Zoo Season12 / ズー シーズン12
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Zoo(ズー)はウォーロックのアグロデッキ。
この記事は、旧タイプのデッキを資料として紹介するものです。 |
レシピ例
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- 左:ベーシック、TheKamshタイプ
- 右:低コスト型
- 《レプラノーム/Leper Gnome》 → 《エサゾンビ/Zombie Chow》
- Imp-losion? → 《魂の炎/Soulfire》
デッキ概要
展開力、バフ(Buff)に優れたデッキ。「自分のデッキが回る」か「相手のデッキの立ち上がりが遅い」時に勝てる。
ランク戦初心者に一番オススメしたいデッキである。理由はとても安く作れることと、プレイングが簡単なことだ。対人戦というものに慣れていくにはもってこいのデッキである。
相性
ズー | |
得意 | コンボドルイド(65/35)。 |
有利 | コントロールウォリアー、ミッドレンジパラディン、ミッドレンジハンター、テンポメイジ、メックメイジ (60/40)。 |
五分 | オイルローグ |
不利 | ブラッドラストシャーマン (40/60) |
苦手 | デーモンハンドロック、バフプリースト、ファストローグ (30/70)、フリーズメイジ(25/75)、フェイスハンター(20/80)。 |
判別法 | 《炎のインプ/Flame Imp》 、《ヴォイドウォーカー/Voidwalker》 、《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 、《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 が出てきたらズー。 |
対策 | 相手はバフ(Buff)によるボードコントロールを得意とする。ボードコントロールを渡さないよう、序盤からミニオンを展開するか、相手のミニオンをボードクリアしてしまうかして、何とか序盤を乗り切ろう。中盤以降になると弾切れとなり、一気に失速する。 |
長所
- 世界大会でも採用される本格派。レジェンダリー満載のデッキにも勝てる。
- 有名プレイヤーTheKamshが今シーズン(2015-03)レジェンドになった時に使ったデッキである。
- 自分の手札が良ければ勝てる。
- 相手の展開が遅ければ勝てる。
- 考えることが少ない。ゲームに慣れていないプレイヤーでも十分時間が余る。
- 決着が早い。5ターン、6ターンで勝負がつくこともある。
- 一試合が短ければ、それだけたくさん対戦できる。たくさんランクが上がる。
- 非常に安価。
短所
- あまり考えることがないのでコダワリプレイヤーには物足りない所がある
弱点
戦略
基本的には出せるミニオンを並べていくだけ。とにかくボードを制圧することを目標にして、その後にヒーローを殴りに行くプレイスタイルとなる。
1マナミニオンが豊富なのが特徴で、火力の高い1マナミニオンが1ターン目からボードを占領し、アドバンテージを取る。また、バフ(Buff)が豊富なことも大きな特徴である。素早く展開した低マナミニオンの攻撃力を上げ、敵の中型ミニオンと相打ちにさせる動きが強い。4〜6ターン目あたりで手札が切れるが、ヒーローパワーでどんどん手札を補充できる。
展開
- 【1ターン目】
- 1マナミニオンを出す。
- 《炎のインプ/Flame Imp》 、《ヴォイドウォーカー/Voidwalker》 、《ゼンマイ仕掛けのノーム/Clockwork Gnome》 、《レプラノーム/Leper Gnome》 、《エサゾンビ/Zombie Chow》 を展開する。
- 《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 はできれば取っておく。
- 【2ターン目】
- 出せるミニオンを出し、できればマナを使い切る。
- 《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 、《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 、《反響ウーズ/Echoing Ooze》 、《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 、《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 を出す。
- 《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 は効果的に使えなければ取っておく。
- 【3ターン目】
- 《刈入れゴーレム/Harvest Golem》 を出す。
- 《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 、《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 、《凄まじき力/Power Overwhelming》 で低コストミニオンの攻撃力を高め、敵の出してきた中型ミニオンを倒す。
- 敵がAoEを持っていることが濃厚なマッチアップの場合、《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 や《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 は割らずに取っておくことも視野に入れる。
- 2ターン目に《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 を出していたら、《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 を出して《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 を敵のミニオンにぶつけて割り、《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 で2点ダメージを投げるコンボを狙う。
- 【4ターン目】
- 《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 、《アルガスの守護者/Defender of Argus》 で自軍を強化しながらボードを制圧する。
- ボードに《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 が残っている場合、Imp-losion? で敵ミニオンを除去しながら自軍にミニオン展開、さらに《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 でダメージを投げるという3アドバンテージコンボを狙う。
- 手札が尽きてきたらヒーローパワー。
- 【5ターン目】
- 《ロウゼブ/Loatheb》 。ボードアドバンテージがこちらにあるなら《ロウゼブ/Loatheb》 は非常に効果的。
- 《ロウゼブ/Loatheb》 をもっていなくて手札が2枚以下なら《ドゥームガード/Doomguard》 。《ドゥームガード/Doomguard》 は出すだけで状況が好転する。ミニオンを殴ってもヒーローを殴ってもいい。
- それらがないならミニオンを展開してボードアドバンテージを高める。
- 手札が尽きてきたらヒーローパワー。
- 【6ターン目以降】
- 《凄まじき力/Power Overwhelming》 や《魂の炎/Soulfire》 でバーストダメージを高めてフィニッシュ。
- 相手を倒しきれないならヒーローのライフを削ることは後回し。ヒーローパワーとバフ(Buff)を駆使してボードアドバンテージを高めることが第一。
《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 をどう使う?
攻撃力がなく、他者の助けがないと動けないNerubian Eggを出すことは一見テンポロスに見える。しかし、バフ(Buff)の豊富なZooなら、彼を攻撃させる手段には事欠かない。他のミニオンと同じように次のターンに攻撃することも十分可能だ。そして、それは大きなアドバンテージを得るチャンスだ。各種バフ(Buff)や《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 と組み合わせることによって、うまくすると敵のミニオンを倒しながら4/4のミニオンを出すことができる。また、ウォーロックならではの割り方として《凄まじき力/Power Overwhelming》 でターン終了時に割るなどの方法もある。
アドバンテージの取り方
- 小さなミニオンに《鬼軍曹/Abusive Sergeant》 や《凄まじき力/Power Overwhelming》 、《ダイアウルフ・リーダー/Dire Wolf Alpha》 、《ダークアイアンのドワーフ/Dark Iron Dwarf》 で一時的な強化を施して大きなミニオンとの相打ちを狙う
- 手札のない状態で《魂の炎/Soulfire》 を使用し、敵のミニオンを焼く。
- 《アルガスの守護者/Defender of Argus》 で小型ミニオンを中型ミニオンサイズに育てる。
中核カード
- 《魂の炎/Soulfire》 :強力かつ安価な除去。フィニッシュに使っても強いが、Zooではボードアドバンテージを取るために使うのが基本となる。
- 《墓掘り人/Undertaker》 :攻撃力がどんどん膨れ上がる危険なミニオン。アドバンテージが取れると思ったらアッサリと中型ミニオンにぶつけてトレードしてしまってもいい。大型ミニオンともトレードできるポテンシャルを秘めた1マナミニオンだ。
- 《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 :ミニオンをたくさん出すZooとベストマッチ。召喚系断末魔(Deathrattle)ミニオンとシナジーがある。大ダメージを狙うためには出したターンに働かせたい。
- 《ドゥームガード/Doomguard》 :フィニッシャー。手札のない状態で使いたいが、詰められると踏んで5ターン目に召喚する場合もある。
シナジー
☆=オススメ
- ☆Imp-losion? :Imp-losion? で敵ミニオンを除去しながら自軍にミニオン展開、さらに《ナイフ・ジャグラー/Knife Juggler》 でダメージを投げるという3アドバンテージコンボ。
- ☆《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 :特攻&2連ナイフ。
- 《反響ウーズ/Echoing Ooze》 :2/3挑発(Taunt)が2体に。
- 《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 :蜘蛛を割って、1/1と1/1の真ん中にアルガスを置く。すると簡易トレント の出来上がり。
- 《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 :挑発(Taunt)が付くので相手は卵を攻撃しなければならない。
- Imp-losion? :インプが2/1になって特攻してくる。強化されたインプが破壊されれば、その隣のインプも強化される。
- 《呪われた蜘蛛/Haunted Creeper》 :小蜘蛛 も強化される。
- 《ネルビアンの卵/Nerubian Egg》 :割ることができる。「卵の殻」と「対戦相手のミニオン」をトレードできれば儲けもの。
- ☆《凄まじき力/Power Overwhelming》 :4/6の卵が突っ込んでくる!
- 各種バフ(Buff):「卵の殻」と「対戦相手のミニオン」をトレードできれば儲けもの。
マリガン/マッチアップ
苦手なマッチアップ
対Warlock Zoo
- 敵は素早い。序盤から全速力で展開する。
- できるだけ敵のミニオンを倒しまくる。小さなミニオンでも残しておかない。バフ(Buff)が豊富だから、残しておくとこちらの大きなミニオンを殺されてしまう。
- ミニオンを出し惜しみしてはいけない。不利な交換になっても出す。敵は体力を削り切る手段が豊富だから、序盤に傷つきすぎると一気に持っていかれる。
- こちらがAoEを持っているなら、タイミングを見計らう。基本は敵が畳み掛けるように並べたタイミングで出す。
- 序盤はできるだけミニオンで応戦する。すると敵がこちらを圧倒しようと並べてくることがある。そこで打つ。
- 《ドゥームガード/Doomguard》 に対するアンサーをキープしておく。《呪術/Hex》 、《密言・死/Shadow Word Death》 、Execute? ……
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「尽きぬ力は素晴らしい。尽きぬ理解はまして得がたい」
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