バランス調整
バランス調整についてのページです。
2019年2月6日に適用 †
- 今回のバランス調整では4種の基本・クラシックカードがナーフ対象となった。運営からはカード個別のナーフした理由に関して公開されていないが、デッキ構築の柔軟性を損なう可能性のある、絶えず使われ続けてきた汎用的な「必須」カードに調整が入った。
ローグ †
- 1マナ→2マナに変更
シャーマン †
- 2マナ→3マナに変更
ハースストーンの戦略性を代表するカードであったが、コントロール以外のシャーマンデッキに2積みされる強力なカードであったため調整が入ったと思われる。これによりたった1拡張でシャダウォックシャーマンに続き、偶数シャーマンという2つのアーキタイプが弱体化させられたこととなる
パラディン †
- 2マナ→4マナに変更
熱狂する火霊術師/Wild Pyromancerや聖別/Consecrationと合わせて簡単にボードクリアが行える強力な呪文が弱体化。2マナ上昇の調整は含み笑う発明家同様、3マナでは奇数パラディンで使われることを想定されたのだろう
ハンター †
- 1マナ→2マナに変更
1マナになってからそれほど使われていなかったが、博士のメカメカ大作戦から登場した断末魔ハンターなどのアーキタイプが登場してから使用率が上昇。キャンドルショットやスプリングポーと相性が良いから弱体化が入ったと予想される
《エメラルドの小呪文石/Lesser Emerald Spellstone》
- 5マナ→6マナに変更
実力・人気ともに上位だったミッドレンジハンターに修正が入った。4~5ターン目に3/3のオオカミを4体召喚することは容易で、序盤で一気に攻撃的テンポアドバンテージが取れるため弱体化
2018年12月19日に適用 †
ドルイド †
- 2マナ→3マナに変更
このバランス調整により、練気に引き続いてとうとう全ての基本・クラシックのマナ加速カードが弱体化を受けることとなった。強力すぎる基本・クラシックカードは長期的な悪影響をもたらし、デッキ構築の可能性を狭めてしまう危険性があることから調整が行われた。これによりランプデッキなどには採用されつつも、マナ加速を強みとしない戦略のデッキでは安易に採用されなくなると予想される
- 5マナ→6マナに変更
上記、野生の繁茂と同文
パラディン †
- 5マナ→6マナに変更
ウィッチウッドから最も使用され続けてきた奇数パラディンの中核が弱体化。5ターン目以降のダメージ出力が抑えられることとなった
ローグ †
- 武器に生命奪取を付与する効果が1ターン限定に変更 同時に2マナ→1マナに変更
大逆の刃キングスベインと非常に相性がよくゲーム終盤で圧倒的パワーを発揮できるほか、持続的な大量回復はローグというクラスのアイデンティティに反しているため弱体化が行われた
中立 †
《サロナイト鉱山の奴隷/Saronite Chain Gang》
- コピーを1体召喚→サロナイト鉱山の奴隷をもう1体召喚に変更
ケレセス公爵などのバフと相性が良かったほか、シャダウォックシャーマンの無限コンボに使用され続けて弱体化を受けた
2018年10月18日に適用 †
中立 †
- 5マナ→7マナに変更
中立の挑発カードはミニオンの競り合いを発生させてゲームを面白くする、と運営は思っていたようだが単純にこのカードは強力すぎた。アグロからコントロールまで全てのデッキで採用されるパワーカードであったため弱体化。1マナ増やすだけでは偶数デッキに採用されるくらい強力なカードであると判断され、2マナも増やされる異例の調整を受けた
メイジ †
- 1マナ→2マナに変更
序盤に素出しできるテンポメイジの中軸カードで、1ターン目に勝敗が決してしまうこともある強力なミニオンであったため弱体化。また、このカードによって低コストで効果的なメイジ呪文を導入しにくいという、ゲームデザインの妨げでもあった
ドルイド †
- 9マナ→10マナに変更
2018年5月22日に適用 †
中立 †
- 5マナ→8マナに変更
仕様変更により、4~5ターン目に0マナになった巨人を大量展開するナーガ巨人と呼ばれるアーキタイプがワイルドで誕生。一部のクラスでは対抗策がない理不尽なコンボであったため、発動できる時期を遅くすることで時間的猶予を与える弱体化が行われた
- 6マナ→7マナに変更
ウォーロック †
- 回復量が8→4に変更
- 5マナ→6マナに変更
コボルトと秘宝の迷宮実装から長期間にわたり環境上位に居続けたキューブロックのコアカードが対象に。中盤からヴォイドロードなどの大型悪魔を召喚するコンボは対処が難しく、マナコストを増やすことにより対抗できる猶予を与える弱体化を受けた
パラディン †
- 4マナ→5マナに変更
ローグ †
- クエストの達成報酬であるクリスタルコアの効果が、自分のミニオンは全て5/5になる→4/4になるに変更
2014年3月11日に正式リリースされ、初めて二度の弱体化を受けた異例のカード。コボルトと秘宝の迷宮にてソニア・シャドウダンサーやゴルゴン・ゾーラなどの強化を受けており、コントロール寄りのデッキに対し圧倒的に強かったため一方的なマッチアップにならないように弱体化の調整を受けた
2018年4月10日に適用 †
メイジ †
- 殿堂入り
何年もの間スタンダードデッキの中核を担っており、新しいメイジデッキの登場の余地を作るために
中立 †
《コールドライトの託宣師/Coldlight Oracle》
- 殿堂入り
中立にしては強力なドロー効果を持っているため。また、相手にカードを引かせるデメリット効果が手札破壊やデッキ破壊のように、手札へのバウンス効果や雄叫びへのカードデザインを制限することにつながるため
- 殿堂入り 同時にナーフ解除 25マナ→20マナに変更
パワーレベルに問題はなく、むしろ低すぎてスタンダードでの使用者が少なかった。元の性能に戻しパワーレベルを引き上げ、ワイルドでの使用を促すためと思われる
2018年2月7日に適用 †
プリースト †
- ヒーローパワーのコストを0にする効果が1に変更
凍てつく玉座の騎士団から長期間にわたって環境上位に居続けたハイランダープリーストにメスが入る。DKアンドゥインと相性がよく、スタン落ち後のワイルドを見越した弱体化が行われた
中立 †
- 効果の突撃を削除
このカードのために海賊を採用するくらいアグロやテンポ系のデッキでは重宝されていたため、スタン落ち後のワイルドを見越した弱体化が行われた
- 7マナ→8マナに変更
ラダーでもアリーナでも活躍しており、多くのテンポデッキに採用されていたフィニッシャーが弱体化。マナコストが1増えることにより、このカードが着地する前に盤面処理がしやすくなった
- 攻撃力を5→2に変更
ほぼすべてのアグロやテンポデッキに採用されており、初手にあるかないかで勝負が決まってしまうほど強力なカードが弱体化。
2017年9月19日に適用 †
ドルイド †
- 獲得するマナが2→1マナに変更
- 5マナ→6マナに変更
アグロの横並びに対する実質的なAOEなどと言われた防御カードが弱体化。マナ加速で生まれたボードアドバンテージを取り返しにくくなり、より隙が大きくなった
ウォリアー †
- 2マナ→3マナに変更
ほぼすべてのデッキに採用されていた、ウォリアーを象徴する強力な武器カードが弱体化。コストに対して得られるテンポやダメージが多く、海賊と組み合わせて猛威を振るったため
シャーマン †
《呪術/Hex》
- 3マナ→4マナに変更
パワーレベルに問題はなかったものの、将来を見越した弱体化が行われた
中立 †
- 効果の味方のマーロックに+2/+1付与から体力の強化を削除。
主にパラディンで使用されていたマーロックが弱体化。これにより除去が間に合わずに、雪だるま式に大きくなった盤面で押し切るワンサイドゲームになりにくくなった
2017年7月10日に適用 †
ローグ †
- クエストの達成条件が4体→5体に
長期間ウンゴロ環境のトップに居続けたクエストローグのコアカードが弱体化。アグロに対して更に弱くなった
2017年4月4日に適用。 †
中立 †
- 殿堂入り
多才すぎてデッキの5マナ枠が取られてしまうので、選択肢の幅を広げるため
《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》
- 殿堂入り
強力すぎてデッキの6マナ枠が取られてしまうので、選択肢の幅を広げるため。また、今後追加予定の断末魔関連のカードと組み合わせて使用するとスタンダードルールでは強すぎる可能性があるため
《炎の王ラグナロス/Ragnaros the Firelord》
- 殿堂入り
ミッドレンジやコントロールデッキでかなりの採用率を誇り、マナコスト7以上のミニオンの選択肢の幅を広げるため
ウォーロック †
- 殿堂入り
たったの1マナで効率的なミニオンのトレードやバーストダメージが出せるため。ウォーロックはズーのようなクラシックカードを採用するデッキが多い傾向があるので、その多様性を広げるため
メイジ †
- 殿堂入り
何年も活躍してきたフリーズメイジに代わり、新しいメイジデッキの多様性を広げるため。また、30点バーストコンボのキーカードであるため
ローグ †
- 殿堂入り
ガジェッツァンの競売人とのコンボが強力で、一部クラスによっては対抗策が少なく、ミニオン同士のトレードや呪文による除去が困難であるため
2017年2月15日に発表。2017年2月28日に適用。 †
中立 †
- 体力2→体力1に変更
速攻デッキの代名詞、海賊デッキの1マナ定番ミニオンが弱体化。
シャーマン †
- 1マナ→2マナに変更
シャーマンの優秀すぎる武器が弱体化。アグロシャーマンの1マナが揃って弱体化されたことになる。
2016年9月28日に発表、2016年10月4日に適用 †
シャーマン †
- 1マナ→2マナに変更
シャーマンの優秀な除去兼バースト要因だったが除去としてはやや使いにくくなった。
- 能力の下方修正:あらゆるトーテム→基本のトーテム
トーテム・ゴーレムやマナの潮のトーテムなどが呼び出されなくなり、単体の強力さがなくなる。
ハンター †
- 8マナ→9マナに変更
あらゆるハンターデッキに採用されていたためコスト上昇
ウォリアー †
- 1マナ→2マナに変更
突出しすぎていた除去呪文。これによりアグロに寄せたウォリアーがやりにくくなった
- 3マナ→1マナに変更、攻撃力が上がらずヒーローにも攻撃できないように
攻撃力を上げて突撃を仕掛けるコンボデッキOTKウォリアーが非常にやりにくくなった
中立 †
- 攻撃力が2点→1点に変更
アグロの強カードが下方修正。1ターン目から出していけるカードではなくなった。
《希望の終焉ヨグ=サロン/Yogg-Saron, Hope's End》
- 自身の能力で破壊・沈黙・変身・バウンスした場合能力が止まるように
出した側の運要素がやや悪い方に。
2016年4月21日に発表 †
ドルイド †
- 能力の下方修正:2ドロー → 1ドローに変更
ドルイドの中核カード。大幅な下方修正といえる。ドローソースとしては《アジュア・ドレイク/Azure Drake》 のほうが優秀といえるほど。
- マナの低コスト化:6マナ → 5マナへ
- 能力の下方修正:突撃がなくなり、ターン終了時に消える効果がなくなった。
ドルイドを代表するコンボカード。この下方修正により《自然の援軍/Force of Nature》 +《獰猛な咆哮/Savage Roar》
の14点コンボ・通称ロアコンが使えなくなった。
- スタッツの下方修正:体力を4点→2点に変更
ハンター †
- 0マナ→1マナに変更
このカードがオーバーパワーだという評価は余り見受けられなかったが、《大物ハンター/Big Game Hunter》 しかり、大型ミニオンを低コストで除去できる手段がコストアップされた。
ローグ †
- 2マナ→4マナに変更
- ヒーロー&ミニオンへのダメージ→ミニオンのみへダメージに変更
一気に試合を終わらせてしまう系のカードはバランス調整が難しいらしく、これまでいくつものカードが下方修正を受けている。このカードもそのうちの1枚となった。
- 隠れ身に「自分の次のターンまで」という制約が追加
これまでほとんど使用されていなかったカードが突然の下方修正。凶悪なコンボが発見されたのか、それとも予防か。
中立 †
- 2マナ→3マナに変更
沈黙がコストアップ。《スペルブレイカー/Spellbreaker》 のコストは変わらないため、1マナ支払えば+2/+2されることになる。《スペルブレイカー/Spellbreaker》の採用率が増えれば環境はより重く、コントロール寄りになるだろう。
- 突撃→無し
- 体力が2点→4点に変更
アグロの強力な突撃ミニオンがデメリット持ちテンポカードに。《踊る剣/Dancing Swords》と同じスタッツだが、デメリットは更に厳しい。つまり、《踊る剣/Dancing Swords》よりも採用率は低くなるだろう。
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