Savjz Control Priest / サビージ・コントロールプリースト

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レシピ例

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• 左：ベーシック、Savjzタイプ
• 右：プリーストスキル特化型

デッキ概要

序盤のテンポ、確定除去力、全体除去力、ボードコントロール力に優れたディフェンシブなデッキ。パラディンなどコントロール系のデッキを倒すためのデッキであり、本来得意とするアグロにも強い。大の苦手だったハンドロックとも互角以上に戦える。ミッドレンジハンターには大幅な有利。

シャオソウルプリーストを元にしており、よりコントロール力を強めたのがサビージ・コントロールプリースト。

相性

	シャオソウルプリースト
得意	ブラッドラストシャーマンには小型のミニオンを処理し、盤面を作らせないため必勝レベルの有利 (80/20)
有利	サイクルローグには強力な挑発(Taunt)によって有利 (65/35)。メックメイジには有利 (60/40)。テンポメイジには微有利 (55/45)
五分	ミッドレンジパラディン、オイルローグ、コンボドルイド、デーモンハンドロックには五分 (50/50)
不利	コントロールウォリアー微不利 (45/55)。フェイスハンターには不利 (40/60)。ミッドレンジハンターには不利 (35/65)。
苦手	デーモンコントロールウォーロックには大幅不利 (30/70)。
判別法	《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 、《デスロード/Deathlord》 が出たらシャオソウルプリースト。
対策	シャオソウルプリーストはバフ(Buff)が得意なので、できれば盤面にミニオンを残さない。特に《デスロード/Deathlord》 が出たら必ずすぐに処理をする。そして、Lightbomb? を搭載していることを念頭にプレイしよう。

長所

• ミニオンを展開するタイプのほとんどのデッキに五分以上。
• 本来苦手のオイルローグに五分。
  • 軽く強力な挑発(Taunt)、《デスロード/Deathlord》 をバフ(Buff)でさらにタフにすることによって序盤の除去を機能させない。
• コントロールなのでカードゲームの楽しさを満喫できる。

短所

• シナジーが多く、カードの取り扱いが難しい。

弱点

• ミニオンを展開しないフリーズメイジ、ファティーグメイジなど

プレイ動画

Savjzの配信動画　→Twittch - Savjz - 2015-03-18 。（別サイト）

戦略

序盤の優秀なミニオンに《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 を付けて圧倒的なテンポ差を作り、アドバンテージを不動にする。バフ(Buff)をかけたミニオンを回復することでアドバンテージを活かして有利なトレードを繰り返し、差を開いていくのが主な勝ち筋。

《密言・死/Shadow Word Death》 、Lightbomb? と強力な除去カードが2枚ずつ投入されており、さらに《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 によってダメージの上がった《ホーリーノヴァ/Holy Nova》 などボードクリアの力が非常に高いのがキーポイント。こちらのバフ(Buff)ミニオンに対抗して並べてきた所を一気に崩し、弾切れにさせる。

展開

• 【1ターン目】
  • まずボードを奪う。いきなりミニオンを展開する。
  • 《エサゾンビ/Zombie Chow》 、《ノースシャイアの聖職者/Northshire Cleric》 、Gilblin Stalker? を出す。
• 【2ターン目】
  • The Coin 、《デスロード/Deathlord》 はほどんどの場面で限りなく正解に近い行動。手札にバフ(Buff)もあればなおいい。
  • 《闇の教団の使徒/Dark Cultist》 は無理に出さなくていい。
  • とにかく《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 をかけるために場にミニオンを1体は残す。
• 【3ターン目】
  • 《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 。
  • 《デスロード/Deathlord》 への《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 は最高。Ysera(4/12)が3ターン目に出てきたようなもの。どうしようもない。Sapがなければどうしようもないし、沈黙(Silence)がなければどうしようもない。Execute? がなければどうしようもないのだ。(ヒント：けっこうどうしようもある)
  • 《デスロード/Deathlord》 に守られた《ノースシャイアの聖職者/Northshire Cleric》 はハンドアドバンテージをどんどん高めてくれる。
  • なければ《闇の教団の使徒/Dark Cultist》 やその他出せるミニオン。
  • 相手が返しを持っていそうだったら、盤面が取れていてもあえてバフ(Buff)をかけずに《思念奪取/Thoughtsteal》 で選択肢を増やしてもいい。
• 【中盤】
  • 《手動操縦のシュレッダー/Piloted Shredder》 、《オウケナイのソウルプリースト/Auchenai Soulpriest》 、《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》 など中盤の強力なミニオンを出す。
  • 盤面のミニオンにバフ(Buff)をかけ、一方的トレードをする。
  • 《影の狂気/Shadow Madness》 で2:1を狙う。
• 【終盤】
  • Cabal Shadow Priest? 、《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 を出してアドバンテージを得る。
  • Lightbomb? でボードクリア。
  • Shrinkmeister? コンボでアドバンテージ差を開く。
  • 敵の中核カードを《精神支配/Mind Control》 する。
  • 《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 に《密言・死/Shadow Word Death》 をかけて即座に相手の中核カードを奪う動きも強い。

《ドクター・ブーム/Dr. Boom》が出てきたらどうする？

実は、このサビージ・コントロールプリーストは《ドクター・ブーム/Dr. Boom》 の対処にはあまり困らない。対処のしかたが幾通りもあるので、箇条書きで並べておく。

• 皆まとめてLightbomb? で消す。ブーンボットも消える。他のミニオンも消える。あなたのミニオンは残るかもしれない。プリーストのミニオンは体力が高いのだ。
• 《ドクター・ブーム/Dr. Boom》 本体に《密言・死/Shadow Word Death》 。そしてブーンボットをCabal Shadow Priest? で1つ分けてもらう。
• 《ドクター・ブーム/Dr. Boom》 本体に《密言・死/Shadow Word Death》 。そしてブーンボット避けに《デスロード/Deathlord》 を添えておく。
• 《ドクター・ブーム/Dr. Boom》 を《精神支配/Mind Control》
• 《ドクター・ブーム/Dr. Boom》 に《ヴォルジン/Vol'jin》 。場にいるミニオンや《オウケナイのソウルプリースト/Auchenai Soulpriest》 のヒーローパワーで倒す。

アドバンテージの取り方（2:1カード）

カード1枚で2体のミニオンを倒す働きをするカードのことを2:1カードと言うことがある。また、ミニオンを出しながら敵のミニオンを倒すカードも2:1である。2:1カードは状況を選ぶがとても強力だ。このデッキには2:1カードが多く含まれているので、それを解説する。

• 《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 ：アドバンテージの塊。相手が場に出したミニオンを一方的に倒せる。
• Cabal Shadow Priest? は、敵を減らし、味方を増やし、さらに4/5のミニオンを召喚する。(3:1)
• 《ホーリーノヴァ/Holy Nova》 は数体の敵を減らし、味方を回復する。(n:1)
• 《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 ：自身も強力なミニオンでありながら、能力は《精神支配/Mind Control》 。(3:1/敵が全滅していれば1:1)
• 《精神支配/Mind Control》 ：好きな対戦相手のミニオンを1体奪う。究極の2:1カード。（2:1）

中核カード

• 《ヴェレンに選ばれし者/Velen's Chosen》 ：小型ミニオンを中型にして一方的トレード。Gilblin Stalker? は《傷を負った剣匠/Injured Blademaster》 (4/7)に。また《ホーリーノヴァ/Holy Nova》 のダメージを引き上げ、擬似《フレイムストライク/Flamestrike》 に。
• 《ホーリーノヴァ/Holy Nova》 ：ボードクリアにも大量ドローにも。
• 《ノースシャイアの聖職者/Northshire Cleric》 ：大量のドローが期待できるハンドアドバンテージの塊。
• Lightbomb? ：大量の巨人も一発でクリア。
• Cabal Shadow Priest? ：敵の《刈入れゴーレム/Harvest Golem》 や《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》 などを奪って味方に。劣勢を優勢に、優勢を圧倒的優勢に変える3:1カード。ただのイエティ(4/5)として出しても強い。
• 《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner》 ：沈黙(Silence)の的であるシルバナスは、出したターンに《密言・死/Shadow Word Death》 をかけて、敵を奪う動きが強い。ただ、5/5ミニオンとして使いたい時もある（《ヘドロゲッパー/Sludge Belcher》 を潰したい時など）が、その場合は能力を封じられるのを覚悟して使う。相手がプリーストなら、これを《精神支配/Mind Control》 で奪うのが最高にパワフルな行動だ。自分がやられないようにしよう。
• 《精神支配/Mind Control》 ：相手の中核ミニオンを頂戴する。超大型ミニオンならなんでもいいが、プリースト同士のミラーマッチでは《イセラ/Ysera》 を奪うのが基本（《密言・死/Shadow Word Death》 で死なない）。また、敵が《大物ハンター/Big Game Hunter》 を持っていても《イセラ/Ysera》 なら安全だ。Warlock相手なら《ドゥームガード/Doomguard》 、ハンターなら《サバンナ・ハイメイン/Savannah Highmane》 など。相手のデッキの中身を予測できることが大事。

シナジー

《ノースシャイアの聖職者/Northshire Cleric》

• 《デスロード/Deathlord》 ：盾。《デスロード/Deathlord》 を回復する動きは非常に強い動きとなる。
• 《ホーリーノヴァ/Holy Nova》 ：傷ついた仲間の分だけドロー。ノヴァを打つ直前に《ノースシャイアの聖職者/Northshire Cleric》 を出す。

マリガン/マッチアップ

対サビージ・コントロールプリースト

攻撃力1〜2の小さなミニオンは利用されてしまうので状況次第によっては出さない。ミニオンを大量に並べるのは相手のLightbomb? を2回見てから。《精神支配/Mind Control》 が手札にないことを確信するまではキーカードは出さない。

コメント

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