バーンズ/Barnes
今宵の出し物は、恐るべき悲劇の物語!
《バーンズ/Barnes》は中立のレジェンド・ミニオンカード。
はじまりはじまり!
コスト | 名前 | レアリティ | テキスト |
---|---|---|---|
5 | 《バーンズ/Barnes》 | 雄叫び(Battlecry):自分のデッキのランダムなミニオンの1/1のコピーを1体召喚する。 |
入手法 †
アドベンチャーモードのワン・ナイト・イン・カラザンの勝利品。
一度入手すれば作成、還元が可能。
注意点 †
- コピーされたカードに沈黙(Silence)をかけると能力は失われるがスタッツは元の値に戻る。
戦略 †
今宵の出し物は、夢と魔法の物語!
- パワーカード。4マナ3/4&1/1なら、コピーされて出てくるミニオンが能力を持っていなくても妥当。
- …などと実装前は騒がれていたが、3/4と1/1バニラは所詮ベーシッククラス。1/1はヒーローパワーで簡単に処理されてしまうし、更にデッキに眠っているカードが相手に1枚バレてしまうことになる。
- もし《終末予言者/Doomsayer》
などを引いてしまえば盤面が壊れかねないなどの問題もあり、投入するデッキは丁寧に選ぶ必要がある。
- しかし、《ティリオン・フォードリング/Tirion Fordring》
、《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》
、《ケーアン・ブラッドフーフ/Cairne Bloodhoof》
、《サバンナ・ハイメイン/Savannah Highmane》
など強力な断末魔(Deathrattle)を持つカードが出てしまうと一気にアドバンテージは高まる。
- 先に破壊されてもそれらは《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
のタネとなる。
- 先に破壊されてもそれらは《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》
- また、《放たれし激昂ヤシャラージュ/Y'Shaarj, Rage Unbound》
や《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》
、《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan》
など出したターンに仕事をするミニオンがコピーされるのも強い。4マナという軽さも相まって、盤面をとれている状態であれば1/1であれど数ターン生き延びる事もある。
- 1/1になる効果は「ものまね」というデバフによるものであるため、出てきた大型ミニオンに沈黙(Silence)を掛ければ本来のスタッツに戻して大幅なアドバンテージを稼ぐことも可能。
- コピーという点も強い。デッキ残り枚数を減らしたり《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor
》の様な強力なキーカードを消費してしまったりすることもない。
- 以上のことから、かつては《頽廃させしものン=ゾス/N'Zoth, the Corruptor》と大型断末魔(Deathrattle)カードを擁するコントロールデッキや、ややネタ気味だったが《バーンズ/Barnes》と《放たれし激昂ヤシャラージュ/Y'Shaarj, Rage Unbound》以外をスペルにすることで確定でヤシャラージュを召喚するヤシャバーンズデッキなどで用いられていた。
- ところが次第に大型の1/1のコピーを墓地に落とし《永劫の隷属/Eternal Servitude》
などで蘇生することで大型を早出しするビッグプリーストでの活躍が目立つようになる。
- バーンズ自体が蘇生されたり《影の真髄/Shadow Essence》
に引っかかったりすることは大きな欠点だったが、5ターン(《コイン/The Coin》+バーンズなら4ターン)目から大型の展開が行えるのは他のカードに比しても圧倒的に早く、「《黒曜石の像/Obsidian Statue》
のコピー→次のターンに蘇生」や「ヤシャラージュのコピー召喚→大型召喚」など投了必至の局面を早期に作りやすく、ビッグプリースト自体が嫌われていることもあって、時とともにナーフを求める声も多くなってきた。
- ところが次第に大型の1/1のコピーを墓地に落とし《永劫の隷属/Eternal Servitude》
- 先述の通りユニークな多くのコンボが狙えるカードであったこともあってか長らく手つかずだったのだが、2019年6月のバランス調整でついにコストを1マナ増やされた。
- 弱体化後は《影の真髄/Shadow Essence》に比べて欠点が目立ちやすくなり、ビッグプリーストでは不採用にするレシピも多い。
闘技場(Arena) †
- 「コンボは狙いにくいがバニラが出てくるだけでも合計スタッツとしては十分。
- 強烈な上振れを狙えるため断末魔が多めに取れているのであれば積極的に取りたいカード。」
- …だったのだが、見ての通り1マナ上がってしまい、結果かなりピック優先度は低くなった。
- 断末魔(Deathrattle)がよほど多量に取れてなければ避けるべき。
コンボ †
- 《放たれし激昂ヤシャラージュ/Y'Shaarj, Rage Unbound》:ヤシャバーンズの片割れ。決まった時点で勝ちが一気に近づく。また、ミニオンをバーンズとヤシャの2枚のみにしておけば、コピーヤシャが本物のヤシャを確実に呼んでくる。
デッキ †
- ヤシャバーンズ
- ビッグプリースト
メモ †
- ワン・ナイト・イン・カラザン ジ・オペラの主要キャラクター。
- 原作では既に故人で、劇場の支配人をしていた。
- プレイヤーが話しかけると有無を言わさず舞台上に送り込み、さらに出入口を塞いだ上で死の演目が開催される。
- 3種類の演目があり、開幕前のアナウンスで対処法や報酬が変化するという仕組みになっている。(ロミオとジュリエット・赤ずきん・オズの魔法使い)
- 今宵の出し物は…
「夢と魔法の物語」「輝ける救済の物語」「遥かなる失われた世界の物語」「真の恐怖の物語」「恐るべき悲劇の物語」の5種類から選ばれる。
- ハースストーン公式LINEアカウントで2018年3月2日から3月11日にかけて行われた「マンモス年 ハースストーン人気カード投票 」では8位を獲得した。公式サイト
- ものまね王座/攻撃力と体力が1になった。
パッチ修正 †
- Patch 15.04 (2019-6-04):コストが(4)→(5)に変更。
- Patch 6.0.0.13921 (2016-08-09):ワン・ナイト・イン・カラザン追加。
フレイバーテキスト †
- 日: 「偽りのオーブ」をモローズに没収されるまでは、彼は一人で全ての役を演じていた。
- 英: He to play every part, until Moroes confiscated his Orb of Deception.
「偽りのオーブ」はWoWに登場するアイテム。変身効果がある。
コメント