アイスホッケー
カセット画像 | 発売日 | 1985年1月30日 |
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価格 | 4500円 |
このたびは任天堂“ファミリーコンピュータTMディスクシステム・アイスホッケー(FMC-ICE)”をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございました。ご使用の前に取扱い方、使用上の注意等、この「取扱説明書」をよくお読みいただき、正しい使用法でご愛用ください。なお、この「取扱説明書」は大切に保管してください。 |
目次
アイスホッケーの説明書 †
1.ディスクカードを書き換えたキミのためのじょうずなシールのはりかた †
- 1 同封のディスクカード用の四角いシールを1枚、きれいにはがします。
- 2 SIDE AろSIDE Bをよく確かめて、決められた位置に、隅をきちんとあわせてはりましょう。
- 3 もう1枚のシールも同じようにきれいになれば、完成です。
- 4 シールの四隅をもう一度軽く押さえたらOK。
サア、キミもやってみよう!
2.ディスクカードのセット †
- ファミリーコンピュータ本体とRAMアダプタ、ディスクドライブを正しく接続し、本体のパワーをONにするとマリオとルイージが追いかけっこする画面が出ます。出ない場合は、もう一度接続を確認してください。
- ディスクカードの“アイスホッケー”のラベル面を上にして、ディスクドライブにセットし、“NOW LOADING…”という画面が出た後しばらくすると、下のような画面が出ます。
- タイトル画面またはデモ画面が出れば、ディスクカードのセットは完了です。出ない場合はもう一度セットしなおしてください。
3.ゲームの選択 †
- デモ中にSTARTボタンを押すとタイトル画面(セレクト画面)になります。十字ボタンの上下またはSELECTボタンで、1PLAYER GAME(コンピュータと対戦)か2PLAYER GAME(2人用対戦)を選びSTARTボタンで決定します。
- SELECTION
十字コントロールボタン上下 | TEAM | あなたのチームと相手チームを次の6ヵ国から十字ボタンの左右で選びます。JPN(日本)、USA(アメリカ)、POL(ポーランド)、CAN(カナダ)、URS(ソビエト)、TSH(チェコ) 1PLAYER GAME 1あなたのチーム C相手チーム(コンピュータと対戦) 2PLAYER GAME 1PLAYER 2PLAYER |
SPEED | ゲームスピードを1(遅い)~5(速い)の中から十字ボタンの左右で選びます。 | |
TIME | 1ピリオドの時間を(7、10、15)の中から十字ボタンの左右で選びます。 |
- TEAM・SPEED・TIMEが決まれば、STARTボタンを押してください。
- LINE UP
4人の選手の体格を決めます。Aボタンを押すと番号の点滅している選手の体格が変わっていきます。点滅の移動は十字ボタンで行います。やせている選手、普通の選手、太っている選手、それぞれに特徴があります。よく考えてチーム編成を行ってください。
Aボタン | 体格チェンジ |
十字ボタン | 点滅の移動 |
体格 | 細い | 普通 | 太い |
スケーティング | 速い | 普通 | 遅い |
シュート力 | 弱い | 抜群 | |
ボディチェック | 強い | ||
フェイスオフ | 上手 | 下手 |
メンバーが決まれば、ENDを光らせてAボタンを押してください。対戦相手側もENDを光らせてAボタンを押せば、試合開始です。
4.ゲームの遊び方 †
このゲームは、2チームがアイスリング上でパックを相手側ゴールへ入れ合う競技です。1試合は3ピリオドで得点の多い方が勝ちです。3ピリオド終了後、同点の場合にはペナルティショット合戦を行い、それでも同点の場合はゴールキーパー無しで試合を延長します。各ピリオドの開始時には、両チームから1名ずつセンタースポットに出て、パックをスティックで奪い合う<フェイスオフ>を行います。
- ポーズ(一時停止)
試合中にSTARTボタンを押すとゲームが中断され、もう一度押すと再開します。
- コントローラー操作
〔オフェンス(攻撃)〕 十字ボタン 選手の移動/パス、シュートの方向 Aボタン パス/パックの取り合い Bボタン シュート(押している時間と強さが対応) 〔ディフェンス(防御)〕 十字ボタン Aボタン アタック(ボディチェック)/パックの取り合い Bボタン 動かせるプレイヤーチェンジ(パックに一番近い選手に切り替える)/ゴール前の守備固め
- Bボタンの実践テクニック
シュート Bボタンを一定時間押して離すとシュートします。その時間によってシュートスピードが変わります。 フェイント Bボタンをチョン!と軽く押すとシュートのポーズをするだけでシュートはしません。 フェイント 光っている(操作できる)選手をパックに近い人に替えることができます。 守備固め 押し続けていると選手がゴール前に集まり、守備を固めます。
- ルール<アイシング・ザ・パック(ICING THE PUCK)>
センターラインの手前から相手側のゴールラインを超えて流れたパックに相手のチームの選手(ゴールキーパー以外)が先に触れた場合、ゲームは中断されます。そして、パックを流したチームのディフェンディングゾーン(防御)に戻り、フェイスオフで再開されます。
ただし、パックがゴールクリーズを横切った場合や、反則退場者が出て相手チームより人数が少ない場合には適用されません。
- バトルモード(乱闘)からパワープレイ(多人数攻撃)へ!
パックの取り合いはAボタンの連打で行いますが、長びくとまわりの選手が集まって来てバトルモード(乱闘)となります。この時、どちらかの選手がペナルティ(反則)をとられ、一定時間退場になります。この場合の多人数チームの攻撃をパワープレイと呼びます。Aボタンを連打した方がパックを取りやすく、しかも、バトルモードではペナルティがとられにくくなっています。しかし、乱闘をしかけると幾分か不利な判定が下ります。
- 相手チームを自分で編成
すべての対戦国にSPEED5で勝つと、LINE UP画面での相手チームのメンバーを自分で替えられるようになります。
- フリップシュートをマスターしよう
Bボタンで十分パワーをためるとフリップシュートが打てます。宙に浮いたパックは近くにせまった相手をすり抜けていきます。
4.取扱い注意事項 †
- 注意事項を守って、ディスクカードを大切に使って下さい。
ディスクカードの磁気フィルム部分に、指で直接触れたり、汚したり、また傷をつけたりは絶対にしないでください。
シールをディスクカードに貼る場合は、指定位置へ、正しく貼ってください。(誤まった位置へ貼ったり、重ね貼りをすると故障の原因となります。)
直接日光の当る所や、熱器具の側、湿気の多い所には置かないでください。
ホコリやゴミ、チリの多い所には置かないでください。
シンナー・ベンジン・アルコール等の揮発油では、ふかないでください。
磁石を近づけないでください。テレビ、ラジオ等にも磁力がありますので、注意してください。大切な記録が消えてしまうことがあります。
落としたり、踏んだり、強い振動やショックを与えないでください。使用しない時は、必ずプラスチックのカードケースに入れて保管してください。
- ディスクドライブの作動中ランプが点灯している時には、下記のことは絶体にしないでください。
①イジェクトボタンを押さないでください。
②ファミリーコンピュータ本体のRESETボタンを押さないでください。
③ファミリーコンピュータ本体の電源スイッチを切らないでください。
- ディスクシステムが正常に作動しなくなった時には…
ディスクシステムが正常に作動しなくなった時には、テレビ画面に異常を知らせるエラーメッセージが表示されます。下の表を参考にして原因を調べてください。
エラーメッセージ | 内容と対処方法 |
DISK SET ERR. 01 | ディスクカードが正しくセットされていません。 |
BATTERY ERR. 02 | ディスクドライブの電圧が規定値以下です。乾電池を新しいものに交換してください。 |
ERR. 03 | ディスクカードのツメが折れています。他のカードを使うか、ツメの所にテープを貼ってください。 |
ERR. 04 | 違ったメーカーのディスクカードがセットされています。 |
ERR. 05 | 違ったゲーム名のディスクカードがセットされています。 |
ERR. 06 | 違ったバージョンのディスクカードがセットされています。 |
A B SIDE ERR. 07 | 指定と違う面がセットされています。 |
ERR. 08 | 違った順番のディスクカードがセットされています。 |
ERR. 20~40 | ファミコン本体・ディスクシステム・カードを買ったお店か、任天堂へ相談してください。 |
アイスホッケーの裏技 †
- ゲームが始まったら1コンの左とジョイスティックの右を押しながらAを押すとキャラが縮小します。
- タイトル画面で1P、2P共にA、Bを押しながらスタートするとキーパーが消えます。
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