ワイルド版低予算テンポメイジ
低コストテンポメイジは、使用する魔素を極力抑えて作ったメイジのテンポデッキである。
キーカードである《フレイムウェイカー/Flamewaker 》がスタン落ちしてしまったためワイルド環境限定である。
レシピ
デッキ概要
メイジ特有のスペルとミニオンのシナジーを狙いながら、序盤から盤面を有利に進めていくデッキ。
《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》、《フレイムウェイカー/Flamewaker 》とスペルによる相乗効果が凄く、ぶん回ったときの勢いはトップクラスである。
ランダム要素を含んだカードが多く、引き運を含めてムラが大きい面を持つものの、基本的にはプレイヤースキルがそのまま反映されやすいデッキと言える。
相性
比較的アグロ寄りの構築なためミッドレンジに強く、コントロールに弱い傾向。
戦略
対アグロ
対テンポ
対コントロール
対OTK
全カード解説
《ミラーイメージ/Mirror Image 》
主に自分のミニオンを守るためのスペル。1ターン目から使うものではない。
《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》や《フレイムウェイカー/Flamewaker 》とセットで使いたい。
ウォリアーなど武器を使うヒーローへの対策カードとしても有能。
《魔力の矢/Arcane Missiles 》
除去用。相手ヒーローの体力が少ない場合を除いて乱用は厳禁。
《フレイムウェイカー/Flamewaker 》によって5点ダメージに。《アジュア・ドレイク/Azure Drake 》でも発射弾数が増える。ミニオンがいないのに使ってはいけない。例外は、相手ヒーローの体力が少なく、《フレイムウェイカー/Flamewaker 》が場にいる時。
《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》
デッキのキーカード1。呪文を1度使うと2/3になる。これは2マナミニオンと同じステータスである。つまり、相手の2マナミニオンを《フロストボルト/Frostbolt 》で除去した時に《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》が2/3になっているなら、2マナ使って除去、さらにマナワームの価値を1マナ上げたので合計3マナ分の働きとなる。これがテンポであり、テンポメイジのゆえん。ちなみに、2回使うと3/3、次は4/3と、呪文を使うたびにこのミニオンの価値は比例して上がっていく。
《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze 》
トーナメントレベルの基本カード。ウォリアー、ハンター、シャーマン、ローグなど武器を使うヒーローへの対策となる。
より汎用性を求めるなら《カルトのソーサラー/Cult Sorcerer 》など他の2マナミニオンと入れ替えても良い。
《魔法使いの弟子/Sorcerer's Apprentice 》
呪文を1マナ安く使える=テンポアップ。場に《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》や《フレイムウェイカー/Flamewaker 》がいる時にバンバン呪文を唱えるために使う。手札をバンバン消耗するので、《魔力なる知性/Arcane Intellect 》を安く使って補充しよう。また、1マナの《ミラーイメージ/Mirror Image 》が0マナになるので、出したターンに使える。《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》を出しておいて、生き残ったら《魔法使いの弟子/Sorcerer's Apprentice 》+《ミラーイメージ/Mirror Image 》は鉄板の強い行動。
《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》
2/1と貧弱なスタッツではあるが、やられた場合1枚ドローを保障してくれる。
3/2の2マナミニオンと相打ちするのが仕事であり、最悪ヒーローパワーで倒されても不利になりづらいのが強み。
《フロストボルト/Frostbolt 》
基本カードの中ではコストパフォーマンスが特に優れているカード。
序盤の除去にはもちろんのこと中盤以降の足止めとしても使え、最後まで腐ることがまずない。
《魔力なる知性/Arcane Intellect 》
中盤以降、手札が少なくなってきたら補充。場にミニオンが出せるのにカードを補充してはいけない。このデッキはテンポを失ったら負けるデッキなので、このカードでマナを失いテンポロスするのは悪い行動。
《フレイムウェイカー/Flamewaker 》
デッキのキーカード2。全ての呪文に盤面攻撃力を追加するカード。このミニオンが活躍することがデッキの勝利条件である。なので、いかにこのミニオンを働かせるか、盤面に残し続けるかが重要となる。つまり、このミニオンはメイジにおける《炎の舌のトーテム/Flametongue Totem 》のようなものだ。
《ファイアーボール/Fireball 》
6点ダメージ。フィニッシュにも除去にも。素晴らしい呪文。
《動物変身/Polymorph 》
《シルヴァナス・ウィンドランナー/Sylvanas Windrunner 》、《ケーアン・ブラッドフーフ/Cairne Bloodhoof 》、《ティリオン・フォードリング/Tirion Fordring 》など厄介な断末魔持ちに対するパーフェクトアンサー。羊にすれば、ン=ゾスでも生き返らない。
《ウォーター・エレメンタル/Water Elemental 》
武器持ちヒーローにとっては恐怖のミニオン。イエティと同数のスタッツを持ちながら強力な能力も搭載している強力カード。タフなボディも魅力。どうしようもなくなったら大型ミニオンに突っ込ませて足止めしてもいい。
《センジン・シールドマスタ/Sen'jin Shieldmasta 》
か弱い優秀なミニオンたちを守る盾。敵のミニオンが彼をタズディンゴしているうちに《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》や《フレイムウェイカー/Flamewaker 》で相手の顔面をタズディンゴしよう。
《アジュア・ドレイク/Azure Drake 》
カードを引かせてくれるミニオンの中ではかなり高いスタッツを持ち、さらに呪文ダメージのおまけ付き。ダメージ呪文の豊富なこのデッキとは相性抜群。
《フレイムストライク/Flamestrike 》
全体除去の代表格。相手はこの呪文を常に頭に入れて動かなければならない、というだけでもプレッシャー。できるだけたくさんの敵に放とう。
《炎の大地のポータル/Firelands Portal 》
このデッキの切り札。相手のミニオンを除去しながら、自分はミニオンを展開するインチキくさい動きがこれ一枚で出来る。
マリガン
- 《マナ・ワーム/Mana Wyrm 》'《酸性沼ウーズ/Acidic Swamp Ooze 》'《魔法使いの弟子/Sorcerer's Apprentice 》《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder 》
序盤から盤面を取りたいため優先的に1、2マナミニオンを加えたい。
- 《フロストボルト/Frostbolt 》
序盤から使える貴重な除去なので常にキープを。
- 《フレイムウェイカー/Flamewaker 》
手札に1,2マナミニオンがあったり後攻(=コインあり)で1マナスペルがある場合はキープもあり。
対アグロ
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