ダンジョン生成機能の使い方
ダンジョン生成機能とは
RPGツクールMVの標準機能には、ダンジョンを自動生成する機能があります。
「部屋 or 迷路」「壁」「床」の3通りを設定すると、バリエーション豊かなマップが1瞬で生成することができます。
「迷路」+「壁I(石)」+「石畳A」+オプション「広い通路」
ダンジョン生成機能のメリット/デメリット
●メリット
・マップを短時間で作成できる
初めて作る方や、マップ作りが苦手な人はこの機能を活用することで、制作が楽しくなると思います。
●デメリット
・構造が味気ない
ランダムで生成されるため、どうしても構造が雑になります。
別フロアを意識した意味深な行き止まり、大きな分かれ道の先にどちらかは宝箱、どちらかは先に続く道…のようなことには向いていません。
構造を使ったプレイヤーと心理的なかけひきを楽しむのであれば、手動で作る方が良いでしょう。
ダンジョン生成機能の使い方
(1)プロジェクトを開いたら、F6キーを押下して、イベントモードにします。
(2)左フレームから右クリックでメニューを呼び出し、「新規」(ショートカットキーはEnter)を押下します。
(3)タイルセット、幅、長さなどを設定します。
最初のうちは、下の設定でやってみてください。
例.タイルセット:ダンジョン、幅:20、長さ:20
(4)(3)で新規マップを作成したら、左フレームから右クリック→ダンジョン生成をクリックします(ショートカットキーはCtrl+D)。
(5)タイプは迷路、オプションはチェックをつけず、壁/床タイルをお好みにしたら、OKを押下します。
OKを押下した後の画面
(6)右メニューに移動し、今作成したエリアの上で右クリックでメニューを呼び出し、「新規」(ショートカットキーはEnter)を押下します。
(7)(3)~(6)の手順を飽きるまで繰り返します。
(8)飽きたら、ダンジョンの一番最初のマップに戻り、F5キーかボタンでマップモードに切り替えます。
(9)Bタブの中から穴のタイルを選択し、マップの切り替えポイントに配置します。
(11)終わったら、ダンジョンの一番最初のマップに戻り、F6キーかボタンでイベントモードに切り替えます。
(12)穴タイルの位置で右クリック「イベントの簡単作成」→「移動」(ショートカットキーはCtrl+1)を設定します。
(14)移動先のマップを左フレームで選択し、右フレームで移動先の位置をクリックします。
(16)(12)~(15)を地下2F→地下3Fと設定して、全てのフロアに穴から落ちる移動のイベントを設定します。
ここまで15分で地下31Fのダンジョンができました。
BGM、敵の設定、宝箱、回復ポイント、ダンジョン脱出など調整が必要なことはありますので、楽しみながらやってみてください。
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