---|
ブロンズ5 | 最近の拡張版パック1つ | レアカード1枚 | レアカード1枚 |
シルバー10 | 最近の拡張版のレアカード4枚 | 最新拡張パック1つ | 最新拡張パック1つ・レアカード1枚 |
シルバー5 | 最近の拡張版パック1つ | レアカード2枚 | 最新拡張パック1つ・レアカード3枚 |
ゴールド10 | 最近の拡張版のレアカード4枚 | 最新拡張パック1つ | 最新拡張パック2つ・レアカード3枚 |
ゴールド5 | 最近の拡張版パック1つ | レアカード2枚 | 最新拡張パック2つ・レアカード5枚 |
プラチナ10 | 最近の拡張版のエピックカード1枚 | 最新拡張パック1つ | 最新拡張パック3つ・レアカード5枚 |
プラチナ5 | 最近の拡張版パック1つ | レアカード2枚 | 最新拡張パック3つ・レアカード7枚 |
ダイヤモンド10 | 最近の拡張版のエピックカード1枚 | 最新拡張パック1つ | 最新拡張パック4つ・レアカード7枚 |
ダイヤモンド5 | 最近の拡張版パック1つ | エピックカード1枚 | 最新拡張パック4つ・エピックカード1枚・レアカード7枚 |
レジェンド | 最近の拡張版のレジェンドカード1枚 カードバック「レジェンド」 | 最新拡張パック1つ | 最新拡張パック5つ・エピックカード1枚・レアカード7枚 |
ランクごとのレベル †
経験豊富なプレイヤーによる感想
※2020年4月に仕様変更される前の感想です。当時はランク25~1まででした。
- 初心者が経験を積みながらランクを登っていくとき、ランク15に最初の壁があり、ランク5に次の壁がある、という感想がよく聞かれる。
パーセンテージ目安
- シーズン中のどの時期かによっても違うが、目安として、上位50%つまり全ランク戦参加者の平均的な強さの人がいるのはランク17~18、ランク15以上が上位30%、ランク10以上が上位10パーセント、ランク5以上が上位3パーセント、レジェンドが上位0.1パーセントである。
- ただしこれは、2018年3月のランク戦仕様変更前に発表されたパーセンテージ。
- 各ランクのプレイヤーの強さを偏差値で表すと、ランク17~18が偏差値50。ランク15が偏差値55。ランク10が偏差値63。ランク5が偏差値70。レジェンドが偏差値80となる。(これは単にパーセントを偏差値に書き直しただけの数字。目安程度に)
ランク戦と勝率
- 連勝ボーナスがあるランク6までにおいては、同じランクに居続けるための勝率は約45.3%である。
- 自分と同じ実力のランクであれば勝率が50%になりそうな気がするが、1敗して減る星は常に1個なのに対し、勝った場合に増える星は連勝ボーナスによって2個の場合があるため、45.3%でも同ランク維持が成立する。
- ランダム要素の多いこのゲームで、立て続けに連勝してランクを駆け上がることは(ありえなくは無いが)非常に珍しい。ほとんどの場合は、勝ったり負けたりしながらじりじりとランクを上がっていくことになり、レジェンドに辿り着くには数百試合が必要である。これはプロなどの強豪プレイヤーにとっても同じ。
その他、メタな解説
- リセット直後はアグロが大量に発生する。これは短時間で多数の試合をこなして素早くランクを上昇させる狙いがある。
- ランク5を超えるとコントロール色の強いデッキが登場する。時間がかかるデッキは何度も戦う必要があるランクには合わないのだが、1戦が大事なランク5以降では勝率のほうが大事になるため。
- レジェンドに入ると途端にファンデッキが増加する。トップメタ以外のデッキで高ランクに入ることで自身のデッキを広く公開できるため、オリジナルデッキでのラダープレイヤーは多い。
- そのためオリジナルのデッキの実力を試したいなら、まずトップメタデッキでレジェンドになれ、というトピックがRedditにあったりする。
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