【中級者向け】魔女のカード選択：ＭＰ偏重

《魔法の杖》ですべてを倒す †

・ここで紹介するのは、「魔女のハードⅤくらいから、凄く苦戦してる」という中級者向けのカード選択指針である。
・魔女にとって絶対に必要なのは、ＭＰの確保である。そして実は、ＭＰ確保に偏重するデッキを目指していくと、意外とハードⅦでも（何なら狼王でも）倒せるようになるのだ。
・キーカードは初期デッキに入っている《魔法の杖》。これを最大限に活用する方向でデッキを構築していけば、ストレスなく攻略していくことができる。
・パラメータ成長は「装備枠＞カード削除＞ＨＰ＞＞ＭＰ＞＞アクション」という優先順位。「初期ＭＰ」よりも「戦闘中に獲得するＭＰ」が大事なので、わざわざ進んでＭＰを成長させる必要は薄い。

装備カード †

・魔女でＭＰ偏重のデッキを目指す場合、装備カードはけっこう重要なポイントとなる。装備可能枠も２～３は確保できるとよいし、レア祝福「武器マスター」は格段に攻略難度を下げてくれる。

■最重要カード：《魔法の杖》ＭＰを獲得する時、２ＭＰにつき、１ダメージを与える。
・魔女をＭＰ偏重で攻略する場合、《魔法の杖》は最重要カードとなる。序盤から最終盤にいたるまで、このカードが主なダメージ源となる。
・初期カード以外でも、見かけたら、即ゲットでも問題ない。このカードよりも優先されるのは、魔力カードの《魔力の盾》と、１枚目の《マナ・ストリーム》だけである。

■重要カード：《松明》物理ダメージを与える時、１火属性ダメージを与える。
・「物理ダメージ」とは、属性が示されていないダメージのこと。つまり《魔法の杖》のダメージは物理ダメージである。《魔法の杖》からダメージが発生するたびに、《松明》も追加で１火属性ダメージを発生してくれる。
・火属性は耐性を持つ敵がいることが難点だが、代わりに攻撃カード《火種》、魔力カード《フレイムストライク》でダメージを追加しやすいという大きなメリットもある。

■強めのカード：《霧氷のお守り》《魔女の本》《魔法の石》《隠れマント》
・《魔法の杖》と《松明》には劣るが、どんな魔女デッキでも必ず役立つ装備カード。
・《霧氷のお守り》は、毎ターンのＭＰを確保しつつ凍結付与までしてくれ、おまけに《魔法の杖》のダメージを発生させてくれる。攻守ともに優れる。
・《魔女の本》《魔法の石》は、ノーコストでカードを引ける強力なカード。
・《隠れマント》は、《霧氷のお守り》《魔女の本》《魔法の石》には劣るものの、生存性の低い魔女にとってはありがたい。狼王の初手を１つ削ってもくれる。

攻撃カード †

・ＭＰ偏重でデッキを構築していく魔女にとって、攻撃カードはほとんど無用。わずかに使い道のあるカードもある。

■重要カード：《振り回される杖》魔力カードを１枚引く。ランダムで携帯中のＭＰ消費が５以上の魔法カードのコピーを１枚獲得する。
・攻撃カードと言いつつダメージを出さない、ドロー強化カード。
・ＭＰ偏重デッキでは、魔力カードが大事なため、もし「ＭＰ消費が５以上の魔法カード」がデッキに組み込まれていなくても「魔力カード１枚ぶん」程度の価値がある。
・ＭＰ偏重デッキでは「ＭＰ消費が５以上の魔法カード」をあまり組み込まないことが推奨される。そのため「ＭＰ消費が５以上の魔法カード」を１～２種に絞れば、欲しい魔法カードを引きやすくすることも可能。

■強めのカード：《火種》
・戦闘終了まで、「火属性ダメージ＋２」し続ける効果が強力。
・装備カード《松明》との組み合わせが最高。魔力カード《フレイムストライク》や、初期カード《エレメンタルウェーブ》のダメージも増加するので、腐りにくい。

魔力カード †

・ＭＰ偏重デッキを目指す場合、魔力カードの選定はかなり重要になる。《魔力の杖》との組み合わせが大事なため、「ＭＰの点数が増えること」「魔力カードを多く引けること」が大事になる。

■最重要カード：《魔力の盾》破棄、２（４）ＭＰを獲得する。次のターンまで、１ＭＰで２ダメージをカウンターする。
・ＭＰ偏重に限らず、ハードモードで魔女を攻略する際には最重要となる超強力カード。ＭＰ偏重デッキを組んだ場合には残りＭＰが大量にあるため、このカード１枚で１ターンの間、完全無敵になる。
・このデッキに限らず、魔女デッキなら最優先で入手したいカード。何枚でも確保したい。

■重要カード：《予言》《知恵》《閃き》
・《魔法の杖》でダメージを稼ぐには、とにかく魔力カードを引きたい。そのためカードを引けて破棄されることもない《予言》《知恵》《閃き》の３種の魔力カードは、ただそれだけで強力である。何枚でも確保したい。

■強めのカード：《フレイムストライク》《驚くほどの巻物》《回復の薬》《満腹》
・《フレイムストライク》はＭＰ回復に加え、ダメージを与えつつ、「火属性ダメージ＋１」の効果が残り続けるのが優秀。《松明》と組み合わせるとさらに強力になり、初期カード《エレメンタルウェーブ》のダメージも増やしてくれる。
・《驚くほどの巻物》は、ランダムとはいえ魔法カード１枚がオマケでついてくるので強力。
・《回復の薬》は気休め程度だが、序盤から中盤程度は頼りになるＨＰ回復手段。
・《満腹》は、現在ＭＰが20点以上になってから使えば、《魔法の杖》で10ダメージを与えられるダメージ源になる。そして魔法カード《マナ・ストーム》を現実的に使いやすくなる。

行動カード †

・ＭＰ偏重のデッキ構成の場合、行動カードはさほど重要ではない。そのため、レベルアップの際にアクションを成長させる必要もない。デッキ内のアクション消費量は、合計２以下に抑えるべきだろう。

■重要カード：《魔力の守り》破棄。今回の戦闘に、あなたが消耗するＭＰと同じ数の装甲を得る。
・《魔力の守り》は、魔女が使える数少ない防衛用の選択肢。しかしＭＰ偏重のデッキ構築では、重量級の魔法カードを複数枚は採用しづらいため、シスターが使うときほど強くはない。
・ちなみに《魔力の守り》の効果は重複しないため、２枚目以降は不要。

■強めのカード：《占い》《注目》
・《占い》《注目》せっかく「アクションがあるのだから使いたい」というならば、やはり採用すべきはデッキの安定・高速回転のためのドロー（カードを引く）カードとなる。とはいえ、デッキに１枚あれば十分だ。

魔法カード †

・ＭＰ偏重でデッキを組む場合、魔法カードは《魔法の杖》の活用や、生存のための手段となる。ダメージを与えることは《魔法の杖》に任せることを忘れないようにし、単体で大ダメージを与えるための魔法カードはせいぜいデッキに１～２枚に抑えること。

■最重要カード：《マナ・ストーム》10雷属性ダメージを与える。もし40ＭＰ以上が余るとそれを消耗し、追加でもう１ターン分を獲得する。
※このカードを使用したとき、40ＭＰ以上があれば、40ＭＰを消費する。
・発動すれば最強カード。当然、40ＭＰ貯まる前に手札に来たなら、40ＭＰ以上になるまで我慢して手札に保持すること。
・コストが重すぎるので、デッキに１枚だけあれば十分である。

■重要カード：《邪悪なクリスタル》敵が虚弱を３受ける。
・《魔法の杖》との相性が素晴らしく良い。
・《魔法の杖》や《松明》がデッキに複数組み込まれているなら、すべて並べてから使うと、絶大なダメージを叩き出せる。
・「ＭＰ消費５以上」のカードをこれだけにしておき、攻撃カード《振り回される杖》を使えば、デッキ回転的には素晴らしく効率が良い。

■強めのカード：《風の石》《フロストノヴァ》《霧》
・《風の石》は、序盤の戦闘を手早く済ませることには向いているカード。デッキに１枚だけあれば十分。
・《フロストノヴァ》と《霧》は、魔女の数少ない、高性能な生存用カード。最終盤のボス戦で、とりあえず１ターンは生存できる率が上がる。

祝福 †

・ＭＰ偏重デッキを構築していく場合、魔女が優先すべき祝福も、《魔力の杖》を中心に選定していくことになる。

■重要祝福：「エネルギー抽出」「チーズトラップ」「武器マスター」「竜巻」
・「エネルギー抽出」は《魔力の杖》を誘発する機会が増えつつ、《魔力の盾》や《マナ・ストーム》のためのＭＰも貯められるため、強力である。
・「チーズトラップ」は《魔力の杖》のダメージを増やしてくれ、さらに軽減されやすい《松明》によるダメージも安定して与えやすくなる。
・「武器マスター」は《魔力の杖》の数を増やしてくれるため、デッキが１周し終わった頃には凄まじい与ダメージを実現できる。
・「竜巻」は《魔力の杖》のダメージ量を大幅に増やしてくれる。

■強めの祝福：「隠者の秘薬」「野生の勘」「守護者の石像」
・「隠者の秘薬」「野生の勘」「守護者の石像」は、いずれも生存性の低い魔女を、確実にタフにしてくれる。