Grim Patron Warrior Season18 / グリムパトロンウォリアー シーズン18
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グリムパトロンウォリアーはウォリアーのコンボデッキ。
この記事は、旧タイプのデッキを資料として紹介するものです。 |
レシピ
左:スタンダード(9月18日現在のトーナメントで最も標準的なデッキリスト。引用元 )
右:Xixoタイプ(Xixoはこのデッキリストで9月にNAとEUで#1レジェンドになった。引用元 )
デッキ概要
爆発力に優れたウォリアーのコンボデッキ。30点を超えるバーストダメージを持ち、コンボが始まると手がつけられない。有利なマッチアップが非常に多く、相性的に不利なマッチアップでも《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》 によるバーストダメージで逆転が可能なため、2015年7月現在の環境ではトップクラスのデッキパワーを持つ。
2015年10月20日のパッチで、デッキの要となるミニオンWarsong Commanderの能力が変更され、大幅に弱体化した。(詳しくはWarsong Commanderのページ参照)
相性
戦略
序盤は武器で除去をしたり、低コストのミニオンを出して凌ぐ。Battle Rageで大量ドローしたり、とにかくドローを重視してキーカードを揃え、8ターン目あたりでコンボで一気にボードを逆転させる。
ドローは《デス・バイト/Death's Bite》 やWhirlwind? で除去しながら《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》 やBattle Rage で引いたり、《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder》 やGnomish Inventor? でキャントリップする。
展開
- 【序盤】(1~3ターン)
- 《烈火の戦斧/Fiery War Axe》 で敵ミニオンを除去。
- 《鎧職人/Armorsmith》 、Unstable Ghoul 、《戦利品クレクレ君/Loot Hoarder》 。
- 《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster》 で敵のミニオンを除去しながら2/2召喚。
- 《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》 を素出しして育てる。
- 【中盤】(4~7ターン)
- 《デス・バイト/Death's Bite》 で敵を除去。
- Execute? で敵の中核ミニオンを破壊。
- Whirlwind? 、《デス・バイト/Death's Bite》 の全体ダメージと《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》 、Battle Rage で大量ドロー。
- Gnomish Inventor? でドロー。
- 《ソーリサン皇帝/Emperor Thaurissan》 を出してコンボカードのコストを下げる。
- 【終盤】(8ターン~)
- 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 コンボ。
- 《デス・バイト/Death's Bite》 を使っておいて、すぐに断末魔(Deathrattle)が起動できる状態にしておくのが望ましい。
- 盤面に攻撃力2以下のミニオンがいるなら一掃できる。
- ボードに《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 が残るなら、次のターンにBattle Rage を使用して一気にカードを引く。もし大量ドローができれば勝ちは近い。
- 《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》 コンボ。
- 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 コンボ。
重要ポイント
グリムパトロンウォリアーは最高レベルのデッキパワーを持ちながら、ランク10前後ですら勝てないプレイヤーも多く、それはプレイミスによるものである。
簡単だが、守るべきポイントを解説する。
● Acolyte of Painで2枚ドローする
単に場に出すと一撃で倒されて1ドロー、もしくは直接破壊でドローできないことがある。
後者は事故なので諦めてもいいが、それでも最低1ドローは確定させておくべきだし、前者は絶対に避けるべき。
つまり相手のミニオンの攻撃力が3以上のときに出すのは控える。
Inner Rageを使ってドローし、相手のミニオンと相打ちで2ドローなどが理想。
Inner Rageはコンボパーツだが代用は可能。しかしGrim PatronやWarsong Commanderが手札になければどうしようもない。
● Emperor Thaurissanは出せるときに出すではなく、コンボパーツに使う
6ターン目に出すのもいいが、マナコストを下げきるべきカードはGrim PatronとWarsong Commanderである。
例えばWhirlwindも強力なコンボパーツなので優先度が高そうに見えるが、上記3枚より優先度は低い。
(相手がたくさんミニオンを並べていればGrim Patronを増やすことは容易である。このように状況で分かれるパーツは優先度が低い)
次にFrothing Berserkerの優先度が高い。この3枚は同時に出すにはマナが足りないが、どうしても同じターンに出したい場合がある。
無駄に皇帝を切ってしまうと3枚同時展開の可能性はゼロになってしまい、バーストダメージがぐっと下がる。
特にコントロール相手ではどれだけ展開されても一掃されるリスクがあるため、可能な限りコンボパーツを抱えて皇帝を出し、OTKを狙おう。
● Executeは1マナ、Slamは2マナのカードと理解する
Executeは1マナのカードなので、相手の2マナのミニオンを倒せば十分である。他のカードで1点を与える必要があるが、このデッキは1点を与える手段が非常に豊富。
Slamとのコンボを待っていたり、弱いミニオンだからと放置すると、結果的に不利な状況になることが多い。
同じくSlamも体力3以上に撃ちたいから温存しているプレイヤーがいるが、逆に聞くが残ったミニオンを処理する手段があるのか? ということである。
2点与えて1ドロー、カードは減らないが敵は倒せない。これでは相手のミニオンはいつまでたっても残り、ライフが持たない。
体力2以下のミニオンでも、生かしておくとライフをごっそり持っていかれるならさっさと始末してしまおう。
● ミラーマッチでは相手より早く動く
このデッキのコンボパーツは基本的に相手の盤面にも影響が出るため、先に展開すれば相手のスペルでもGrim Patronが増えることになる。
そもそも大量のGrim Patronに対抗することを考えていない場合が多く、早い話が先にコンボを決めれば勝てるようになっている。
メジャーなデッキのためミラーマッチも多い。相手がパトロンだと分かったら、相手より早く動くことにしよう。多少コンボが弱くGrim Patronが3~4体にしかならなくとも、十分だったりする。
コンボ解説
ここではコンボパーツを詳しく解説する。
速攻パーツ
- Warsong Commander? :下の2種類のバーストダメージミニオンを起動させるエンジン
バーストダメージミニオン
- 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 :Whirlwind? でもダメージアップ。
- 《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》 :Whirlwind? 、《デス・バイト/Death's Bite》 と好相性。
ダメージ倍増パーツ
- Inner Rage :どちらとも相性の良いパーツ。コスト0。ダメージ4または5アップ。
- 《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster》 :Inner Rage と同じだがコスト2。ダメージ5アップ。
- Whirlwind? 、《デス・バイト/Death's Bite》 :《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 のダメージ6アップ。《泡を吹く狂戦士/Frothing Berserker》 は攻撃力が10以上になることも多々。
OTKコンボ
ここでは1ターンで大ダメージを与える「1ターンキルコンボ」(OTKコンボ)を紹介する。
Grim Patron
- Warsong Commander? + 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 + Inner Rage + Inner Rage + 《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster》 :10マナ5枚で23点ダメージ。
- Warsong Commander? + 《ぐったりガブ呑み亭の常連/Grim Patron》 + Inner Rage + Inner Rage + Whirlwind? :9マナ5枚で22点ダメージ。
- 事前に《デス・バイト/Death's Bite》 を使用できる状態にしておけばさらに10点追加される。(攻撃4点、パトロン2体)
《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》
- 《グロマッシュ・ヘルスクリーム/Grommash Hellscream》 + Inner Rage + Inner Rage :8マナ3枚14点ダメージ。
- 最近は投入されていないことが多い。各カードとのシナジーは高い。
注意点
- 90秒以内に攻撃が完了しない場合もあるので、行動するターンを決めたら素早くカードを使い始めること。
マリガンガイド
- 《烈火の戦斧/Fiery War Axe》 、《デス・バイト/Death's Bite》 、《残酷な現場監督/Cruel Taskmaster》 、《苦痛の侍祭/Acolyte of Pain》 。武器で序盤のミニオンを蹴散らしたい。
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