Zoo / ズー
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この記事は以前ズーとして紹介していた記事を資料として残してあるものです。 |
Zoo(ズー)はウォーロックのアグロデッキ。 (2014-12-16 作成)
レシピ例
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- 左:ベーシック、Kitkatzタイプ
- 中:攻撃型、Hypedタイプ
- 抜いたカード:《凄まじき力/Power Overwhelming》 、《鉄嘴のフクロウ/Ironbeak Owl》 、《クモ戦車/Spider Tank》 x2、《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 x2
- 入れたカード:《闇爆弾/Darkbomb》 x2、《レプラノーム/Leper Gnome》 x2、《フェル・リーヴァー/Fel Reaver》
- 右:即決型、Gaaraタイプ
- 抜いたカード:《ドゥームガード/Doomguard》 x2
- 入れたカード:《レプラノーム/Leper Gnome》 x2
デッキ概要
元MtGプロでありTempoStorm のリーダーRaynadの考案した、安くて強いデッキ。残念ながら《墓掘り人/Undertaker》 の弱体化のあおりを大きく受けたデッキの1つであるが、型にはまったときの圧倒的な強さは健在。
初心者に一番オススメしたいデッキである。
理由はとても安く作れることと、プレイングが簡単なことだ。動きは戦略の項で詳しく説明するが、基本的には出せるミニオンを並べていくだけ。とにかくボードを制圧することを目標にして、その後にヒーローを殴りに行くプレイスタイルとなる。
相性
- 有利:高ダメージAoEを持たず展開力で勝るコンボドルイドには大幅有利 (65/35)。序盤の展開力・除去力で勝るアグロシャーマン、トークンドルイド、ミッドレンジハンター、メックドルイド、コントロールメイジ、デーモンハンドロック、オイルローグには有利 (60/40)。
- 不利:フリーズメイジ、フェイスハンターには大幅不利 (65/35)。AoEや挑発(Taunt)の強いDemon Control Warlock、ハンドロック、コントロールウォリアー、ミッドレンジパラディン、ファティーグメイジ、テンポローグ、ランプドルイド、コントロールプリースト、コンボウォーロックには不利 (60/40)。
長所
- 非常に安価。
- 世界大会でも採用される本格派。レジェンダリー満載のデッキにも勝てる。
- 展開の遅いデッキには圧倒できる。5ターン、6ターンで勝負がつくこともある。
- 一試合が短ければ、それだけたくさん対戦できる。たくさんランクが上がる。
短所
- あまり考えることがないのでコダワリプレイヤーには物足りない所がある
弱点
戦略
第1ターンからミニオンを並べ、どんどんミニオンを展開して、ズラリと並べた圧倒的な数と火力の差で押し切る。
1マナミニオンが強力なのが特徴で、《炎のインプ/Flame Imp》 、《ヴォイドウォーカー/Voidwalker》 、《墓掘り人/Undertaker》 といった強力なミニオンが1ターン目からボードを占領し、アドバンテージを取る。
バフ(Buff)が豊富なことも大きな特徴で、低マナミニオンを敵の中型ミニオンと相打ちにさせ、ボードアドバンテージを大きく稼げる。4〜6ターン目あたりで手札が切れるが、ヒーローパワーでどんどん手札を補充できる。
展開
【序盤】基本はマナを使い切るようにミニオンを出していくだけ。2〜3ターン目は《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 、《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 、《凄まじき力/Power Overwhelming》 でこちらの小さなミニオンの攻撃力を高め、敵の出してきた中型ミニオンを殺す。敵がAoEを持っていることが濃厚な場合、《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 や《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 は割らずに取っておくことも視野に入れる。
【中盤】《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 、《アルガスの守護者/Defender of Argus》 で自軍を強化しながらボードを制圧する。手札が尽きてきたらヒーローパワー。
【終盤】5〜7ターン目あたりで手札を2枚以下にして《ドゥームガード/Doomguard》 をプレイ。《ドゥームガード/Doomguard》 は出すだけで状況が好転する。ミニオンを殴ってもヒーローを殴ってもいい。
《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 をどう使う?
攻撃力がなく、他者の助けがないと動けないNerubian Eggを出すことは一見テンポロスに見える。しかし、バフ(Buff)の豊富なZooなら、彼を攻撃させる手段には事欠かない。他のミニオンと同じように次のターンに攻撃することも十分可能だ。そして、それは大きなアドバンテージを得るチャンスだ。各種バフ(Buff)や《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 と組み合わせることによって、うまくすると敵のミニオンを倒しながら4/4のミニオンを出すことができる。また、ウォーロックならではの割り方として《凄まじき力/Power Overwhelming》 でターン終了時に割るなどの方法もある。
アドバンテージの取り方
- 小さなミニオンに《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 や《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 などで一時的な強化を施して大きなミニオンとの相打ちを狙う
- 手札のない状態で《魂の炎/Soulfire》 を使用し、無料で敵のミニオンを焼く。
- 《墓掘り人/Undertaker》 を育てる。
- Shattered Sun Cleric? 、《アルガスの守護者/Defender of Argus》 で小型ミニオンを中型ミニオンサイズに育てる。
中核カード
- 《魂の炎/Soulfire》 :強力かつ安価な除去。フィニッシュに使っても強いが、Zooではボードアドバンテージを取るために使うのが基本となる。
- 《墓掘り人/Undertaker》 :攻撃力がどんどん膨れ上がる危険なミニオン。アドバンテージが取れると思ったらアッサリと中型ミニオンにぶつけてトレードしてしまってもいい。大型ミニオンともトレードできるポテンシャルを秘めた1マナミニオンだ。
- 《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 :ミニオンをたくさん出すZooとベストマッチ。召喚系断末魔(Deathrattle)ミニオンとシナジーがある。大ダメージを狙うためには出したターンに働かせたい。
- 《ドゥームガード/Doomguard》 :フィニッシャー。手札のない状態で使いたいが、詰められると踏んで5ターン目に召喚する場合もある。
シナジー
☆=オススメ
- ☆《ヴォイドテラー/Void Terror》 :全自動卵割り機。2つ並べれば4/4、3/7、4/4が並ぶという恐ろしい事態に。そこに《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 もいたら……
- ☆《凄まじき力/Power Overwhelming》 :4/6の卵が突っ込んでくる!
- 各種バフ(Buff):「卵の殻」と「対戦相手のミニオン」をトレードできれば儲けもの。
- ☆各種断末魔(Deathrattle):全部で8枚。手元に《墓掘り人/Undertaker》 が1枚来て残りをマリガンした時、2ターン目までにデスラトルミニオンを1枚引ける確率は先攻ならば87%、後攻ならば95%。2枚引ける確率は先攻ならば51%、後攻ならば71%となる。
- ☆《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 :2体召喚の断末魔(Deathrattle)でいきなり2点のダメージ。
- ☆《墓掘り人/Undertaker》 :上の通り。
- 《アルガスの守護者/Defender of Argus》 :蜘蛛を割って、1/1と1/1の真ん中にアルガスを置く。すると簡易トレント の出来上がり。
- 《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 :バフ(Buff)なら何でも相性が良いが、このミニオンなら小さな蜘蛛も2/1に。
マリガン/マッチアップ
苦手なマッチアップ
対Warlock Zoo
- 敵は素早い。序盤から全速力で展開する。
- できるだけ敵のミニオンを倒しまくる。小さなミニオンでも残しておかない。バフ(Buff)が豊富だから、残しておくとこちらの大きなミニオンを殺されてしまう。
- ミニオンを出し惜しみしてはいけない。不利な交換になっても出す。敵は体力を削り切る手段が豊富だから、序盤に傷つきすぎると一気に持っていかれる。
- こちらがAoEを持っているなら、タイミングを見計らう。基本は敵が畳み掛けるように並べたタイミングで出す。
- 序盤はできるだけミニオンで応戦する。すると敵がこちらを圧倒しようと並べてくることがある。そこで打つ。
- 《ドゥームガード/Doomguard》 に対するアンサーをキープしておく。《呪術/Hex》 、《密言・死/Shadow Word Death》 、Execute? ……
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